プロローグ3
超短いです。でもここで切らしてください。すいません。
ーそれから数日後
「ふぁああぁ・・・。今何時だ・・・?10時!?休みだからって寝すぎたな。」
ある日曜日の朝だった。
「悠・・・今頃どうしてるかな・・・。」
あれから悠に変化はない。機械によってなんとか生かされている状態だという。花宮という男があの薬を使ってくれたのであればそろそろ効果が出てもおかしくないはずだが。
「翔ー!今すぐ出かけるわよ!準備しなさい!」
下から母さんに呼ばれた。
「うーい!」
すぐに着替え、支度を済ませて下に降りると母さんが車を出していた。
「すぐに乗って!」
促されるまま車に乗り込む。
「そんなに急いでどうしたの?」
「悠ちゃんが目を覚ましたそうよ。」
「本当に!?」
「ええ。今すぐ来てくれって病院の先生が。」
悠が生き返った。そのことだけで俺の頭はいっぱいだった。悠にまた会える。また馬鹿なことして笑い合える。今までと同じように暮らせる。病院に着くまで全く落ち着けず、着くとすぐに悠のいる病室まで上がっていった。悠のいる病室は3階にあり、植物状態という扱いになっていて個室になっている。その扉を開け、なかに駆け込む。
「悠!」
だが入ると、そこにいたのは悠ではなく、長い黒髪の少女だった。上半身を起こしどこか遠くを見ているようだ。触れると壊れてしまいそうな儚さを持っていた。俺はしばらく見とれていたが、少女がこっちを向き、目が合った瞬間我に返った。
「し、失礼しました!」
急いで部屋から出た。
「翔・・・?」
彼女がこんなことを言わなければ。