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転送術士候補生 ―In the Fairy’s Forest―  作者: よのもり せいう
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その22 帰還(Part.H)

「…という感じでしょうか。」「…お話ありがとう♪」


勇者様との間にあったことを、姫様は丁寧に丁寧に聞いてくださった。

全部話し切ると、すごい気分がさっぱりした。


まるで嫌な事を吐き出す代わりに森の新鮮な空気を取り込むかのよう。

そう感想を言えば、ドリアードが、その通りと無邪気に笑う。


「ボクは君たちの悩みが深ければ深いほど、その吐息が美味しいんだ。そのかわり、ボクらが作ったとっておきの森の精気をお渡しするからね♪」「…;」


自分の悩みをおいしく頂かれたり、息を食べられたりしたと思うと気持ち悪い。

樹木と人間が吐く息、吸う息で共存しているとは授業で習ったけれど…。

ライ君を見れば、まだ犬のままみたい。

どこに行っているんだか…。


「…まあよかったじゃないですか、ハーミア(*‘∀‘)。私も悩みが出来たらここにきてお話しすることにしますわ。」「ほんと!?やったあ♪」


リーシャ様とドリアードは、二人で手を叩いて笑う。

まあ皆が喜んでくれたならよかったです…;


「勇者様~、私達のピクニック…終わりましたわ~♪」


満腹になったドリアードと手を振り別れると、リーシャ様は森に向かって叫ぶ。

すると少しして、ルーシェ様が戻ってきた。


「あはは…イヌウサギ以外は見つけられなかったよ;」

「大丈夫ですわ。さあ、帰りましょう♪」


そうして姫様と勇者様と共に森から帰ると、また村の人たちに歓迎される。

暫くすると何をやっていたのか、先輩と先生が知らないイヌウサギをもう一匹連れて帰って来て、それから皆で姫様達を見送った。




その22 終

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