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失恋あらし、百年の孤独

作者: 秋葉竹

あなたは、失恋あらしという

自覚があって、

やられているのでしょうか?


それが、わからないのです。


あなたの行為のもたらす

最終回は

一体どうなるのか?


どんな未来を

あなたは

その真っ白で純粋極まりない脳裏に

想い浮かべていられるのか?


先が、みえないのですよ。


未来の想像がつかないのです。


まるで、マジックミラーで、

こちらからはなにも見えない

ただの鏡でなにかのポーズとかとってるのを

クスクス笑いながら見られているみたい。


なーんか、きずつく。


失恋あらしという

異名を轟かせて

貴女がえるものといえば、

私の落ち込む姿をみられる権利だけ、


なんて、


どんだけあたしのことすきなん?


恐る恐る尋ねてみたくなるわ。


けれど姿も見えないので、

尋ねることもかなわない。

まるで、恋い焦がれる憧れの人に

ことばも投げかけられずに

見つめていただけの

こどもだったころの

純情可憐なお月様大好きっ子の、


星降る夜の、

失恋あらしをおもいだすわ。


それは、

かつての、

私の、

孤独さ。

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