表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/56

第15話 長所と短所

「はい、そこまで。」

クライマスはリナの元にある紙を取り上げた。

「10分だけ待ってて。」

すると10分後にクライマスはやって来た。

「リナ?あんたは火属性の魔術に脈がある様だね?」

「と言うと?」

「さっき例に出したオラとかオラオラって言う系統の火属性のカテゴリーにセンスがあるって事。他の属性は平均以下だけどね。」

「それ以外に長所と短所みたいなものは分からないの?」

「あのね?今のアンケートは魔術の特性を見るもので、性格診断とは異なるんだからね。」

「マッポウブロクの大賢者様の力はその程度のもの?」

と、リナはクライマスにはっぱをかけた。

「強いて言うなら、魔法力は高いけど、魔法量は少ない。分かりやすく言えば威力はあるけど打てる回数が少ないと言う事だね。」

クライマスは絞り出すようにして言った。

「つまり、魔法一発の威力は高いけど、魔法量が少ないって事は何回も魔法が使えないって事?」

「御名答。ズバリその通り。」

「えー?マジ?」

「マジもクソもない。まぁ、リナには剣の実力があるんだし、魔法は補助的なものと考える事だね。」

リナはこうして火属性の魔法を磨く事になった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ