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第18話 あとはセルフで

時はあっという間に過ぎ、約束の10日目を迎えた。

「はい、そこまで。まぁまぁよくやったよ。」

確かにクライマスの言う通りであった。下級魔術の火属性を全てマスターし、上級魔術の契約を全て終わらせたのだから。

「上級魔術の火炎カテゴリーの契約は済んでいるから後は、セルフで修行して完璧にコントロール出来る様にしなさい。」

リナはしっかりうなずいた。

「あんたの活躍を祈っているよ。」


リナはクライマスと分かれリザベラに乗って、マッポウブロクを後にした。剣と魔法それぞれで力を付けたリナは、腕試し代わりに隣国サルスカウェング王国に向かった。何故彼女がこの国を選んだのか。それは、簡単な理由であった。サルスカウェング王国は、アクナゼウル王国に滅ぼされ、今尚、その影響下にある。


リナはサルスカウェング王国をアクナゼウル王国の魔の手から解放する事を決める。こんな小規模の国を救えなくて、クロムガス王国を復活させる事が出来る訳が無い。リナにとってサルスカウェング解放は母国をアクナゼウル王国から救う一つの布石であり、登竜門であった。

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