第1話
読んでいただきありがとうございます。
初投稿です。
誤字脱字があればぜひ教えて下さい。
(サイズチェンジか…)
ここはステータス鑑定所。その名の通りステータスを鑑定してもらう所だ。
人員が少ないので長蛇の列が作られるのだ。
俺は長いこと待ってようやく見てもらえたのだ。
「……気を強く持ってくださいね」
そうやって変に気を使われるのが辛いんだよ!
「ダイジョブデス」
正直、かなりショックだ。
なぜなら、スキル『サイズチェンジ』は最弱と言われている。
多くの人は 「嘘つけ金の大きさ変えることができるやん。」 と言うと思うが、そんな世間が甘いわけねぇじゃん。
金の大きさは変えることはできるけど0.1mm程度だけだ。ほとんど変わらん。しかもそれだけで大魔法使いがぶっ倒れるくらいのMPを必要とするのだ。
たまったもんじゃねぇ!やってられっか!
この世界では職人でも、商人でも、冒険者でも、スキルがすべてなんだよ!終わったな俺。頼れる人もいないし。
(なんの救いもなしに異世界召喚ってアリかよ…)
そう、実は俺は異世界召喚とやらをされたのだ。
なんの説明もなしに、金やアイテムが渡されるでもなく、チートも多分ない。は?
起きたら町のすぐ近くの森で目が覚めたのだ。町の近くと言うのが不幸中の幸いだな。状況ハードモードには変わりないけど。
「ワンチャンチートがあるのでは?」と鑑定してもらったはいいが、ステータスは並みだし、スキルはこの世で一番のハズレ。はぁ…。不遇にもほどがある。
ああ、俺の名前は白洲 羽見だ。読者のみんなよろしく!そうだよ(便乗)俺はお前らを知覚してるゾ。
それはいいとして、本当にやばい。薬草集めもこの世界ではスキルがないと至難の業なんだよ。
どうしよう…。
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次回にご期待を。