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第106回「羞恥という言葉を使わずに恥じらいを表現せよ」

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みさとみり


 目が合った。くしゃっと笑顔になる彼。私は、思わず目をそらしていた。


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ZUMA


 みんなスカートを履いていて、私はズボンをビリビリに破きたくなった。母に貰ったお気に入りのデニムだったのに。


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くまくま17分


 春一番。それは、陽気に浮かれた悪戯な風。

 朝露の滴る通学路。道行く往来を押し退け、颯爽と駆け抜ける。

 その拍子に、少年の隣を歩く少女の制服を舞い上がる。

 スカートの奥、きめ細やかな柔肌の太もも、下着の純白が白日の下に晒された。


「はわわわわっ」


 そのあられもない姿に少年は居たたまれなくなり、顔を赤らめ両目を覆った。

 ごめんなさい、と口にして。


「いや、私じゃないっ?! 逆でしょ、普通」


 スカートを押さえる彼女もまた耳まで真っ赤に茹で上がる。


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