表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/209

6・私 身体を鍛え勉強を始める

マナを制御し身体強化が出来るようになると、身体を動かしたくなる。自分の知識の中に格闘技というものがある。素手での戦い方である。知識だけでなく、身体でも覚えているようだ。身体の仕組みも、格闘技を上達するために覚えたようだ。当然トレーニング方法も知っている。

この世界では、剣の指導や訓練も、経験に基づくもので、効率は非常に悪い。私は生まれながらの知識をつかい、身体を鍛え、剣の扱いを、ジムから教わることにした。

ただ、剣のトレーニング中は身体強化をしないようにジムから言われた。身体強化はあくまで強化であり、まずは身体の基礎能力をあげていくことが必要なのである。


また、身体強化は戦うだけのものではない。ジムも村の公共土木作業に奉仕活動として良く参加していた。

この世界の生物は、全てマナを持っている。訓練次第では誰もが身体強化は出来るのだ。しかし、マナの量は人によって違い、マナを認識すること、マナの理解力、などの差によって、身体強化できない者から、ジムのように超人的な力を発揮する者までいる。


身体を鍛えるだけでは脳筋になってしまう。勉強もしなければ。

人一人の人生分の知識がある、知識の元は、この世界よりも、進んだ世界のようであり、算術とか科学は自分の方が詳しかった。

学んだのは、この世界の歴史とか、社会の仕組みなどである。

読み書きは、ゼロから始めた。生まれた時は回りで何を言っているかわからなかった。知っていた言葉や文字はこの世界とのは違っていたのだ。それでも3歳になれば、日常会話は出来るようになった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ