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第127回「夏という言葉を使わずに夏を表現せよ」

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時猫一二三


 アスファルトに付いた掌が火傷した。


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雨宮 春季


 最近、自分の働いているカフェでの仕事がきつい。なぜなら、汗をかきながらカレーをほおばる客のために重い寸胴でぐつぐつとカレーを煮込まないといけないからだ。

 しかし、僕の働いているレストランでアイスを頼む客が増えたおかげで楽しみも増えた。「お兄さん、バニラ2つ!」と笑顔で注文してくれる学生たちの笑顔が支えになっているからだ。


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インファ


 冷房の効いたショッピングモールに足を踏み入れて思うこと……

「ここが天国か」


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くまくま17分


 陽炎揺らめくコンクリートの灼熱地獄。

 降り注ぐ殺人光線はアスファルトを反射して下からも襲って来る。

 日差しに焦げる肌に、うだる熱気が纏わり付いてじっとりと汗ばむ。


「暑い……」


 酷暑に当てられ身体は干上がり足取りは重く、涼風に焦がれる胸が苦しかった。


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