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9話 下水道 と 電力貯蔵庫

「壊れた下水道と

水気の残ったもの

これは使われているだろ」



ここで幾つも魔法戦争の際に

電力として扱われていた



「その名残がこれだよこれ

電力にわずかに残った電気力が

水を残しているんだ」



「植物には水と残ったものがある

これは微生物だ」



「微生物には属性が追加されている

これは微弱の毒だ」



殺傷能力の無くなった毒

これによって

貯蔵庫として不必要な魔法を削る


こうして下水道は生存している

下水道には魔法生物がいるが

スフィアは難なく魔法で殺す



「魔法生物は弱いな

微弱な魔法源しか吸収できないからか」








下水道の仮説は当たっていた

下水道には何かしらの利用施設がある


スフィアがそこを破壊して通ると

そこには人間がいた



「おい

そこで何している?」



「お前こそ誰だよ」



互いに自己紹介する



「下水道で捕まってる訳でもない

何をそこでのんきにしている?」



皆が後ろを指さしていて

振り向く前に襲われていた



「液体が俺の中に?」



液体がスフィアの身体を蝕む

体内にも液体が入る



「これは魔法生物だ

液体状の魔法生物が生き残っていた


のではなくて、

こいつが下水道に生息している魔法生物が弱い原因か」



「弱肉強食の前に

俺を味わった事を後悔するがいい」



魔法生物に手を加えた

魔法生物は電気属性を併せ持っていた


だからそこに大量の炎属性プレゼントした



「そしたらどうだ?

魔法生物は木っ端みじんにぶっ飛んだぞ

化学反応だなこりゃ」



「すげぇな」



「で、君らはだれ?」



「俺らは」



「いや、わかるわ

お前等奴隷だろ


だって首に番号かいちゃってるんだもん」



「逃げてきたんだろ

ここで隠れて住んでいたんだ」



「よくわかってるようで」



「悪い事は言わん

早く失せろ


俺は人を殺す事を楽しみとしている男だ」



「ひぇ…!」








スフィアは脅すように

奴隷番号を持った奴隷に魔法を仕掛ける

不用意な接触は回避したいからだ




「奴隷番号

そいつらが持っているあだ名みたいなもんだ」



「奴隷としては名を馳せている奴は

出世頭になる


けども奴隷番号は消せないんだな

だから区別される」



「そして下水道では電力貯蔵庫として利用している

今は」






電力貯蔵庫がすぐ近くに存在する



「この電力貯蔵庫には何か詰まっているな?

こいつは何だ?」



スフィアは電力貯蔵庫に詰まっている者を見つける

それを確認する



「圧縮された魔法だ

いや、この中身は魔法陣?」



魔法核の中身には魔法陣が描かれ得ていた



「魔法陣には愕然とした真実が出る

お前等、これに縛られてんだろ?」



「何言ってんだこいつ」



「しらばっくれんのはいいぞ

俺が助けてやるよ


別にあんたら興味ねぇが

実績くらいは作らんとな」









「時間制限を誓約にかけて

その代わりに強力な呪力の磁場を発生させようとしている」



「何故だ?

まさかここの都市を皆殺しにするのか?」



「そういう事だ

俺らは奴隷だ


皆殺された

皆使役された


そして生き残った者は表通りでその時まで実行に移している」



「奴にもう生きる根拠はない」



「俺に殺せと?

人しれず生きる事しか出来ぬのか」



世界から排除されたスフィアは似たものを感じる



「お前等にスパイいるだろ?

わかんだぜ俺は」



「なにいって」



「やっぱやめたわ」

「わかりやすい手間は付けない方がいってな」



皆を殺した

そして殺した血を舌で舐める







見ず知らずの奴隷番号に耳貸す必要あんのか?



二人組が言った

化けの皮を剥いで

正体を現していた


サングラスの男 と 露出の激しい女だった


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