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神王代理者

【生世課・研究部の全神に放送する。生世課・研究部全神に放送する。先ほど故障が見つかった、神界・生世間連絡パイプの故障原因の追究が進められている。それとともに、修復のための『魂世記』借用を邪神界邪神王へ申し出に行く、神王代理者をスピーウィ神王様が発表された】



「まあ、誰になったんでしょう」


リサがミカサに、どう思う? と聞いた。


「最近手柄を上げたとか自慢してる、マガノカらへんが行かされるんじゃないの?あんなやつ、どこか行ってくれれば言語係も静かになっていいのに」



【繰り返す。神王代理者を、スピーウィ神王様が発表された】



「ミー、あまり文句言わないの。マガラノカだって、本当に仕事をしていたかもしれないじゃないの」

「そうかしら、そうは見えないけれど」

「この前係長が、マガラノカと話していたわ。最近よくやっているじゃないか、て」

「そんなこと、本当かどうかわからないじゃないの。あんなやつ信用できないわ」


何もわからないし興味もない話をそのまま聞き流す。

マガラノカとは誰だろう。会話からして言語係の神様の1人なのはわかるが、ミカサと仲が悪いのだろうか。


「ま、あんなやつのこと置いておいて、誰になるのかしらね」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「誰になったのかしらね。最近頑張ってるみたいなミカサでもやらされるんじゃないの?」


オフィスのような仕事場の、ひとつの椅子に腰掛け、腕を組んだ小女神がにや、と笑って言った。


「ミカサなんて、どこか行けば言語係も静かになって落ち着くし、仕事にも集中できるのにね」

「マグ、思ってても口に出しちゃダメだよ。ミカサだって仕事をちゃんとこなしてるじゃないか。同じ係どうし、仲良くしたらいいのに」

「ふん、本当かしら。あんなの信用できないわ」

「はあ…」



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