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チートを得て異世界ライフを満喫するそうです  作者: マグナ・ラグス
第1章 王国編
5/51

第4話 国の説明のようです

「よし。それじゃあ午前は主要国やこの国の説明。午後は魔法を教えることにしよう。」


 と、朝食を終えた後にメー…師匠は言った。


「…って、魔法ってそんな簡単に覚えられるんですか?」


「いや。普通は無理だ。だが君に魔法の才能が無くても基礎知識を教えておくことにはなんの損も無いはずだ」


「ま…そりゃそうですけど」


「まぁ、魔法の話は後だ。まずは今君がいる国と周辺国を教えるとしようか。まず君がいる国はジール王国。この国はどの国よりも気候が穏やかでダンジョンもそれなりにあり、一番過ごしやすい国だろう。この国の特産品はダンジョン品以外にもドワーフの

作る工芸品なんかも有名だな。さて、ここまでで質問は?」


「ダンジョンって?」


「ダンジョンはまぁ、言ってしまえば魔物の巣のような所だ。中は層があり、幅が整った道で部屋と部屋を繋いでいる。そうして次の層へ向かう階段を見つけてどんどん進んでいき、宝を集める場所だ。最下層にはそのダンジョンのコアがあるが、それをとったらそのダンジョンは死ぬため普通に処刑される。ダンジョンはその国の資源の一つだからな。ダンジョンについてはこんなところだ。」


「…なるほど…」


 つまり俺らの世界のローグライクのようなものってことか。ただ地形変化なんかは無いようだが…


「さて、次は周辺国についてだ。北には最近共和国が出来たらしいが…まだ詳しいことはあまり分かって無いんだ。亜人が作ったっていうのは分かるんだが…西はティアナ神聖国がある。通称は聖国だ。この国のみが勇者を召喚することが可能な国らしい。勇者を召喚する理由としては魔族からの侵略を退けるためのようだ。魔族も一応は来るようだが基本的には魔物の方が多いようだ。勇者には特に飛竜や物理攻撃が通らないレイス系の魔物を倒してもらってるらしい。聖国の兵士はこの辺りの国よりも強いからな。南にはガノール帝国があるが、基本的に軍国と呼ばれている。この国は昔、他の国に頻繁に攻めるていたが、最近はそんな行動も見られないな。なんでも噂では帝王が温厚派であるとか…そして軍部と争っていると言われているな。周辺国についてはこんなところだ、ここまでで質問は?」


「特には無いです。」


「よろしい。では、次は魔法の使い方…といきたい所だが、その前に能力値をチェックさせてもらおうか。MPがもし無かったら魔法も使えないしな。ちなみに、ステータスを他人にも見せたい時にはステータスフルオープンと唱えればいいぞ。」


「分かりました。ステータスフルオープン」


 そうして出てきたのは


マグナ・リンドウ

HP 159/159

MP 204/204

STR 97

VIT 45

MGA 139

MGD ∞

AGL 161

LUC 8760

スキル 想像召還☆10

    幻想纏依☆10

    魔法無効化☆10

    深淵流☆10

    鑑定☆7

    投擲術☆6


 なんか少し能力値が上がってる?どうして増えたのだろうか…ちなみにこれを見た師匠の反応は


「なっ…こっちに来たばかりでこの能力値だと…これは育てがいがありそうだ…というよりもMGDが…このマークは一体…?」


「師匠?もしもーし。師匠ー!」


「はっ。すまんな。しかし驚いたよ。冒険者として活動するならすぐにシルバーに届くだろう。」


「冒険者?シルバー?」


「そういえばギルドの説明はまだだったな。シルバーは下から三番

目に位置するランクの呼び名で、下からアイアン。ブロンズ。シルバー。ゴールド。プラチナ。ミスリル。アダマン。ヒヒイロのランクとなっている。まぁ、ヒヒイロなんてギルドの創設者くらいのものだろうな」


「へぇー…なんかこう聞くとシルバーってあまり高くないような…」


「む?そうでもないぞ?その能力値ならそれが妥当だ。しかし、なにも特訓していない状況でそれなのだ。今後の特訓次第ではミスリルくらいは余裕だろう。ちなみにアダマンである私でこの能力値だ」


 と言ってステータスを見せてきた。


メーナ・エルブンガルド

HP 32465/32465

MP 57162/57162

STR 12764

VIT 9865

MGA 34200

MGD 25471

AGL 15763

LUC 1970

スキル

魔術関連 火魔法☆10

     氷魔法☆7

     風魔法☆9

     雷魔法☆4

     土魔法☆6

     水魔法☆8

     光魔法☆5

     強化魔法☆8

     精霊魔法☆10

     回復魔法☆3


武術関連 短剣法☆6


技術関連 裁縫☆8

     聞き耳☆7

     気配察知☆9

     気配遮断☆8

     魔力遮断☆10

     忍び足☆6

     無詠唱☆7


 …なんというか…これでようやくアダマン…でも突っ込む気にもなれないし…ラックと魔法防御だけ勝ってるようだが魔法防御はスキルのせいもあるからなぁ…


「ちなみにフィオナの能力値は…フィオナ。マグナに能力値を見せてやってくれ」


「…分かった」


 ということで能力値を公開してもらったら。そこには

フィオナ

HP 1753/1573

MP 3576/3576

STR 514

VIT 253

MGA 1572

MGD 2136

AGL 1023

LUC 972

スキル

魔法関連 火魔法☆3

     氷魔法☆5

     風魔法☆4

     土魔法☆1

     水魔法☆6

     光魔法☆2

     強化魔法☆4

     回復魔術☆7


武術関連 杖術☆6

     棒術☆7

     槍術☆5


技術関連 罠作製☆5

     罠解除☆3

     無詠唱☆3

     気配察知☆4

     気配遮断☆3

     魔力遮断☆5


 こっちもこっちで中々高いな…


「これで冒険者としてはどれくらいなんです?」


「そうだな、ゴールドの上位かプラチナの下位くらいだろう。」


 そうなのか…しっかし中々に凄そうな人たちに拾われたものだ…

「さて。丁度お腹も空いてきたし、昼食にしてから魔法を教えるとしようか」


 ついに魔法を覚えることが…想像召喚?あれも魔法だけど今のところ二体までしか召喚出来ないみたいだからまだ使うときじゃない。幻想纏依アカシックウエポンもどちらかと言うと等価交換?に近い感じだし、本格的な魔法は日本人の厨二心をくすぐるものがあるよな!

まぁ、能力値だけはチートでは無かったようです。ちなみにステータスは魔物を倒すことで地味に上がります。あるスキルを取ればその上昇値が上がるようですが…ちなみに、主人公がいる国はこの大陸では三番目の大きさとなってます。

追記 主人公が自分のステータスを見たときの反応を書き忘れていたため追加しました。進行には特に関係ありません。フレーバーです。(ry

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