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番外編⑥ 自慰行為
「はっ…んっ……」
夜中にて、日和はベットに横たわっていた。
股に指を当て、クリトリスなどを弄っている。
「あっ…んっ……」
彼女はベットの上で、自慰行為をしていた。
何度も、何度も指で弄りながら、彼女は"彼のこと"を考え、自身の中にある制欲を満たしていた。
「春兎くん……」
しばらくして指を離し、指先を確認すると、爪のあたりが濡れていた。
「はぁ…はぁ……」
荒くなった息を整え、指を舐めて綺麗にした後、近くの枕をギュッと抱きしめた。
「はぁ、辛い…」
彼女は夜中になると毎日、自慰行為を繰り返していた。
彼のことを考えれば考えるほど、辛いと感じていた。
「春兎くん……いつになったら出来るの?」
気持ちを押さえ、そして不安を抱えたまま、彼女は就寝した。