非平凡な日常2
銃声が居間に鳴り響いた。
「…遅い。」
「さあああせんでしたああああ!!」
僕、赤坂誠は死亡フラグを現在進行形で折ろうと必死です。
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居間にはさっきの銃声を聞いても、のほほんとしている麗奈姉さんと僕のこめかみに銃を押さえつけている可夢偉姉さん、そして興味なさげに朝御飯を食べているシャルナ姉さんがいた。
赤坂 シャルナ(20)赤坂一家の四女である。白髪のボサボサの髪に紅目、145㎝と言う低身長、服装はまるでファンタジーに出てくる女奴隷が着ているような黒いボロボロのワンピースと、足首に繋がれた鎖、鎖に続くのは何キロか分からないが重りがある。そしてロリフェイs
「何か変なこと考えてないかい、誠」
「イ、イエ、メッソウモゴザイマセン」
…ごほん、だが、シャルナ姉さんはただのロリーt
「ん?此処によく切れそうなナイフが」
「誰か助けてええええ!!!!」
「煩いです、お口ちゃっく」
「イ、イエッサー」
これ以上変なことを言ったら可夢偉姉さんに殺されそうなので簡潔に言います。シャルナ姉さんは世界的に有名なハッカー『zero』です。以上!
「…他の皆は?」
「バルボロスは帰ってくるのが遅かったため部屋で寝ています。大蛇は現在進行形でお祈り、なので部屋が惨状になっている可能性大。氷花は雇主がセクハラをしたため暗殺しに行きました。ルルナは爆弾作りに夢中で壁は今の所正常、灰楠は3日前から行方不明です。」
「あらあら!大変〜、ちょっと待っててね。迷子捜索のお願いを警察にするから」
いや、もっと違うところを言おうよ。犯罪者が二人いるのに灰楠先決かよ。いや灰楠も大事だけど
「仕方がありません。これが私達の普通の日常なのだから」
「あの…、シャルナ姉さん、俺の頭の中をハッカーしないでくれる?」
「誠の頭がスカスカなので、つい」
「シラっと悪口!?」
「もうやだこの家族。」と思ったが、こんな人達でも僕の大切な家族だから自注した。
「誠、今日は特に何も用事は無いんですよね」
「そうだけど…、それがどうしたの?」
「ルルナを迎えに行ってk「却下」
僕がシャルナ姉さんの話を遮ったら可夢偉姉さんから銃を撃つ用意の音が聞こえたが、聞こえないふりをした。死亡フラグびんびんに立ってるけど、僕は負けない(震声)
「ルルナを迎えに行くなんて自殺行為だよ、僕は姉さん達みたいに超人じゃないんだ。無理、無理無理無理無理」
これでこの話を終わりにしようとしたが、シュカっと可夢偉姉さんが大好きな無音銃を撃たれ、僕の頬に血線が出来た。
「無理じゃない。そうだろう…誠?」
「イ、イエッサー」
…やっぱり家出しようかな、と思った今日この頃