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第16回「暗と黒を文中に入れて熱々の炎を表現せよ」

______________________________


くまくま17分


  仏閣の伽藍堂の中。

 立ち込める暗闇を焼き尽くさんと猛り狂う灼熱の炎を前に自分は今、護摩行として無言で睨み付け鎮座している。

 時折、炎が舌を伸ばして黒い法衣や肌を舐め刷りしようとしてくる。

 熱い。文字通り焼けるようだ。

 煌々と輝く赤熱。

 噴き出す玉の汗は蒸発し、皮膚は炙られ熱気が目を焦がし乾いて仕方ない。

 吸い込む空気に肺腑が焼かれ吐き出す息を炎が吸い込み更に勢いを増して煌々と燃え上がる。

 この炎と対峙するその先に、一体何があるのか?

 疑念に揺らぐ決意。

 それを情熱の炎にくべて、ただひたすら炎に焼かれ続ける。


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