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VRMMOに男の娘が挑む  作者: 白夜の桜
いざ!VRMMOの世界へ!
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門前のちょっとした出来事

「楽しそうに名乗っているところ悪いのだけど。そろそろ、この場所から移動しましょ?」


「『わかりました。どこに行きます?ご主人』」


「アウル、アナタが表れた方には何があるの?」


「『確か、街があった筈です』」


「確か?アナタ、もしかして森から出たことないの?」


「『無いですね。街を見たのも、ここに来るときでしたから』」


「そうなのね。じゃあ、その街に行ってみましょうか」


「『わかりました。ご主人、しっかり捕まっていてくださいね!』」


「えぇ、わかったわ。よろしくね」


アオォォーン!!


その声に応じるように大きな叫びを上げて走り出した。


_________________



走り出して何時間ほどたっただろう。

遠くに街が見え始めた。


おぉ!っと、嬉しそうな声を上げてるのわ。

私だ。

だって!仕方ないでしょ!何時間も代わり映えしない景色。

唯一変わったのは、森と草原の時だけ。

だが、それも何十分も見たら飽きてしまい。

かといって、他にやることもないしで困っていたのだ。

それにしても、草原に出てからも生物を見ていないな。

だが、それもあの街を見つけたことで消し飛ぶ!


「よし!後少し。アウル頑張って!」


「『わかりました!』」


そう言って、さらにスピードを上げて走り出した。


_________________


《門前》


アウルに乗り、街に近づくと。

門兵が武器を構えてこちらを睨み付けていた。

?、不思議に思いつつも門に行くと。


「おい!貴様、それ以上近づくな!」


「何故なんですか?」


「ハァ?!貴様が乗っている魔物を見て、警戒しない門兵などいるか!」


「アウルのことですか?それなら私の従魔なので、警戒しなくても大丈夫ですよ」


「ん?貴様魔物使いなのか?よく、そんな職についたな」


「そんな職?」


「貴様、知らないで就いたのか?」


「えぇ、そうですが。後、貴様ではありませんよ。私にはミリカ、と言う名がありますから」


「あ、あぁ、それはすまなかった。私は、ここの門兵をしてるガシル、と言う者だ。それで、話わ戻るが。何故私があの職。っと言った理由だが。単純な理由だが。従魔を得るには、従魔にする魔物より。レベル、もしくは力で強くないといけないからな。これが理由だ」


「だからですか。しかし、さっきはあんまり驚いていませんでしたよね?」


「痛いところに気づくな。あぁ、それだけが理由じゃない」


「では何故、言わなかったんですか?」


「それはな。さっきのでも簡単に従魔を得る方法だが。他の方法はさらに、魔物使いになりたくない。と思わせるほどの厳しい条件だからな」


「え!さっきのでも簡単な方法なんですか?!」


「あぁ、っと話がそれたな。魔物使いについて知りたいなら。この街にある図書館に行くといいぞ。あんまり本は無いがな」


「はい、時間が有るときにでも行ってみます」


「あぁ、行くといい。それじゃあ話を戻すが。その魔物を連れて現れたのもそうだが、街に入るにしてもだが。その大きさの魔物を見たら街人たちが大騒ぎするから、その魔物を置いてってくれないと街には入れないぞ」


「え!アウルを置いていくなんて出来ません!」


「それじゃあ、諦めるんだな」


「そ、そんなぁ。ほ、他に方法はないんですか!」


「無いことはないが。その可能性にかけるか?」ボソッ


「何て言っているんですか!」


「あぁ、すまない。一つ聞いていいか?」


「えぇ、いいですけど」


「そこの魔物は小さくなれるか?」


「き、聞いてみます。アウルは小さくなれる?」


「『小さく、ですか?うーん。あっ!似たことなら出来ます』」


「どんなの?」


「『実際にやってみせますね。ご主人は降りてください』」


「わかったわ」


そう言って、言う通りに降りたら。アウルが私に近づいて来た。

アウルが私を見ながら何かを呟いた。

呟いた瞬間。アウルが光だして、消えてしまった。


「え、え、どこに行ったのアウル!」


混乱しながらアウルを探したが見つからなかった。その時、首の辺りから声が聞こえてきた。


「『ご主人。僕はここです』」


そう声が聞こえた場所を見ると。

ウルフの顔がついたマフラーが見えた。


「えっと、このマフラーがアウルでいいの?」


「『合ってますよ!』」


ウルフの顔が独りでに喋り始めた。

端から見ると、ホラーでしかない。


「では、何故そんな姿に?」


「『僕の力。変化の力です』」


「変化?何にでも変われるの?」


「なぁ……」


「『何にでも、ではないですが。憧れから手に入れたからなのか。「なぁ…」僕が、強い憧れ・なりたいと思った物にしか変われないんです』」


「そうだっ「おい!」っ!」


「やっと気付いたか。聞かなくても分かるが、小さく?なれたな」


「え、えぇ、なれました。これで街に入っても大丈夫ですよね?」



「あぁ、その姿なら大丈夫だ。しかし、マフラーが話だしたら怖がられるから、気を付けろよ」


「気を付けますよ」


「それなら大丈夫か。ごほん、ようこそ我が街へ」



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