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ドラゾネス〜最後の女竜騎士〜  作者: 佐久間五十六


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第31話 ミューロボーズの行方

ミューロボーズは案外リナの近くにいる事が判明。その出没情報を貰ったリナはリザベラを安全な場所で待機させて、ミューロボーズが現れるのを待った。3日間粘りようやくミューロボーズは現れた。しかし、リナは用心深かった。周囲に複数名護衛がいたので、ミューロボーズが一人になるまで、根気強く待った。別に腕に自信が無い訳では無かったが、要らぬ戦闘は避けよ。と言うクロムガス竜騎士団の教えを忠実に守っていたからであった。そうこうしている内に辺りを夕闇が包んでいた。

「まずいわね。このままだとミューロボーズを逃がしてしまうかも知れない。」

リナはそう心の中でつぶやいた。まだ護衛が近くにいる。だが、もう待ってはいられない。

「あなたがミューロボーズ?」

「いかにも。して、そなたは?」

「通りすがりの女剣士よ。」

「通りすがりの女剣士が私に何の用だ?」

「欲しいのはあなたの首。アクナゼウル王国御三家の首よ!」

「私をアクナゼウル王国御三家と知って勝てる自信があるのか?」

「あなたに個人的な恨みは無いけど、アクナゼウル王国にはあるの。」

「どうやら戦闘は避けられぬ様だな?」

リナは土羅権サーベルを抜いた。

「覚悟!」

「小娘が、一網打尽にしてくれるわ。」

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