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地獄から帰って来たら最強に  作者: ニート(したながいちもく)
4/5

 先ほどいたから階段で次の会に降りていく階段は、不思議なことに薄暗くだが発光している。そんな階段は、ひたすら長くもう体内時計では、数時間ったように感じる。そしてその階段をひたすら歩いていくと奥からから、光が差し込んでいたのをみて、思わず走る。

 そして、出口に到着する。そこは、自分のイメージしていた地獄の姿とほぼ変わりなくただ茶色い大地にそこかかしかに火が揺らめいていた。思わず唖然としていたが、人の姿をしたものを見つけ我に返る。その人の姿をしたものに声を掛けようと思い声をかけながら走って行く


「おお〜い」

 

 声に気づいたのかその人の姿をしていたものが振り返るそして顔がしっかりとあり、人とということが分かったさらに女の人とという事もあって安堵した。しかし、その安堵もつかのまでその人の顔を見た途端、どこかからか憎しみのようなドス黒い感情が湧き出てきた。そして、衝動のままに身体があの人目掛けて動き出そうとするまだ少し残っていた理性がなにをしようとするのが分かり、必死に自分の体が動くのを止めようとする。


「あぁぁぁぁぁぁ」


 しかし、抑えきれない感情に飲まれてしまい衝動のままにその人目掛けて体が走り出す。またこちらを見た人も自分と同様に駆け出してくる。その人は自分の体ぶつけてふっ飛ばそうとする。それを真正面から光は、受け止め、そして上から拳を叩き付けるそして倒れた人にまたがり抵抗がなくなるまで殴りつける。そしてついに息の根を止める。そして冷静になり、周りを見渡すとたくさんの人がいた。

 再び感情が湧き出た来て、衝動のままに殺しに走る。そした、同じようにやっつけようとしたが相手に倒され力尽きて、抵抗のなくなるまで殴られ息尽きた。しかし、いつの間にか死んだはずなのに地面に立っていた。なんだと疑問を持つ暇もなく次のやつが襲いかかってきた今度は、やられることなく終わった。すると黒い影が現れ、どこからか「活っ活っ」声を出し、叫ぶ。そうすると先ほど死んだはずの人が起き上がる。そうすると、先ほどまでの動きと変わりなく襲って来た。 

 そして、また殺される。繰り返し、繰り返し、繰り返し、殺し殺される。そして、衝動のままに殺しに行くが、ほんの少しの冷静さで相手を見極め殺す。時間が経つたび、どんどん効率化されていき、殺されることが少なくなる。疲れも飢餓も感じなくなった体で殺すために走り続ける。





 それから、途方もなく長い時間が経ち、地獄から出れる日まで一年を切った。今までに、幾万、幾億の人を殺し、獄卒に熱鉄に乗せられ熱の縄を押し付けられ、石にすりつぶされ、美女の姿をした化け物に騙され、口にどうを流され五臓六腑を焼かれ、鬼に責め立てられる。また、焼けた針で、舌を突き刺され舌をハサミを切られる。そして地獄の豪華に焼かれ、決して消えることのない焼印を刻まれた。それらの痛みは、決して慣れることがない。抵抗ができず、ひたすら絶叫するしかない。 

 最後の地獄はただなにもない真っ白い世界で暮らした。最初は天国のように感じた、段々なぜこの地獄に自分はいるんだと疑問を感じ始めた。誰を恨めば良いんだと。毎日ずっと考え、考え、考え、考え、ひたすら考え続ける。発狂してしまえればどれだけよっかたたか。そして、この結果を招いたのは、自分だということに気づき今度は、自分をひたすら責め責め責め続ける。妹の幻覚が見えるようになりそれに手を伸ばしてしまう。しかし、手を払われ、いつかあった美女の姿をした化け物の姿に変わる。幻覚だと分かっていてもつい手を伸ばしてしまう。

 

そしてついに、長く、苦しかった地獄が終わる。


懐かしい声が頭の中に響く。


”久しぶり”


”これから君には、ヒメルという世界に行ってもらいます”


”この世界では、地球にはない、ステータスと言う自分の能力が見られる特殊な力が皆一様に与えられるんだ。”


”そしてレベルアップという、生き物を殺すことで得られる魂を吸収できる力があり、スキルという特殊技能があり、自分の経験に応じて手に入れることができるよ。”


”他にも魔力もある”


”君も持っている”


”それではバイバイ”


そして足元にいつだかの暗い穴が開き、ふったび落とされた。


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