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ドラゾネス〜最後の女竜騎士〜  作者: 佐久間五十六


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第57話 強さとは?

リナの考える強さと、アクナゼウロ2世やその配下達の求める強さにはいささかギャップが生じていた。

アクナゼウロ2世をはじめとした配下達は、相手を圧倒する事が出来る力を強さと考え、実行していた。一方で、リナは守りたいものを守れる力がある事を、強さと捉えていた。この両者の考え方の違いが、この激闘の行方を左右する事になる為、少し触れた。

リナの様な戦士はクロムガス王国に沢山いるという訳ではなく、きっと彼女が特別だったのかもしれない。ただ、故郷を再び復活させると言う想いは、力で相手を圧倒したいと言う考えを持っていては、生まれて来ないものである。

己の身を削ってても、守りたいもの。それはリナが命を賭すにたるものである事に違いはない。誰かの為に、何かの為に人はどこまでも強くなる事が出来る。リナはそう思っていた。たった一人で、ここまで戦い抜けたのはそう言う想いがあったからかも知れない。でなければ、等の昔にやられていたと言う戦いは何度もあったのだから。さぁ、リナよ。もう少しの踏ん張りである。

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