第3話
頑張れ、俺!!
江野平 冬牙おっさん。ロリサキュバス、アッティ。
スラスラリン・キングドン4世の屋敷にいた。
「すげえ、でけえな。」
「そりゃそうよ。この町1!! デカイから!! ふんッ!!」
こいつツンデレぽそうだなあ。
俺たちは豪邸の食卓に招かれた。
「俺、異世界転生者なんだが? 魔王が屋敷に招いて大丈夫か?」
ロリサキュバスのアッティはオレンジジュース飲んでる。大人しいと思ったら。こいつ甘い物に目がない。
「大丈夫よ! だって平和なんだから、この世界。」
え、へ、平和なの? キョトンとしてると、
「どっちかというと前回の異世界転生者の勇者が色々荒らした上。大魔王を倒しちゃったから世界は混乱。どうしようもなくなった勇者は元の世界に転移。混乱の中、七魔王が条約を結び今に至るわ。」
前の勇者何やっとんねん!! 金髪ツインテールのスラスラリン・キングドン4世は美味しそうにホットケーキを食べる。ほっぺたが落ちるゥという表現をしている。
「で、アンタはこの世界で何がしたいわけ?」
「とりあえず、世界救う必要無いなら元の世界戻りたいんだが? 殺されててももどれるかな?」
「おじちゃん!! アッティいつも一緒だよ!!」
「それは無理ね、この世界の外に出るには女神の許可が必要で女神は魔王の首と引き換えに転移させてるわ。あの女神、イカれてるのよ。」
「女神って?」
「はあァッ!!!!?? 女神アクネに会ってないの!? 転移と引き換えにチート能力バンバンくれる!? あの女神アクネに!? ああ、なんとなく分かってきた。アンタ、アレね。不法転移者ね。」
なんかよく分からない内に魔王にまで悪者扱いされ始めたが? 俺大丈夫かな?
ロリサキュバスアッティはホットケーキでほっぺ赤らめてた。美味いらしいな。
次は今後の話。
なんとなくで書いてます。なんとなくで。