一日目・昼
ルベル「ごめんごめん^^みんな待った?お待たせ。」
ティノ「……貴様がやったのか?」
ルベル「違うよ坊っちゃん。証拠ないでしょ?^^で?この村で何が起きてるんだ?」
サシャ「俺がいうのもなんだけど、呑気なものだね。」
コレット「この村に人狼が紛れ込んだらしいの。一人、殺されちゃった…」
イシュマ「真っ先に標的にされてしまうなんて、運が悪い人でしたね。この方には申し訳ありませんが、悲しんでる暇は無さそうですわ。」
海翔「そ…そんなもんなの!?人が死んでるのにみんな落ち着きすぎじゃない!?」
ティノ「お前は少し落ち着け。動揺するのも分かるが、今は人狼を殲滅することを第一に考えろ。弱味を見せると標的にされるぞ。」
海翔「……っ。」
ルベル「^^」
ジンジャー「…人狼?」
バイエル「この村には、夜な夜な人狼が村人を襲って食べるって噂があったんだ。ジンジャーは怖がるかもしれないと思って耳に入らないようにしてたんだけど…」
燿「都市伝説みたいなものかと思っていたけど、実際に犠牲者が出てしまったし。どうやら噂は本当だったみたい。」
アイザック「何か人狼を探し当てる方法とかないんですかねーー。ほら、人狼には分かりやすく尻尾が生えてるとか、狐には狐の耳が生えてるとか。」
ルキア「そんなものあるはずないだろう。」
アイザック「デスヨネー。」
ルレイ「人にそっくりな狼だから外見だけで見つけるのは困難なんだよ。ねえ、村人ならちゃんと考えてくれる?」
アイザック「さーせん。」
海翔「考えるもなにも、それじゃ探す方法ないじゃん!」
コレット「ま…まあ落ち着いて。この村にも全く希望がないわけじゃないんだよ。確か、人狼か知る事が出来る役職の人が居たよね?占い師…だっけ?」
ルベル「占い師かぁ。誰かな?^^」
クロト「ああ。俺がその力を授かったみたいだ。」
アガタ「お前が?」
ルレイ「はぁーーーー?」
クロト「不満げにするんじゃねぇよ。ああ、そうだ。だから今まで黙って様子を見てたんだ。」
ゼロ「占い結果は?」
クロト「…イーリア。」
イーリア「何かしら?…あまり気安く名前を呼ばないでほしいのだけれど?」
クロト「今朝はお前を占った。……そして結果は人狼だったぞ。」
ユスラ「……(顔を背ける)」
イーリア「ちょっと、ユスラ今笑ったでしょ?…あ、いや。私が人狼ですって?」
ティノ「本当か?その女が人狼なのか?」
クロト「ああ。占い師の俺が言ってるんだから間違いねぇよ。」
ルレイ「はっ、どうだかね。」
イシュマ「私もその方が人狼には見えませんわ。」
ジンジャー「でも、占い師の力は間違うことがないんだよね?じゃあ、彼女が人狼なのかな。」
バイエル「んー…一概にそうだとも言えないような。考えたくないけど、クロトくんが嘘をついてることもあるかもしれないしね。」
ジンジャー「判断が難しいね。」
コレット「…イーリアさんは人狼なの?」
イーリア「違うわよ。クロトさんは偽物の占い師だけど、私にはそれを証明する手だてがない。役職を何も持っていない、ただの村人だからね。……困ったな。」
クロト「まぁ初日の占い先なんて勘なんだが、それなりに有能そうで、本物の狐だし占ってみた。結果は人狼で、大当たりだ。」
イーリア「酷い人ね。嘘をついてまで人を貶めて。」
ユスラ「可哀想。」
イーリア「ユスラが私を可哀想だと思ってくれるなら、何かもうそれでいいかな…」
海翔「いいの!?このままじゃアンタ殺されるんだよ!?真剣に考えてよ!!」
イーリア「考えてるのよこれでも。…死ぬのはもちろん嫌だけど。……そりゃ、嫌だけど。でも貴方たちが投票で殺すのよね?」
海翔「……っ。できるなら、助けたい。だからちゃんと反論して!」
クロト「本当の事言ってるだけなのに酷い奴って言われた俺の心の傷はどうすりゃいいんだよ。俺本物の占い師だし。」
アイザック「どんまいでーす」
ティノ「現時点で人狼に一番近いのはイーリアだ。それなら泣こうが喚こうが今日の処刑はイーリアという事になる。」
ユスラ「可哀想可哀想。」
イーリア「……ダメね。ユスラにそう言われると何も考えられなくなる。もっと言って。」
イシュマ「何ですの?この流れ。」
ルキア「今、この感じだと他の役職者は潜ってるみたいだな。処刑した人が何者だったか分かる能力を持つ、霊能者とか居るはずだな?」
燿「クロトさんが偽物なら、占い師も潜ってるだろうね。」
コレット「あんまり役職を炙り出すような事はしない方がいいんじゃないかな。ヒントが、なくなっちゃうかもしれないし。」
ルキア「……む。軽率だったか。すまない。」
イーリア「せめてもの村人アピールとして、私の視点の話をするわね。クロトさんは狼だと考えているわ。人狼は四人居るみたいだし特効してきてもおかしくない。霊能者は明日二人出てくると予想するわ。クロトさんが狂人なら霊能者は一人しか出ないと思うけど。」
コレット「考えられないと言うわりに、よく考えてるんだね。」
イーリア「少しでも役に立ちそうな意見を残して死にたいのよ。……まぁ、もう少し生きられるかと思ってたけど、残念ね。」
ユスラ「狼がイーリアを身内切りしてくるのなら猫炙りをしてくると思います。」
イーリア「…信じてくれてるの?それ。」
ユスラ「違いますよ。投票開始までの暇潰し。それから、私が噛まれないための狂アピみたいなものですかね。」
イーリア「ずるいわね。ユスラって。」
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