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VRMMOに男の娘が挑む  作者: 白夜の桜
バックを手に入れろ!
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長き練習の始まり?

久しぶりです!今年一本目の投稿です!


まぁ、これを書いてる日は12月31日ですがね。



ガチャ


「はぁはぁ……お待たせ、しました」


慌てて着替えたせいで、息切れを起こしながらも、ミリカはシラに謝る。


(赤いネクタイに白のYシャツ、黒のオットベスト、黒のワンタック……見慣れている筈なのに、美少女が着ると違いますね)


等と心では見惚れながらも、表面上は冷静な表情で、少しの注意をする。


「今度からは気をつけてください。それよりも、似合っていますよ」


注意した後シラは、正装に着替えたミリカを上から下まで見回して、そう感想を言った。


「ありがとうございます……」


ジロジロとまではいかなくとも、誰かに見られるのが恥ずかしかったミリカは、顔を赤くしながらも、尻すぼみにお礼を言う。


「いえ、お礼を言われる程の事ではありません。それよりも、練習部屋にいきますよ」


ミリカを見回すのを止めて、ミリカにそう言って、練習部屋なる場所に向かって歩いていく。


「は、はい!」


その後ろをミリカは慌てて追い掛ける。

_____________


部屋の前に着いたシラは、後ろに居るミリカを振り返る。


「この部屋で練習をします」


シラに着いて来たミリカは、シラの言葉に、シラの目の前にある頑丈そうな扉を見た。


「分かりました」


その扉を見て、「この扉の先が練習部屋……」と緊張のような、ワクワクした気持ちのような、表しづらい感情を扉の先に抱きながら、シラに返事を返した。


「この部屋を使う場合、扉に掛けられている札を裏返してください」


シラの教えは練習が始まる前から始まっていた。その事に気づいたミリカは、気を引き締めて頑張ろうと思う。


「はい!」


「返事が良くなりました。では、入りましょう」


先程よりも、声にやる気を感じたシラは、ミリカを褒めて、部屋に入って行く。


「えっと、ありがとうございます?」


褒められた場合、いつも褒められた時の返事で良いのか分からず、疑問系になりながらお礼を言って、ミリカも後に続いて入る。


「ミリカさん、赤い線がある所に立ってください」


ミリカが部屋に入ってすぐに、シラから指示がとんだ。


「は、はい?」


慌てて返事をしようとしたミリカだが、赤い線が分からず首を傾げる。


「下を見てください。そこに、色々な四角があると思います、その色の中にある赤い四角の中に立ってください」


シラに言われてミリカが下を見ると、そこには色々で分かれて四角に囲まれたのが幾つもあった。


「分かりました!」


ミリカは返事をしてから、すぐに赤い四角の中に入る。


「それでは、練習を始めます」


ミリカが赤い四角の中に入ったのを確認したシラは姿勢を正し、そう宣言した。


「よろしくお願いします!」


その言葉に、慌てて姿勢を正し、ミリカはお辞儀をした。


「では、最初にお教えするのは挨拶からです」


「はい!」


何を教えるか決めていたシラは、やる気あるミリカの声を合図に練習を始める。

_____________


「もう一回!」


「いらっしゃいませー!」


私は何度目になるか分からない挨拶をした。


「また伸びています!もう一回!」


「いらっしゃいませ!!」


うぅ!シラさんが姉さんに見えて来た!こんなに辛いなら契約しなければ良かったー!


「弱音を吐かない!」


「ひゃい!」


なんでばれるの!?私一言も口に出していないよね!?


「気を引き締めなさい!いらっしゃいませ!」


「いらっしゃいませ!!」


早く終わってーー!!

ミリカの視点なんて、久しぶりな気がする。


試しに、次回予告ぽく


『くじけた心……しかし、それは不屈の心になる』


うん。どんな話かいっさい分かりませんね。


追記


物語が動き出す日、「投稿再開か~」なんて事を思いながら雪道を歩いていた作者だったんですが、唐突にずっこけたんですよ。『ずっこけ』と言う言葉が出た時点で分かる人もいると思いますが、言わせてもらいます。落とし穴に嵌まってしまったんですよ。


「はぁー、投稿再開の日に落とし穴に嵌まるとか、何でだよ……」


追記の追記


一度あることは、二度ある……うん。

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