第28話 雷牙が仲間になるそうです?
(・ω・)ねんがんの!フェンリルの雷牙を!仲間にしたぞ!
(ころしてでもうばいさる)
次の日の朝…
…えーと。昨日はたしかフェンリルがやってきて足を凍らせたら動けなくなったんだよな?
「…zzZ」
え?zzZって言いながら寝るやつ初めて見たんだけど。実在するんだな。
「…マグナ。おはよ」
「おぅ、おはよう。フィオナ」
「…そのフェンリルどうするの?」
「本当…どうしようかねぇ…」
こいつ本当にどうするよ…
「メールが届きました」
…なんでこのタイミングで届いたんだ?まぁいいか。開いてみるとしよう。
ティルより
そこの雷牙は神話の時代からの私の友人ですので。できれば仲間にしてあげてください。ちなみにこれはある種のクエストという扱いにしますので。やってくれたら報酬をあげます。あ、雷牙にもメールを送っておきましたので。
(・ω・)よう。ホウロウだ。お前さんに言ってあるとは思うが、存在しない者と心を求めし者がいくらかそっちに流れ込んだみたいなんだ。そいつらの処理をお願いしたいんだが…そいつらを探知するスキルを今作ってるからそっちの方は待っててくれ。あと、これは先払いで1つバッグに入れといてやったからあとで確認してくれ。あと、雷牙の飯代は俺が受け持とう。
「…タイミングが良すぎないか…?あとこいつ雷牙って言うのか…」
まぁ…気にしたら負けだろう。多分。とりあえず起こすか。
「おいそこの雷牙とやら。さっさと起きろ」
「…んぁ?えーと?俺は昨日なにして…ってお前!さっさとこの拘束を解きやがれーっ!」
「まぁまぁ。まずはメールを見てみろよ。ティルからメールが届いているはすだ」
「…メール?なにそれ?」
「あぁ。ティルは知らないか。神々だけがつかえるらしい一方通行の連絡手段だよ。多分」
「…そんなすごいこともできるの…神様って?」
「あぁ。さっきも言った通りティルってやつと鍛冶神ホウロウってやつ」
「…後者はドワーフが崇める神だけど…ティルは知らない」
「だろうな…あいつ時空を司る天使らしいし」
「…ガクガクブルブル…」
…え?あいついきなり震え始めたぞ?一体何が起こったんだ?
「えー。はい。マグナ様。私めを配下に加えてはいただけないでしょうか」
「…震えてるけど一体何が書かれていたんだ?」
そう聞くと雷牙はビクッとして
「いえ!特になにもっ!?」
ってめっちゃ声が震えてて、更に震えている。
「…まぁ。いいだろ。って配下にするっていったってどうすりゃいいんだ?」
そういったら雷牙は凄く安堵したかのような表情になり
「ありがとうございます!えーと、既存の魔物なんかを召喚獣にしたい場合は、契約魔法なるものを覚えている必要があるみたいです。それで、その魔法を対象に使用すると、その魔物が、契約するかしないかを選択できるようですね」
「ふぅん?契約魔法ってのは覚えてないんだが…こんな感じか?」
とりあえずイメージすれば使える気がする。えーと。契約書を手渡す感じで。
「ふむふむ。これが契約魔法…素晴らしいですね。しっかり私たちに読めるように翻訳されるなんて。あ。基本的に大半の魔物は人間たちの言葉は使えませんからね。こんな感じで私が契約を完了すれば私は貴方の下につくことになります」
「ふぅん。今後こういうことは起こらないといいんだけどな…」
「ごもっともです…」
「まぁいいさ。…ん?想像召喚のコマンドに雷牙が追加された?」
「主の想像召喚は言うなれば召喚魔法の上位互換。統合されているのは当然のことですね」
「そういうもんなのか」
まぁ。移動に便利そうなやつも手に入ったし。狩りも得意そうだな。まぁ、これからはこきつかってやろうか。
…ティルは一体なんて書いて送ったんですかね?
「それは秘密ですよ?」
これ以上聞くなと…まぁいいさ。これからはもっと楽しくなりそうだしな。
「いったいなにやってんスか…てか、ここどこッスか?」
あれ?ティーダ?なしてここに?
「いや、アーロンにまた呼び出されたんス。で、呼び出された場所に行ったら何か不思議な光に包まれて次の瞬間にはここにいたんスよ」
…なるほど分からん。まぁとりあえずうちに住んどけ。一回。
「了解ッス」
「…後回しでいいんですか?」
あの世界のティーダの記憶にソラがいたら面白いなって思ってな。会わせることにしてみるよ。
「いったいどうなるんですかね?」
さぁ?会ってみたら分かるんでないか?




