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「新盆六つ」

作者: 詩織




新盆に彩りそえる立ち葵



...................




今年は 新盆が六つ



俗世に帰依する魂が六つ


牛の背に揺れて揺られて


どの辺りまで帰って来やった…




ぼた餅が ちっとばかし大きいけど笑わんでな



あんたみたいに上手く包めん(笑)



餡子 足して足して 白い(まま)見えんように包んだら大きゅうなってた…



のり巻きも(いびつ)

オバちゃんのようにはいかへんな具が多いんかな?



胡瓜 今年は食べきれんほど貰えんよ、おじちゃんの息子さん一生懸命畑仕事やってるけど巧く生らんみたい。 草ぼーぼーにせいへんだけ良しとしよう。




こないだまで また胡瓜キターって、オシッコが胡瓜臭いって冗談言ってたんに


無くなると寂しいもんやな…



おじちゃんお土産は胡瓜よろしく。



三途の川の岸辺うなって畑してそう



閻魔さまとモロキューで乾杯なんてな…





「お帰りなさい。」




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― 新着の感想 ―
[良い点]  今日の夕方、妻の実家に行き送り火を焚きます。  すでに両親は亡くなり空き家となっていますが、ご先祖から継がれてきた仏壇があるので、帰っているご先祖様の魂を再び送ることになります。  迎え…
[良い点]  おおッ、この作品の活動報告で沖崎先生が一本書いてるじゃないですか!?(お盆帰り?)  いやあ、爺と婆がぼた餅食ってるだけなのに相変わらず気持ち悪いですね(褒め言葉)  お二人とも忙しいな…
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