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短編 86 君と夜風と花束と カグヤ編

作者: にょこっち


 君と夜風と花束と、のカグヤ編です。オムニバスの一編ですね。前書いた時から結構経ってて、ラビちゃん編とは全然違うテイストになってます。


 ……違い過ぎじゃね?




 私は道を失った事がある。


 それなりに才能に溢れていた私はそれなりに美人でもあり、それなりに上手くやっていた。


 でも私が踏み込んだ世界は『それなり』では生きていけない厳しい世界だった。


 それを理解したとき、私は自分の目指すものを見失った。


 元々そんなものは無かったのかもしれない。


 私はずっとそれなりにこなせていたのだから。


 ずっと『それなり』でやっていけると本気で思っていたのだから。


 そんな時に私は彼の歌を聞いた。大学のコンサートでたまたま聞いた。


 ただ一言。


『惚れた』


 彼の歌に私は心を奪われた。彼に、ではない。彼の『歌』に私の心も体も芯まで惚れてしまったのだ。


 それからの私は真剣に生きるようになった。持てる全てを使って私は生きることにしたのだ。


 この美貌も。


 この肉体も。


 この才能も。


 その全てを磨きあげた。


 才能はあまり優れてはいなかったが、その分、死ぬほど努力した。生まれて初めて本気で努力して自分を磨いた。


 その甲斐あって、私は一端の歌手となった。


 それでも世間ではギリギリ一流になるかならないか。


 彼の隣に立つにはあまりにも力不足。


 私の目指すものはいつしか彼と共にステージに立つこと、になっていた。


 努力したから分かる。私と彼との圧倒的な差が。死ぬほど切磋琢磨したから分かるようになったのだ。それでも私はあの人と歌いたい。あの人に認められたい。


 少しでもあの人に近付くために私はステージに立つ。


 憧れの人のいるお店……キャバレー『十六夜』のステージに。




「で、私のステージはどうだったかしら?」


 ステージで歌い終えたあとバーで聞いてみた。バーには二人のバーテンダー。客は無し。今日は私の採用試験。


「うーん。エロい。エロが立ちすぎてる。歌は良いんだけど、とにかくエロ過ぎて……いや、すごくキャバレー的にありなんだけど……うーん」

 

 私の目指す人。その人の評価は辛辣で容赦がない。女の魅力を磨きすぎたのは確かにやりすぎだったかもしれない。ナンパが絶えない生活は結構大変なのだから。


「君自身の手応えはどうなんだい?」


 憧れの人の隣に立つ初老のバーテンダーが話しかけてきた。彼はこのキャバレー『十六夜』の支配人。いつもはバーテンダーとしてバーに立っている優しそうなおじいちゃんだ。今日は彼が私の面接官でもある。


「あら、私はいつでも全力よ?」


 キャバレー『十六夜』で歌えるかどうか。今日はその試験の日。手抜きなんて有り得ない。全力でも届かない。そう思ってここに来た。それでもここで働く事は出来そうではある……かな? 手応えはあったけど。


「うーん。少し出力を落としてみよう。色気の出力な。今だとエロ過ぎてそういう風にしか見れない。せっかく良い腕してるのに、それじゃあ勿体ないだろ?」


 あの人の評価に私は小躍りしたくなるのを必死に抑えた。認めてくれた。今の私を彼は認めてくれたのだ。


「これも私の魅力なんだけど?」


 少しだけ胸を上げてみせる。分かりやすく動揺する男に私の中の女が快哉をあげる。


 もっと見て。私の全ては貴方のものなのだからと。


 憧れの人は本当によく見ていた。今はバーテンダーとしてこの店に立っている彼だが、その眼は本物と言われている。


 噂で聞いた。何人もの人が彼に潰されたと。多分本当の事なのだ。彼の評価はとても正確。プロを標榜する人に欠点を突き付けると大概は喧嘩になる。プロならば自覚ぐらいはしているものだ。自分の欠点は当然に。


 それを他人、それも一度歌を聞いた程度で完全に看破されると普通に凹む。プロでも凹む。噛みつかないと自我を保てないぐらいに。


 私は逆に嬉しく思う。


 看破されて嬉しくなる。誇らしくなる。あなたに見てもらうために私はこうなったのだから。だからもっと見て欲しい。私の全力を。私の全てを。


「それは切り札に取っとけ。色気は玉に魅せるのが効果的。その分、声に色気を込め……過ぎないようにしてくれ。客が狂う」


「あら、つまんない。でも分かったわ」


 私の全てを知るのは貴方だけ。今はそれでいい。まだ貴方に並び立てないのは自分でも分かってる。


「しかし本当にうちの店に来てくれるとはねぇ。君なら他のお店でも引く手あまただったでしょうに」


 マスターがにこやかにそう言ってくれる。私も素直に嬉しいと思う。それだけ認められているということなのだから。


「ステージが夜だけ。それもこっちのスケジュールに合わせてくれる。日中は束縛されない。中々こんな好条件は無いもの。クモハチだってそうでしょ?」


 本当の事は決して言えない。貴方がここにいるから私はここで歌いたいなんて。彼の名を呼ぶだけで私は…………なんでクモハチなのかしらねぇ? 変な芸名よね。


「日中束縛されないのは本当に助かる。他の所だと結構なんだかんだで呼び出し掛かるからな。まぁ俺はバーテンダーだからそうだったのかも知れんが」


 髭面のバーテンダー、クモハチが頬をかく。立派な体躯に厳つい顔。彼が稀代の歌手とは到底見えない。


 彼の本職は俳優。色々な映画やドラマに悪役として出演してるプロの……悪役俳優だ。時代劇ではすぐに切られて死ぬのでわりと有名。立派な体格なのにすぐに死ぬ。シュールを越えたなにかに何故か笑いがこみ上げる。


 日本のアクション映画でも彼はちょくちょく現れる。そして明らかにひょろいイケメン俳優によってあっさりと撃退されるのだ。それもまた笑いを誘う。それを楽しみにするコアなファンが結構な数でいるという。私も何となく分かる。


 髭面でムキムキなのに若手アイドルのひょろいパンチで見事な程に吹っ飛ぶのだ。役者だなぁと毎回感心してしまう。


 今はバーテンダーとしてここに立つ男。なんで歌手じゃなくて俳優をやっているのか疑問しかないけれど。憧れの人が悪役やってて、しかもここのバーテンダーをしていると知った時の私は随分とたまげたものだ。


 噂は聞いていた。


 厳つい顔をした流しの男性歌手の噂は。


 日本各地の盛り場で出没情報があったから正確な位置が全く掴めないツチノコのような存在のその男。でもその歌を聞いたものは人生が変わる。それはこの業界でも話題になるほどだった。


 誰もそれが悪役としてテレビに出てる髭男だとは気付けなかったけど。


「で、おやっさんは大丈夫なのか? 俺もこの人には是非この店に来て貰いたいんだけど」


 どうやら私は合格出来たようだ。必要とされてすごく嬉しい。表面には決して出さないけど。それは私がもっと腕を磨いてから。


「僕は基本的に誰でもウェルカムだからねぇ。クモハチ君が厳しすぎてみんな居なくなっちゃったし」


「……面目ない」


 バーテンダーの巨駆がほぼ九十度に折れ曲がった。キャバレー『十六夜』で大量解雇。そんな噂を聞き付けて私はここに来たのだ。噂は噂では無かった。歌手が軒並み辞めていた。バンドも居なくなっていた。


 今回の面接試験も伴奏なしの独奏だったのだ。キャバレーなのに。ステージで一人歌うのは確かにハードル高めだろう。


 普通に考えるならこの店は終わりだ。


 でもここには『彼』がいる。それだけでこの店は伝説となれる。マスターが余裕を見せているのはそういうこと。普通なら真っ青になるものだ。歌手とバンドが居ないキャバレーなんて。


 ……多分キャバレーと呼べないわね。


 それでもマスターはにこやかだった。

 

「まぁそういうお仕事をクモハチ君に頼んだからねぇ。僕の伝で、あと何人か来る予定でもあるから」


「せめてピアニストは欲しいよなぁ。まさかみんな辞めるとは思わなかった。いや、本当に」


「クモハチ君は痛いところを突くからねぇ」


「みんな忌憚無く言ってくれって言ってたのに……」


 髭面強面のバーテンダーが凹んでいた。社交辞令はあまり得意では無さそうねぇ。


「プロが面と向かってヘタクソ、なんて普通は言われないからねぇ。僕も笑っちゃったし」


 ……すごい会話だわ。ここは一応一流に属するキャバレーだった。ここにいた歌手とバンドも一流揃い。


 それをヘタクソと言える胆力。そして言い切れるだけの実力者。


 キャバレー『十六夜』大量解雇事件。店がヤクザに乗っ取られた事件だと業界は考えていた。流しのバーテンダーが歌手とバンドを追い出して居座ったと。


 私は常にアンテナを張っていたから気付けた。


 彼だ。ツチノコだ。多分彼かなぁ? とりあえず行ってみよう。いたー! 抱いてー!


 そして今に至る。私は幸運だったのだ。初めての出会いから何年も経ってようやく彼に出会えた。それも歌手として。一番見て欲しかった人にようやく自分を見せられたのだ。今は幸せすぎて腰が抜けそうでもある。膝は既にガクガクだ。座って誤魔化すしかない。


「でも、しばらくは開店休業かなぁ。歌姫だけのステージって……」


 髭面バーテンダーがため息をついた。


 あら? ひょっとして……私はお呼びでない感じになるのかしら。


「クモハチ君もステージで練習出来るねぇ」


 あらあらあら!? それは是非とも聞かせてもらわないと!


「……はぁ。しばらくは自分もこっちですねぇ。オーディション全滅でしたし。なんでかなぁ。事務所の社長も半年は我慢しろと言ってきてますし」


 あら? 何か不穏な気配を感じるわ。圧力かしら。よくあるのよね、この業界。誰かを怒らせると仕事が取れなくなるって。大体がやっかみだったりするから本当に困るのよねぇ。


「この前の映画。主人公より目立ってたのが悪かったんだねぇ」


 マスターの軽い口調に少し引いた。


「いつものようにチョイ役だったんですけどねぇ。出てきて五秒で死んでますし。台詞も無いし」


「主人公よりも厳つくて威風堂々。なのに瞬殺されてたら違和感しかないよ。あれは監督のイタズラかな」


「撮影現場も、みんな笑ってましたしね」


 謎は解けた。二人とも笑ってる。それで良いのか? と私でも思ってしまう。


「ねぇ、クモハチさん? なんでそこまで俳優に拘るのかしら」


 私は聞いていた。


 彼ならば、あの歌を歌える彼ならば、どんな楽団でも、どんなステージでも引っ張りだこになるだろう。俳優としては……確かにそこそこに……多分知らない人は居ないぐらいに有名な悪役ではあるんだけど。


 ……あら? 俳優としての方が確かに有名ねぇ。あらあら?


「いやいや、俺は本業俳優だからね? 玉に歌うのは……まぁレクイエムみたいなもんなんだよ。月に一度は歌っとかないと、化けて出そうな奴がいてな」


 髭面のバーテンダーから少し悲しそうな、そんな気配が漂っていた。


「そう……なの? えっとごめんなさい」


 私は彼の傷に触れてしまったのかも知れない。彼の過去は謎に満ちている。誰も彼の過去を知らないのだ。私が彼を最初に見た大学のコンサートの時も『代打』であったと後に聞いて、たまげたのを覚えている。


 彼はどうして歌手ではなく俳優に拘るのか。答えはここにあったのだ。


 ……あれ? なら歌手になってた方が合理的よね? あらー?


 どういうことなのー? 謎だらけよー?


「もういい加減に奴も成仏してるはずだから大丈夫だよ。俺も大丈夫。だから俺も歌う必要は無いんだけど……今は仕事が無いからなぁ」


「才能を放っておくのも勿体無いからねぇ。クモハチ君もここでは月に一度は必ずステージに立ってもらうよ? 何せみんなクビにしちゃったし」


「ぐっ! お、おやっさん……まさか……」


「ふっふっふ。僕も君のファンだからねぇ」


 なるほど。ようやく腑に落ちた。悪い笑みを見せるマスターの顔でようやく。


 キャバレー『十六夜』の支配人は『彼』を迎える為に自らの店の歌手とバンドを全て捧げたのだ。


 おかしいと思っていた。


 今も稼働している数少ないキャバレーの中で一流と言われている『十六夜』である。業界でもここの名はかなり大きい。


 その一流のキャバレーがいきなりの大量解雇。落ち目とか廃業とか陰口はすごかったけど……これは彼をここで歌わせる為の準備だったのだ。


 ……マスターすごい。思いきりが良すぎる。切られた人達は……まぁいいわね。


「私もクモハチさんのファンなんだけど」


 私だって負けられない。


「なんか張り合ってる!?」


「クモハチ君も諦めなさい。君の噂を聞き付けて多くの人がここに来るだろう。面接、よろしくね?」


 マスターは良い笑顔だった。なるほど。裏社会の大物と噂されるだけの事はある。表ですごく有名な人なんだけど、みんな分かってて噂をしてるのかしら。


「……今日初めて合格者が出たんすよ? 七十人目でやっとっすよ?」


「そんなに来てたの!?」


 私も最速でここに来たつもりだったのに上がいた。メッチャいた。そして落としすぎだ。


「クモハチ君目当ては君が初だけどねぇ」


 よし! ならばよし! それなら問題ない! 思わずガッツポーズを取っていた。


「キャバレー『十六夜』の名はかなりのもんだから歌手志望の人が……って俺目当て?」


 クモハチが変な顔をした。自覚ないのね、やっぱり。


「そうよ? おかしいかしら?」


 今こそ磨きあげた私の『女』を最大出力でぶちかます時。この体、この肉体はそのために磨いて来たのだ。色気解放! 震えろおっぱい!


「……えっと……おやっさん……あの約束は……」


 ふふ、クモハチの視線が私の体を舐め回すように動いているわ。あらあら、あなたもおっぱい星人なのね? ふふふ。


 ……約束? 


「職場内での恋愛禁止。これは鉄則だよ」


「……そういう事なんで。誘惑されると我慢出来なくてクビにされます。色気をセーブの方向でお願いします」


「……分かったわ」


 私も少し興奮しすぎていた。今ここで彼と懇ろになるのは早すぎる。私はまだ一流とは言えない歌手なのだから。彼に見合う歌手になったら大手を振って彼に交際を申し込むの。


 その時、彼に奥さんが居ても奪えば良いだけの事。ふふふ。


「お、おやっさん。彼女からハンターの気配を感じるんだが!」


「そうだ。この店での呼び名を考えないとねぇ」


「おやっさん!? 無視っすか!?」


 ふふふ。もう離れないわ。慌てても遅い。それはそれとして。呼び名というのは確かに気になっていた。


「呼び名……クモハチみたいものなのかしら?」


 私もクモハチみたいな、へんてこな名前で呼ばれちゃうのかしら。それはちょっと……困るわねぇ。


「クモハチ君は例外だねぇ。ここでは月に関連する名をみんな名乗ることになってるんだ。みんな辞めてしまったから今は名乗り放題かな」


「……三日月とか満月とか、そういうのでも大丈夫なのかしら」


 いきなり言われても困る。咄嗟に思い浮かぶのはそれだった。


「一応大丈夫だよ。クモハチ君にもちゃんとステージ用の名前があるし」


「あるの?」


 思わず憧れの人をガン見していた。そういうのはすごく知りたい。


「……ある。ステージに立つときは……なぁ、おやっさん。あの名前は恥ずかしすぎるんだけど」


「そうかい? 君にぴったりじゃないか『月天公子』」


「……月天公子……」


 月の王子様……似合わねー。


「ほらぁ! やっぱりドン引きしてるってば! この面で公子はキツいって!」


「……私はカグヤと名乗りたい」


 でもピンと来た。憧れの人が月の王子様なら私はこれしかないと。


「……お、おお。月に関連する名前だな、おやっさん」


「そうだねぇ。カグヤ……かぐや姫だねぇ、クモハチ君。愛されてるじゃないか、恋愛禁止だけど」


「ぐぉぉぉ! 生殺しか!」



 こうして私は晴れて『十六夜』の歌姫……カグヤとなった。憧れの人と二人きりのステージがようやく……とは中々上手くいかないものだ。


 私の後にドドドと合格者が現れてキャバレー『十六夜』は賑やかになっていく。


 私と同じ、恋する乙女の『美月』ちゃん。


 私と同じ、恋する男の子の『無月』君。


 私と同じ……と認めるのはちょっと嫌な『三日月おじさん』と、時をしばらく置いてやって来た暴走機関車の『ラビ』ちゃん。


 まだまだ私も未熟な歌手である。それは分かっている。でもこの『十六夜』で歌うのが、とても楽しいのも、また事実。


 昼のお仕事よりも少し本気で歌ってるのは内緒。


「カグヤー。色気が出すぎてるよー」


 あら、いやだ。すぐにバレるのも考えもの。でもそれは彼が私の事をちゃんと見てるという証でもある。


 嬉しくて楽しくて仕方無い。


 夜のステージには週に一、二度立つのが精々だけど。それでも彼の側にいれるだけで。彼に歌を聞いてもらえる、それだけで私は幸せになれるんだ。


 あとは腕を磨いてあの人を迎えるのみ。


 世界ツアーを経験してもまだまだ遠い彼の背中。


 それでもいつか。


 必ず。


 掴んでみせる。


 私は『十六夜』のカグヤ。


 月天公子は渡さない。




 今回の感想。


 今回の反則ワード。『震えろおっぱい!』


 カグヤ編は『大人の恋』がテーマです。なのでコメディ色がほとんどありません。なのでつまらない感じになってしまいました。


 でも『震えろおっぱい!』は反則ですね。


 

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