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もろもろのいろいろ♪

作者: ソウ マチ

 おかげさまで初めて書いた異世界恋愛を完結して、完結ブースターがかかっております☆ 約1年に渡って付き合ってきたキャラたちとのお別れは寂しいものの、やり遂げた達成感でいっぱいです☆


 このお話を書き始めた頃は、拙書の2巻で盛大なダメ出しを喰らって「死にたい……。ってか、死ぬ……」そう思い詰めていた頃でした。主人公のマユが作中で同じコトを言っていますけれど、実は実話です(苦笑)。あまりにも修正箇所が多くて絶望していました。いっそ新しいお話を書いたほうが楽だったと思う……。例えるならたくさんの材料を切って炒めておいしいチャーハンを作ったのに、担当さまから「このチャーハン、やっぱり白ご飯にしてください」そう言われた感じです。チャーハンから具材を一つずつつまみ出して、ご飯つぶについた味を拭き取って(!)、白いご飯にするよう言われた感じ……(涙)。いったいどうすればチャーハンが白いご飯になるんだ!? 頭を抱えていました。


 しかしやれと言われたからにはやるしかありません! 頭を掻きむしりながら気の遠くなる修正作業を終えて脱稿したのが12月。いくつかの修正はあるものの、これで平和な年末年始が過ごせると安堵していた矢先、担当さまから「1月6日から原稿を拝読できます♪」というメールが……! 1月6日に見てもらうためには、年末年始返上で原稿を修正しないと! ガチで年末掃除もできず原稿にかかりきりで、元旦は日の出前から原稿書きに追われるという……(涙)。近年まれに見るヒドイ年末年始でした……(涙)。


 そういえば先日、担当さまと電話で話している時に担当さまが何気なく言ったセリフが……。


 担当:ソウさんはまだご経験がないでしょうけど、全編修正することもあるんですよ♪


 ううぅ……(涙)。年末年始の苦労が無かったことにされている……(涙)。やったことありますってば……(涙)。泣きながら全編修正したんですってば……(涙)。


 その時にあまりに辛くて現実逃避で書きだしたのが異世界恋愛のお話でした。現実が辛すぎて「スタバの新作フラペチーノを飲みたい異世界の住人と、現実が辛すぎて死にたい新人作家わたしが入れ替わる」そういうお話を書き始めた。


 当時は無職で、後にスポーツジムで働くことになります。そのジムを辞めてスタバの面接に落ちるのは、もっとずっと後の話です。まさかこの時は自分がスタバの面接を受けるとは夢にも思ってなかった! それなのにお話のキャラ(にゃるさん)は、スタバでバイトしているのですよ……。事実は小説よりも奇なりです☆


 異世界恋愛を書き始めた頃の作品設定は「1巻を出してもらったものの2巻で盛大なダメ出しを喰らって出版の目途がつかず死にたい新人作家」でした。作中だけでなくリアルのわたしも同じ状況でした。そして異世界恋愛が完結した1年後の状況は、2巻が出版された後でした。物語の主人公のマユも頑張りましたし、わたしも現実世界で頑張りました! 


 なんとか2巻の出版にこぎつけ、その間に2回も転職して連載の完結を迎えた昨日、偶然にもなろう仲間の未来屋(みくりや) (たまき)さんの連載「その同僚、9,000万km遠方より来たる -真面目系女子は謎多き火星人と恋に落ちる-」も完結を迎えました☆ おめでとうございます♪ 最終回を読みながら泣きました☆ わたしのドタバタした落ち着きのない作風とちがって、こちらは落ち着いたほのぼのと胸があったかくなる名作でございます! こちらもぜひご高覧ください♪


 大きな節目を終えウキウキしながらバイトへ行って、レジで大活躍します! おかげさまでレジ打ちにはすっかり慣れました! レジをしながら周囲へ目配りをする余裕もできました! 昨日もレジを打ちながら入口を見ていると、ごつい身体で怖そうなお父さんと、おめめのクリクリした可愛いお嬢ちゃん(たぶん1歳くらい)がお店へ入ってきた。お嬢はおぼつかない足取りで歩いていて、ごついお父さんはその後ろから心配そうについて歩きます。ちっちゃなお嬢にデカイお父さんがくっついているのが微笑ましい♪ ご機嫌さんな二人をチラリと見て、意識をレジへ戻します。ありがとうございます♪ 〇〇です♪ お会計をしていると、お嬢のギャン泣きの声が聞こえてきた! なんだ? どうした?


 どうやらお嬢は、ドリンクコーナーの飲み物がほしいらしい。コレが欲しいと指さしてギャン泣きしています。その小さな指の先に置いてあったのは…………、










 まむしドリンク……。お嬢、それはムリだ! 今の君には早すぎる! 早すぎるっていうか、一生いらない飲み物だと思う!! ごついお父さんは困った顔をしています。けれども可愛い娘が泣いているので、一瞬まむしドリンクを買おうとした! お父さん、間違ってますよ! 買ったとしても飲ませられないでしょう!? さすがに買っても飲ませられないと気付いたお父さんは、伸ばした手を引っ込めました。そしてギャン泣きする娘を抱き上げると、困った顔をしながら店の奥へ消えていった。親御さんって、大変ですね……。あんな理不尽なことでギャン泣きされるんだ……。


 アタフタしながらバイトを終え、ご機嫌さんでおうちへ帰ります♪ 最近になってようやく知ったのですけれど、世の中には楽しい仕事もあるのですね! 50年間ずっと知りませんでした! 仕事は辛いのが当たり前だと思っていた! 今までずっとお給料とか世間体で仕事を選んでいて、自分がやりたいとか無理なくできるという視点で考えたことがなかった! 実際に無理なくできる仕事に就いたら、めっちゃ楽しい!! 気持ちに余裕が生まれるので、ご機嫌さんです♪♪


 おうちに帰ってドキドキしながらなろうを見ると、異世界恋愛のブックマークが一気に増えていた! 増えたといっても100件には及びませんけれど、わたしにとってはすごくすごく嬉しかったんです! 見知らぬ誰かがわたしのお話を読みたいと、ブックマークを付けてくださった! 辛い日々を過ごしながら書いたお話を評価してもらえた!


 あまりに嬉しくて、声をあげて大泣きしました! 子どもみたいにうぇ~んと泣きました! ほんとに嬉しかったんです! すごくすごく嬉しかったんです!


 たくさんのご感想や労いのお言葉も、ありがとうございました!! 何度も読ませてもらっています! いつもお礼を書くのが遅くてすみません! でも心から喜びながら読ませていただいています!!


 皆さんのおかげで嬉しくて泣いたように、わたしのお話で感動して泣いたり笑ったりしてほしい……! また新しいお話を書くぞぉ~!! そして楽しい一時をお届けするぞぉ~!! 


 楽しみに待っていてくださいね♪♪



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― 新着の感想 ―
[一言]  おつかれさまです。  仕事順調でよかったですね。  とりあえず「姫さま」の3巻を楽しみにしておりますよぉ。
[一言] まさか自分の作品をご紹介頂けるとは……! ソウさん、ありがとうございます(´ω`*) スタバ、今後スタバでバイトするかも知れない……! という壮大な伏線だと思っていました笑。 長編が完結する…
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