表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/19

8 平穏

 平屋の校舎、道路との境には土手が作られ、沿って桜の木が並んでいた。五月の連休には、桜が満開となり、校庭では大人たちが朝から草野球に興じていた。

 太一の飯炊きは変わらないが、釜から電気釜になり、少しは楽になった。

 父親も離婚 のいざこざから落ち着いたのか、生来の坊っちゃん気質になっている。

 太一は馴染んでいた。しがらみのない地であった。級友は、そのものである。悪くいえば、学校は行くもの、ただそれだけなのであった。

 しがらみがあるのは、教諭だけである。長閑な中、太一は、島と同様、それを感じとるのである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ