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新たな出会い

気分が落ち着いて最初に思ったことはまず食糧の確保だ。

我ながら順応性は高いと思う


私は食糧確保のため村を探そう家、いや小屋から出た。

私の山小屋前には道がと思っているのでその道をひたすら歩いた。20kmくらい歩いたところでふと1人の男性とすれ違った。その男性はおかしく山を降りて村の方に向かうのではなく、私が今来た道を、山の奥に向かって歩いて行く。私は登山者かなと思ったものの修行着のような服に下駄を履いており、あまりにも登山者には見えない

不審に思った私は興味本位でその人の後をついて行った。つけて40分くらいしたあたりで突然彼の姿が見えなくなった。見えなくなったというのは表現が正しくないかもしれない...私はずっと彼をおっていたのだから


彼は急に道から外れ山に登りだした。そして突然消えたのだ。目の前からパッと

私は急いで彼のいた所まで行く。だが何もないあるの雑木林だけ


私はそこで微妙の魔力反応が出ていることに気づいた。

冷静に魔力を探る。すると、外からは林に見えてるけど道が続いていることに気づいた

私はその壁に魔力を流し込み、結界の中に入った


中に入ると頂上が見えないくらい長い階段がつ続いている

左右を見ても雑木林、なのに何故かここだけ夜の中に蛍が待っているかのようなうっすら明かりがさしている

なんて神秘的なんだろう...とても綺麗で静かでまるで外界から隔離されたかのような穏やかな空気が漂っていた


あの日幼き私には1000段にも見えた頂上え伸びる階段を上る

私の前を歩いていた彼の姿は見てない。もう登ってしまったのだろう

私は一段一段登り始めた。だが幼き私には一段一段がかなり過酷だった。

大人でも苦労すると言われているその階段は後に私が入る家門の第2試練だった

※ちなみに第1試練はさっきの魔力結界


幼き私は生きることに必死だったため上るしか無かった。後から聞いた話では家門入団者の大抵のやつがあの階段で諦めるんだそうな


私は階段前に立ち1つ上の階段に手をおく、次の階段は自分の首くらいまである

そう1段1段が100cm出できているのだ

あの日の私にはかなりきつい階段だった。階段を登れば登るほど重力が増してる気がする


はじめは、前に手をついて懸垂の要領で上がり足をかけ登っていたものの、50段目につくことろにはいつくばるように登っていた


まる2日かけて登り切った頂上には鳥居みたいな門が立っているだけ

明らかにその間に魔力結界がはられているのは分かったが、第1試練の時のように中が見えない


しかも第1試練の時より魔力結界の質が上がっている

第1試練の魔力結界はただ周りから見えなくするというものだったが、これは外敵対策の魔力結界だ


だが私には効かない。私はこの程度も抜けられないほどやわに育てられた覚えはない


するりと抜けたその先に天霧寺は存在した


鳥居をくぐり抜けた私の前に1人の男の人立っていた。私はまさか目の前にいると思わず声にならない悲鳴を上げた。それが私と紅德の最初の出会いだった

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