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エピローグ 世界から排除された男

≪この世に魔法使いがいるとするならば

きっとそいつは俺にとっての悪魔だ


何故なら俺は魔法戦争で全てを失ったからだ≫



スフィアはそう思った

スフィアは孤独だった



孤独に苦しんでいた

世界から排除され続けるという呪力魔法で

ずっと世界から排除されていた



『死んでいたようなものさ』



生命は死んでいないが、世界から切り離された存在

そして時は経過した


パンドラボックス 希望が詰まっているという箱

その箱が開けられた時、スフィアは二度目の人生をスタートする事となる


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