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回想
僕たちは忘れていたんだ。
あの綿菓子雲の空の頃は本当に綿菓子みたいにフワフワとしたお菓子のような気持ちで、キラキラ輝く七色の甘いキャンディーの宝石が沢山詰まった宝箱はきっとみんなで開けるって、きっとみんなそう思ってるって、そう思っていたのは僕だけだったのかい?
僕はそう思いたくないよ、思いたくないし、思えない。だからほら、まだ宝箱を開けないで待っているんだ。僕は食いしんぼうだけどみんなでキャンディーが食べたい、もう腹ぺこだよ。
僕だけが思い出したのかな。
僕たちは忘れていたんだ。
あの綿菓子雲の空の頃は本当に綿菓子みたいにフワフワとしたお菓子のような気持ちで、キラキラ輝く七色の甘いキャンディーの宝石が沢山詰まった宝箱はきっとみんなで開けるって、きっとみんなそう思ってるって、そう思っていたのは僕だけだったのかい?
僕はそう思いたくないよ、思いたくないし、思えない。だからほら、まだ宝箱を開けないで待っているんだ。僕は食いしんぼうだけどみんなでキャンディーが食べたい、もう腹ぺこだよ。
僕だけが思い出したのかな。
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