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普通を失った俺が、世に希望を与えるまで。  作者: 速府左 めろ
<第一章>希望とは。〜集われた意図編〜
13/85

スポーツ大会

この度は閲覧頂きましてありがとうございます!

※修正版です!

「スポーツ大会…?」

「はい…バドミントンやバレー、テニスとかあるんですよ」

「なるほど…夢玖ちゃんは何に出るの?」

「私は友達とバドミントンとバレーとバスケ出ます」

「なるほど!ちなみにルールは?」

「あまり分からへん…」

「そっか!なら夜、練習してみない?」

「ええんです?」

「いいのいいの。私には義妹が出来て嬉しいもの!希望君、良いよね?」

「もちろん」


─中間テストが終わり、私達はスポーツ大会に向けて練習をしていた。しかし私にはバレーボールやバドミントン、バスケのルールがあまり分からず、苦戦していた。ダメ元で舞姫さんに相談すると練習に付き合うと言ってくれたのだ。


「バスケは任せてっ!」

「はいっ!」

「夜海ちゃんも仁愛ちゃんも同じ種目かぁ…」

「そうなんです…」

「皆休みが合えば一緒に練習してもいいかもね」


─そして、明日から近くの岡寺公園で夜の練習が始まった。帰宅して運動着に着替えて髪を結ったのだが─舞姫さんのその姿は凄かった。


「高校以来着たから胸がパツパツだよぉ…」

「(メロンが二つある…っ!)」

「それじゃ、行こうか」


─バスケットボールやバレーボールを持って家を出て、練習を始めた。まずはバスケのドリブル、そしてシュート練習から始まった。


「私のドリブルに追い付けるかなぁ〜?」

「(舞姫さん……プロみたいや)」

「よし、中々速いじゃんっ!」

「(ボールより胸揺れ過ぎやねんっ!)」

「ふぅ……結構足速いんだね…これなら上達も早そう!」

「舞姫さん、シュートのコツは…」

「それはね…」


─それから、舞姫さんとの猛特訓が始まった。学校の授業はもちろん、アルバイトや夜の特訓でも、バスケやバドミントン、バレーに向き合った。最初は舞姫さんだけだったが─次第に加堂さんや盾澤店長も協力してくれるようになった。


「あ?バドミントンのルール?」

「はい…スポーツ大会でダブルスで出るんですけど、あまりルール知らへんので…」

「そうか…バドミントンのダブルスはテニス同様、二人で力を合わせるんだ。つまりコミュニケーションが勝利の鍵……だから如月ちゃんは、打ち方やラリーさえ覚えれば大丈夫だ」

「なるほど…バレーボールは…」

「バレーボールは六人で行うチーム戦。もちろん相手のエリアにボールを落とせばいい…パスやサーブ、スパイクをマスターすれば…問題ない」


─最初は挫けそうだったけれど、この特訓のお陰で、私はどんどん上手くなった。そして日が近付き、スポーツ大会当日がやってきた。教室の周りを見ると、周りの生徒は皆髪の毛を弄って、編み込んだり巻いたりしていた。


「よし…クラスTシャツのメッセージもあるね…ねぇ、サイン書いていい?」

「ええで…普通の高校生は、体育祭ん時髪の毛バッチリ決めるんやなぁ…」

「そうそう…折角だから、色々可愛くするわよー!」


─そして愛先生はもちろん、夜海や仁愛は張り切り、髪型を一気に変えたり、顔に落書きもした。


「猫系女子日本代表って……何やこれ…」

「クラスTシャツに入れる文字、夢玖ちゃん考えるのに苦戦してたから、夜海が書いちゃった」

「夜海ちゃんは「酒盛り委員会委員長」って…」

「だってこれしか思い付かなかったんだもん。仁愛ちゃんは何?」

「仁愛はね…「激辛モード」愛先生は……Amazing!!か。てか愛先生…髪型どうする?」

「そうね…夜海ちゃんはお団子…夢玖ちゃんはくらげヘア…仁愛ちゃんはサイドポニーなのね…なら私は、この髪型にするわっ!」

「パイナップルヘアね…よしっ!」


─全員で身支度を整え、私達はスポーツ大会に挑んだ。各種目ごとに応援に行ったりするわけだが、私達が応援されることはなかった。


「そうそう…今日のお弁当なんだけど、舞姫が早起きして頑張って作ったとか話してたわ…皆で食べて欲しいって」

「うにゃあ……舞姫さんのお弁当、大好きやねん」

「バスケは私も出るわ…皆、気合い入れるわよっ!」


─朝一番に、バスケットボールの試合が始まった。クラス対抗とはいえ、一年や二年のクラスとも闘うわけなので、中々手強かったが、元バスケ部の愛先生がいたので、何とか決勝進出出来た。


「流石は愛先生…」

「皆のお陰よ。ありがとう」

「ちゃうで…愛先生が事前に作戦を練って、私達に指示くれたやんか…やから、愛先生のお陰やで」

「嬉しいこと言うわね〜」

「本当に愛先生凄いっ!指揮官みたいでカッコよかった…てか愛先生、MBTI何?」

「私はENTJ…確か指揮官、だったかしら……舞姫はINFP、お父さんはINTJだったような…」

「…普通の女子高生、流行りに敏感なんやなぁ…」

「まあ無理して流行りに乗る必要は無いよ…次はバドミントンかぁ…次は夢玖ちゃんと夜海ちゃんか…頑張って!」

「おおきに!」

「うんっ!」

「影食、如月ペア!決勝進出っ!」

「松寺、如月ペア!決勝進出〜!」

「松寺、影食ペア!決勝進出〜!」

「3年6組チーム、決勝進出〜!」


─そしてバドミントン、バレーも次第に始まり、どれも決勝進出出来た。そして午前中で競技が落ち着き、お弁当の時間になったのだが──


「疲れたぁ…舞姫さんのお弁当楽しみやなぁ」

「そうねっ!昨日LINE来て、お弁当持ってこないで!って必死だったもの」

「私達の分まで……舞姫さん料理上手だからなぁ…」

「この卵焼きと磯辺揚げ、あと唐揚げ美味あっ!」

「デザートもパスタもある…ってあれ?手紙」

「どれどれ…大丈夫だよ。精一杯楽しんでね…か」


─舞姫さんに作るおかずはどれも美味しかった。そして私の好きなたこ焼きのサンドイッチも作ってくれた。しかし、弁当袋に入っていた手紙があり、読んでみると、舞姫さんからの手紙だった。その綺麗な文字とメッセージに元気付けられ、私達はそれぞれの決勝に挑んだ。

─まずはバドミントン─私と夜海ちゃんで、決勝に挑んだ。しかし相手は三年の女子バドミントン部のエース─素人の私達が歯向かって良い相手ではなかったが─それでも私達は勝つ。だって─


「やばいっ!追い詰められてる…っ!」

「まだきいばるでっ!だって…私はこん日の為に練習したきたんやからっ!」

「影食、如月チームに一点……凄いっ!」

「夢玖ちゃん、夜海ちゃん…頑張れ〜!」

「(…夜海ちゃんもきいばっとる…私も、普通の高校生みたいにきいばれとるんやろうか?)」

「夜海ちゃん、いいサーブよ!夢玖ちゃんもスタミナ考えて動くっ!でも中々追い詰められてるわね……」

「二人にしてはもう十分に頑張ってると思うんですけど…」

「(私…普通を知らん私でも青春出来とるんやろうか…?)」


─普通を失って、スポーツを知らなかった私に、舞姫さんや盾澤店長、加堂さんや生野さんが──一から全部、丁寧にスポーツの全てを教えてくれたから。彼らと猛特訓した時間を、無駄にしたくなかったから。

─体育館の熱気と体力消耗により、どんどん動きが制限されていく。それでもこのスマッシュに超えた。するとシャトルは相手の陣地に落ち、気付けば私達のチームが勝っていた。体力が大幅に奪われた中、私は夜海ちゃんと肩を組みながら愛先生のところに来た。


「いや、まだだ」

「……でも…って。廉命さんっ!」

「廉命君、どうしてここにっ!てかここにいていいの?」

「実は…」

『えっ?スポーツ大会の補助員?』

『うん。どうか私の代わりに…如月君を見守って欲しい』

『院長…俺なんかが良いんすか?』

『そうじゃなかったら、私はわざわざ君のところに来ていない。私は後で遅れて応援に来るかららそれまで頼む』

「ってな感じで……院長に頼まれて来たんすよ」


─水分補給をして、少しずつ体力を落ち着かせていると、廉命さんがいた。


「廉命さん…?」

「如月さん…実はね、院長に頼まれて補助員してるんだ。院長が愛先生のこと話して、俺がここにいるのを校長が認めてさ…とりあえずお疲れ様。凄かったよ」

「お、おおきに……」

「(如月さん…クラスTシャツ姿も可愛過ぎる…てか、この子は体力消耗して苦しそうだ)」


─どうやら廉命さんは、院長に頼まれてこのスポーツ大会の補助員をすることになったらしい。午前中は男子バスケや男子バドミントンの審判をしていたのだとか─。暫く廉命さんと話していると、周りの女子から嫌味を言われていた。しかし廉命さんが傍にいてくれたからかあまり気になりはしなかった。


「何あのイケメン…かっこいい…」

「あの人、ここの卒業生らしいよっ!」

「マジっ!身長高…ガタイ良すぎ…」

「……廉命さん、色々言われとる…」

「慣れてるからいいの(本当は如月さんにかっこいいって言われたいのに…)」

「後でお父さんも来るのね…」


─そしてバドミントンもバスケも終わり、残るはバレーボールの決勝となった。仁愛がサーブを打ち、夜海と私でトスをし、仁愛がスマッシュを打つ─。背の高い仁愛にボールを回すことで、相手チームの動きに合わせてスマッシュやスパイクを打ってくれる─。


「嘘…点数差が大きいじゃない…!」

「相手がバレー部だからか…いやでも経験は関係ない…彼女達を信じましょう」

「夢玖ちゃん、仁愛ちゃん、夜海ちゃん……頑張って!」


─何とか相手チームに立ち向かい、私、仁愛、夜海で力を合わせ、相手チームと同点になった。あと一分─あと一点で、この試合の勝者は決まるのだとか。しかし、そこで事件は起きた。相手チームからスマッシュが放たれ、私が受け止めようとしたのだが、その際に足を挫いてしまい、転んでしまった。そして場所が悪かったのか、そのボールは私の顔面に当たり、疲労もあって私は意識を失った。


「「「夢玖ちゃんっ!」」」

「如月さん…」

「……とりあえず夢玖ちゃんを場外からだしましょう…足、結構腫れてるわね…廉命君、保健室にお願いっ!」

「うっす!」

「ここは…皆の思いを背負って、夢玖ちゃんの代わりに加勢するわ。夢玖ちゃん…よく頑張ったわね。今日のあなたを輝かせるのは、私よ」


─次に目を覚ますと、保健室で寝ていた。それと同時に、隣で廉命さんが見守っていた。状況が分からず廉命さんに聞くと─悲惨な経緯が私を苦しめた。


「保健室…?廉命さん……私、何があってん?」

「君は…バレーの決勝で足を挫いて、転んだ場所が悪く相手のスマッシュが君の顔面にぶつかったんだ」

「それでここに……痛っ!」

「無理に動いたらダメ……如月さん、凄くカッコよかったよ。誰よりも先に動いて、誰より一点でも多く点数を入れた……よく頑張った」

「私…最後まで役に立てなかってん…?ぐすっ…折角今日の為に……練習頑張ってきたんに…ヒック」

「…あかん。私が泣いてもうたら、皆に心配掛けてまう…ぐすっ」


─この日の為に、舞姫さんや加堂さん、店長や生野さんに協力してもらいながら、バドミントンやバスケットボール、バレーボールの練習に励んだのに、スポーツのルールを知らない以上、チームの足を引っ張らないようにと、誰よりも頑張ってきたのに、私が転んで足を挫いてしまったせいで迷惑を掛けてしまった。

─そして、最初から最後まで役に立てなかった─この事実が身に染みて、ボロボロと涙が溢れてきた。もしこの件で夜海や仁愛という友達を失ったら─愛先生から信頼を失ったら─という不安が押し寄せて、余計に涙が止まらなくなっていた。

─しかし、ある放送が流れてすぐに、夜海と仁愛、愛先生が保健室にやってきた。


「えー、只今の女子バレーボールの試合、3年6組の勝利です。全校生徒に連絡です。二十分後に表彰式及びに閉会式をするので、各クラス整列して下さい。繰り返します…」

「……私のクラス、勝ったんや」

「うん。君が精一杯頑張ったからだよ」

「「夢玖ちゃんっ!」」

「皆……」

「私達、勝ったよ!うぅ…」

「夢玖ちゃんのお陰で勝てたよっ!今日の夢玖ちゃん、本当にカッコよかった……」

「…………ぐすっ」

「夢玖ちゃん、足…大丈夫?」

「…うん。あのさ、私転んでもうたやんか」

「うん」

「そんでさ…ダサいな思て…私と友達やめるん?」


─三人は、勝ったよ、と私を抱き締めてきた。しかし先ほど私が転んで足を引っ張ってしまった罪悪感なのか、私と友達をやめるのかと聞いてしまった。すると夜海、仁愛は揃って─言った。それと、愛先生も一言言った。そして皆で泣き、表彰式に挑んだ。


「やめないよ!ずっと一緒って仁愛言ったじゃん…!てか夢玖ちゃんいなかったら優勝なんて出来なかったもん…」

「そうだよ!今日の夢玖ちゃん、カッコよかったもん。それにね…夢玖ちゃん、舞姫さん達に特訓付き合ってもらったとか聞いて…凄く努力したんだなって思った……私達を思って、努力した夢玖ちゃんが、大好きだよ。友達やめないから!」

「二人とも……」

「……担任として言うわね。夢玖ちゃん、気持ちは分かるわ。でもね…あなたが努力した時間は決して無駄にはならないわ。だってあなたは…同じチームを想って、ずっと努力してたもの……それに、勉強もバイトも私達を頼りながら努力してるもの、私は知ってるわ。失敗してもいい。途中で挫折してもいい……あなたはあなただから」

「「「うわあああ…ぐすっ!」」」

「皆泣かないの…っ!私まで…泣くじゃない…ぐすっ!」

「担任のあんたまで泣いてどうするんすか…とりあえず行きましょう」


─流石に歩くのは難しかったので、廉命さんに背負ってもらい、閉会式に挑んだ。そして結果は、私のクラス─3年6組が総合優勝した。これには私達は驚いた。そして表彰されたのだが──私に予期せぬ問題がまた起きた。何と、校長が全校生徒の前で一言を話すように、私にお願いしたきたのだ。


「えー、今日のスポーツ大会で…誰よりも頑張った生徒がいます…3年6組の如月夢玖さん…何か一言お願いします」

「嘘やろ……」

「ほら、夢玖ちゃん…行きなさい」

「あ……は、はい」


─私は表彰台に立ち、マイクに向かって話した。この努力した時間を─。


「えー、3年6組の如月夢玖いいます…。私は今年の春転校してきて早三ヶ月ですが、実はバドミントンやバスケットボール、バレーボールのルールすら知らへんかったのです…。しかし、義姉に、そしてアルバイト先の人達に練習に付き合ってもろて、この日を迎えました。でもバレーボールの決勝で、最後まで戦うことは出来ひんかったけど…大切な人、仲間がおったから、自分のベストを尽くせました。普通を失った私にとって、この日はええ思い出になりました…おおきに」


─そして、写真を撮り、皆で笑い、スポーツ大会は幕を閉じた。流石に今日はアルバイトを休み、帰宅しようとしたが──


「今日は休みなよ…院長に見てもらいな」

「はい…そうします」

「今日の君は…誰よりも頑張ってた…あ、別に褒めてないからね!」

「おおきに……」

「あなたが如月夢玖…?」

「えっ」

「うちらバド部に勝つなんて…舐めてるよね?」

「舐めてへんで?努力した言うてたやんか!」

「しかも校長に気に入られて、イケメン卒業生と仲良くて…ムカつく」

「これだからオッドアイは…っ!」

「痛っ!ー!」


─女子バドミントン部のエースとその取り巻きに遭遇し、嫉妬なのか私の捻挫してる足に、蹴りを入れてきた。当然廉命さんは怒った。その頃にはあまりの激痛に意識が朦朧としていた。そして廉命さんは何かを言ったが、激痛に気を取られていたので、聞けずにいた。


「痛い…っ…立てへん…っ!」

「うざいんだよっ!お前ばっかりいい思いして!あんたさえいなければ…この先輩に告白しようと思っ「悪いけど、俺が好きなのはこの子だから」

「えっ」


─廉命さんの言葉に周りはザワついたが、その頃の私は激痛の足を抑えていた。が、それと同時に廉命さんが私を横抱きにし、見切ってたかのように、ヒステリックになっている女子バドミントン部の生徒達の対応を、愛先生にバトンタッチをした。そして愛先生による、地獄の生徒指導により、彼女達はその後、英語で反省文二十枚かつ体育館の掃除を全体的にさせられたという─。


「でもこの女、ちょっと可愛いからって調子に「愛先生、全然反省の色ないっすよ」

「そう。私の大事な教え子…そして義妹に何してんのよっ!この子は一からスポーツが分からなかった…私達の足を引っ張りたくない一心で、毎日努力したきたのよっ!この子の努力を水の泡にしないで頂戴…それにこの子の足に暴行してたわよね…これは暴行罪。そして侮辱罪…ってことは分かるわね?」

「……いや…その…うわあああんっ!」

「(夜海から聞いてたけど…愛先生…生徒指導の時…予想の倍以上に怖ぇ…っ!オーラ凄っ!)」

「廉命君…夢玖ちゃんを連れて、気を付けて帰りなさい。今日はありがとう」

「いえ…その……お疲れっす」


─その後、私は迎えに来ていた院長に迎えに来てもらい、南北北病院で見てもらった。捻挫ではあったが、一週間安静にすれば良いとのことだったので、安心した。というか─あの時、廉命さんは何を話していたのだろうか。

─その夜、舞姫さんに抱き締められ、生野さんには目一杯褒めてもらえた。この日を機に努力の大切さと、友情の深みを学んだのだ。


「この日のことを忘れたないなぁ…一週間後の私も笑えとるんやろうか…てかこん写真の私、めちゃくちゃ笑顔やん」

「……普通の高校生みたいな青春、出来とるみたいやなぁ…」


─そして今日撮った写真には、誰よりも努力し、誰よりも青春をした自分の姿も、そして同じ困難を乗り越えた、大切な友人や仲間も映っていた。




……To be continued











――――――――――


<キャラクター紹介⑦>


名前 : 影食(かげじき) 夜海(やみ)

血液型 : O型

誕生日 : 11月18日

身長、体重 : 156cm、46kg

MBTI : ISFJ

好きなもの : 酒全般、ツマミ、恋愛話

嫌いなもの : 柴漬け(お酒に合わない…)

趣味・特技 : 晩酌、夢玖(?)、恋愛相談


聖陵情報高校に通う、夢玖のクラスメイト兼友人。廉命とは同い年だが、二年間家庭で監禁されていたため、高校の卒業が遅れ、夢玖と同じクラスメイトに。二十歳の女子高生と噂されているが、仁愛とも仲が良く、青春を共にしている。清楚な見掛けによらず酒豪で、二日酔いを知らない。廉命が夢玖に好意を抱いてるのを知り、夢玖に大人の事情を日々教えている。一日でも夢玖を垢抜けさせようとしている。

閲覧頂きありがとうございました!

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次回作もお楽しみに!では。

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