最終章 ファイナルバトル!!
激しい銃撃音がここでは鳴り響いていた。
銃撃音だけではなく、凄まじい爆発音までもが鳴り響く。
どうにかこの場を抜けたジェイク達は遂に、ゼクター本拠地へと突入した。
内部に突入した四人を待ち構えていたのは、大量のロボットウォーリアーだった。
中にはメカに乗り込んでいる者もいる。
「豪勢なお出迎えだな......。」
「そう簡単にはボスの所に行かせてくれなさそうだね。」
「何としてもここを、突破するぞ!」
「行くわよっ!」
装備を握り締め、ロボットウォーリアー達に向かって行く。
激しい戦闘が繰り広げられた。
しかし、ジェイク達は今までの戦闘の経験を活かし、次々とウォーリアー達を倒していく。
それぞれの専用武器や、必殺武器を駆使して、ウォーリアー達を全滅させた。
「こんな奴らを相手にしててもキリがない。
一刻も早くロードの元へ!」
その言葉に皆は頷く。
更に基地の中を進んで行く。
とある部屋に入ると、そこには......。
「ようやくお出ましか、若造共!!」
「お前は、ダギ!」
そこには幹部の1人、ダギが待ち構えていた。
「そう簡単にロード様への元へは行かせん!」
と、剣を構える。
「みんな、ここは僕が行く。」
と、セレンが前に出た。
「セレン......!」
「大丈夫!僕はもう弱くなんかない!」
と、微笑む。
その言葉を信じ、他の三人は頷く。
「頼んだぜ、セレン!」
ジェイク達は先を急いだ。
「お前が俺の相手をしてくれるのか?
少しは楽しませてくれよ!」
次の瞬間、セレンに襲いかかった。
ブラスターマグナムを手に持ち、迎え撃つ。
次の部屋は辿り着いた三人を待っていたのは......。
「待っていたぞ。」
一人の男が剣を持ち、立っていた。
「ゾルド......。」
剣の達人であるゾルドがいた。
すると、ディンがすかさず、前に出た。
「こいつとは俺が決着を着ける。
ジェイク、レナ先へ行け。」
「ディン......!」
レナの不安そうな表情に対し、ディンは......、
「!!」
レナを強く抱きしめた。
「そんな顔をするな。
俺は絶対に勝つ。
そして、レナの元へ行くからな。」
「ディン......、約束だよ?」
頷くディン。
そして、二人は先へと向かった。
「覚悟はいいか、参る!!」
ディンとゾルドの剣が激しくぶつかり合った。
「いらっしゃい。
待ってたわよ。」
鞭を持ちながら、ゾルネが不気味な笑みを浮かべていた。
「ジェイク、こいつとは私が決着を着けるわ。
あなたは先へ行って!」
頷くジェイク。
そして、去り際にレナの名前を呼び。
「レナ、ディンとの結婚式楽しみにしてるぜ!」
と伝えた。
「それ......、今ここで言うかな......。」
溜息をつくレナ。
「覚悟はいいかしら?
前の時と同じようにたっぷり可愛がってあげるわ!」
ゾルネが鞭を床に叩きつける。
「行くわよ!!」
一人になったジェイクは先へと進んで行く。
と、殺気を感じたジェイクは、間一髪でその攻撃を回避した。
「残るはお前か、、、!
ゼクシア!」
「ロード様の元へは行かせん!」
睨み合う二人。
その時、一発のレーザーがゼクシアに放たれた。
それを剣で弾くゼクシア。
「貴様は?」
「ルギア......!?」
かつてジェイクの命を狙ったルギアがそこにはいた。
「ジェイク、お前の命は俺が頂く......!」
「こんな時に.......!!」
が、ルギアが剣先を向けた相手はゼクシアだった。
「だが、まずはこいつを消してからだ。
「全てにケリが着いたら、お前と決着を着ける!」
「ルギア......!」
「何をしている、行け!!」
頷くジェイク。
「礼を言うぜ、ルギア!」
そしてロードの元へと進んだ。
「とんだ邪魔が入ったものだな......!
覚悟はいいか?」
「行くぞ!」
二人がぶつかり合う。
奥へ進んで行くジェイク。
そして......!!
「よくぞここまで来た......。
歓迎するぞ、エキスパートポリスよ。」
「ロード.......!!」
ジェイクの目の前に、ゼクターのボスである、ロードがいた。
「よくも我々の邪魔をしてくれたな.....。
その事を後悔するがよい!」
次の瞬間、ジェイクに向けてレーザーを放つ。
間一髪避けたジェイクは、ネオライザーとデルタソードを構え、応戦する。
ロードも剣を出し、その攻撃を刃で受け止める。
ぎりぎりと睨み合う二人。
「この世界をお前の好きにはさせない!!」
「ほう、ならばどこまで抗えるかな?」
ロードはジェイクの剣を押し返し、隙を突いた。
強烈な一撃を喰らうジェイク。
「はあ!!」
更にロードはレーザーを放ち、ジェイクに直撃させた。
吹き飛ばされるジェイク。
「どうした?
所詮はこの程度か?」
不気味に笑うロード。
何とか立ち上がるジェイク。
スーツのダメージが激しい事をヘルメットに搭載されているモニターが知らせた。
「く、黙れ!」
デルタガンを放つジェイク。
しかし、これもいとも簡単に剣でガードされた。
「ふん、つまらん!
だが、まだだ。
今までの恨みを晴らさせてもらおう!」
と、ゆっくりジェイクに近づいて行く。
ダギとの激しい戦いが繰り広げられる。
セレンのブラスターマグナムをかわし、距離を詰めてはダギの強烈なパンチを浴びせられる。
ブラスターマグナムを落とし、その場に倒れるセレン。
「どうしたあ?
全然手応えがないなあ!」
立ち上がろうとするセレン。
そんなセレンにダギは蹴りを喰らわせる。
「がはっ!」
そしてセレンの頭を掴む。
「所詮、お前らはただの人間!
俺達に敵う訳がない!」
そのままセレンを放り投げる。
床に叩きつけられるセレン。
「今頃、お前の仲間達も酷い目にあってるだろうな!」
セレンは動かない。
ディンのツインブレードとゾルドの剣がぶつかり合う。
「以前の俺と同じだと思うな!」
ディンのツインブレードが押し返され、瞬時に斬られる。
メシアスーツから火花が散った。
「全く相手にならんな......。
お前の力とはこんなものなのか?」
「くっ......!」
何とか立ち上がったディンが再び切り刻まれる。
ディンのヘルメットのバイザーが割れた。
その場に崩れ落ちるディン。
ゾルネの操る鞭をレーザーライフルで狙撃する。
しかし、あまりの素早さに狙いが追いつかない。
そして、レーザーライフルを手から叩き落とされ、身体を鞭で拘束される。
「うっ!」
「捕まえた」
怪しげな笑みを浮かべ、ゾルネは鞭に電流を流した。
「きゃああああ!?」
苦痛の声をあげるレナ。
そのまま身体を振り回され、地面に叩きつけられた。
「あらあ、もうお終いかしら?
まだまだ、お遊びはここからよ!」
「がっ......!」
首元を掴まれ、苦しみジェイク。
「なんとも無力な......。
何故こうまで、人間なんかを守ろうとする?」
ジェイクはロードの手を何とか外そうとする。
床には破壊されたヘルメットが転がっていた。
「所詮、貴様らが守ろうとしてるのはほんの些細なもの。
そんなものは我らが壊すまで!」
ジェイクを放り投げたロードは剣を持ち、ジェイクにトドメを刺そうとする。
「終わりだ、無力な人間!」
剣が振り落とされる......。
が、その剣はある者により受け止められた。
「何?」
「ジェイク!
お前はこんな所で倒れるのか!?」
聞き覚えのある声にジェイクは目をうっすらと開ける。
「ルギア!?」
何と、ルギアがジェイクを守ってくれたのだ。
「はあっ!!」
ルギアの剣がロードの剣を押し返す。
「ジェイク、お前はかつて俺に言ったな。
俺は人々の世界と笑顔を、仲間を守ると!
お前の意志はこんなものなのか!」
ルギアはブラスターで至近距離で攻撃する。
そして、ジェイクに手を差し伸べた。
「お前の強さはこんなものではないはずだ!
お前の本当な強さで守るべきものを守れ!」
「ルギア......!!」
ゆっくりとジェイクは手を掴んだ。
そして立ち上がる。
それに対して頷くルギア。
「あいつを倒すぞ、お前との決着はそれからだ!」
するとジェイクは
「お前も俺の仲間だな。」
と告げた。
それを聞いたルギアは
「勘違いするな。
今ここで死なれたら困るからな。
それだけだ。」
と誤魔化した。
思わず笑みを浮かべるジェイク。
そうだ、俺は一人じゃない!
今だって仲間が命をかけて戦ってくれてる!
確かに俺達が守ろうとしてるのはほんの些細なものかもしれない。
だからこそ、守るんだ。
小さいけど大切な人々の平和と笑顔の為に!!
「まだ.....、まだ終わりじゃない!」
セレンは立ち上がる。
「ほう、まだくたばってなかったのか?」
「みんなだって、諦めてない!
僕だって!!」
「俺は約束したんだ!!
あいつを、俺の気持ちに応えてくれたレナを幸せにするって!
お前らごときに......!」
気力を振り絞り、立ち上がるディン。
「あんたなんかに、負けてなんかいられないのよ......!」
レナは自分の指にはめた指輪を見た。
「ディン......、あなたの気持ち無駄になんかしない!
一緒に幸せになるって決めたんだから!」
ライフルを再び持ち、立ち上がる。
そして、四人はデニーから貰ったデータカードを取り出す。
「みんな!ここからが本当の決戦だ!!」
「了解!!
カードをブレスにスキャンする。
「チェンジ!イグニッション!!」
次の瞬間、未知なる力を秘めた新たなパワードアーマー(メシアアーマー)がそれぞれの身体に装着される。
「メシア1!ジェイク マクロード!!」
「メシア2!セレン リラード!!」
「メシア3!ディン リーデン!!」
「メシア4!レナ アンケリー!!」
それを見ていたルギアは、ふと、笑う。
「ギアハンター!ルギア!!」
と、名乗りを上げた。
「ワールドアースメシア!出動!!」
強化されたスピードを活かし、新たな武器、メシアツインマグナムを放つ。
あまりのスピードに追いつけず、ダギは攻撃を喰らう。
「小癪な!」
ダギがパンチを放つがセレンの手の平で受け止められる。
そのまま腕を捻りあげる。
「ぐぐ.....!」
そしてキックを喰らわせた。
吹き飛ぶダギ。
メシアツインソードを両手に構え、再び、ゾルドとぶつかり合う。
研ぎ澄まされた感覚で、剣をいとも簡単になぎ払い、斬りつける。
「何!?」
たじろぐゾルド。
すると剣からエネルギー刃を放つ。
しかし、それすらもガードする。
レナはメシアライフルから何発もの冷凍弾を放つ。
ゾルネは鞭で払い落とそうとするが、追いつけず冷凍弾を喰らう。
凍りつくゾルネ。
「これで決める!」
メシアマグナムにパワーをチャージする。
「メシアバースト!!」
放たれた強力なエネルギー弾がダギを直撃する。
「ぐわあああ!!!」
爆発と共にダギは消えた。
「終わりだ!」
2本の剣にパワーを込める。
「メシアツインカッター!!」
2本の剣から放たれたエネルギーの刃がゾルドを切断した。
「ふ、、、見事だ!
うわあああ!!!」
そう言い残し、ゾルドは消えた。
「喰らいなさい!」
ゾルネに標準を合わせ、パワーをチャージする。
「メシアレーザー!!」
強力なレーザーが発射され、ゾルネを直撃する。
「己ええええ!!」
叫び声と共にゾルネは消滅した。
圧倒的なパワーでロードを押していく。
「馬鹿な!?
これ程までの力がどこから?」
「お前には分からない!
俺達には仲間がいる!
守るべきものがある!
その想いが俺達を無限に強くさせたんだ!!」
そして、強力なパンチを喰らわせた。
「ぐはぁ!!」
吹き飛ぶロード。
「なるほど......。
それがお前達の強さか!」
するとルギアが前に出た。
「ジェイク、お前達の強さしかと目に焼き付けた。
今度は俺の生き様を見るがいい!」
そして前に飛び出すルギア。
ギアブラスター、セイバーを駆使して次々とダメージを与えていく。
「ギアスラッシュ!!」
ギアセイバーで一刀両断に する。
「ぐわあああ!!」
膝まづくロード。
「決めろ!
ジェイク!」
「分かった!」
ジェイクは、メシアブレードを手に持つ。
「お前の野望は俺達が砕く!!」
メシアブレードにパワーを溜める。
ブレードの刃が赤く光る。
「メシアハイパースラッシャー!!」
ブレードでロードを斬り裂く。
「何故だ!?
何故この私があああああ!!?」
壮大な叫び声と共にロードは爆発した。
「ミッション、コンプリート!!」
全員がそう言った。
その後、仲間と合流したジェイク達。
ルギアがいる事に驚くものの、ジェイクが訳を話した。
「という事は、ルギアも実はいい人だって事だね!」
セレンが笑う。
「まあ、納得はしてないがな......。」
「ありがとう、ルギア!」
すると、ジェイクが手を差し出す。
「ありがとう。
お前のおかげでロードを倒す事が出来た。」
ジェイクが言う。
しかし、ルギアは握手を拒んだ。
「勘違いするなと言ったはずだ、
お前に死なれたら困るだけだ。」
「素直じゃないなあ〜。」
やれやれと皆が笑う。
そして、ジェイク達に背を向ける。
「いずれ、決着は着ける。
その時まで待っていろ。」
そして姿を消した。
その後、本部へと帰還した四人。
デニーや司令官と握手を交わす。
ジェイク、セレン、ディン、レナ、そしてルギアによって世界は救われたのだ。
数週間後......。
ジェイクとセレンはスーツを着て、ディンとレナの結婚式に出席していた。
綺麗なスーツを着たディンは無表情ながらも緊張してるのが目に見えた。
レナはと言うと、美しいウェディングドレスに身を包み、笑顔だった。
牧師の誓いの言葉に二人は答え、そして......。
二人は口付けを交わした。
盛大な拍手が二人を祝福した。
「おめでとう!!」
花吹雪が巻かれ、二人は幸せこの上なかった。
「ルギア、お前もお祝いしてやってくれよ。」
と、似合わないスーツを着たルギアにジェイクがお願いする。
しばらく前にルギアが、ワールド アース メシア本部に姿を現し、ジェイク達は驚いた。
何と、自分もエキスパートポリスに入ってやると言ってきたのだ。
ルギア曰く、その方がいつでもジェイクと決着を着けられるとの事。
「勘違いするな。
俺はお前と決着を着ける為だけに加わっただけだ。
祝福など......!」
「そう言わずにさ!」
と、無理矢理ルギアに花吹雪を掴ませ、投げる。
それを見たディンとレナはクスクスと笑っていた。
と、その時
突如、ブレスに通信が入る。
「皆、エリアB-9にて謎の部隊による襲撃が発生した!
至急、向かってくれ!」
一瞬、呆気に取られたものの、ジェイク達、そしてルギアは互いに頷いた。
「皆、行くぞ!!」
「了解!!」
「チェンジ イグニッション!!」
ワールド アース メシア それは世界、いや地球を救う救世主である。
完
ここまでご覧になっていただき、誠にありがとうございました。
何とかこのストーリーを完結させる事が出来ました。
ジェイク達5人は今日も戦っています。
またもしかしたら別の作品を投稿するかと思います。
その時は目を通していただけたら本当に嬉しいです!
では
ノシノシ