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世界の成り立ちについて

作者: 丸峰

私は世界の成り立ちについてこう考えています。まず、最初は漠然とした空間がありました。この漠然とした空間とは、端的にいうと無限のことです。そこでは時の移ろいなどありませんでした。何故なら、発散する無限も収束する無限も時の流れを、発散は限りなく遅く、収束は限りなく早くしていたので、時はチグハグだったからです。また、そこでは絶えず発散と収束が衝突していました。ですが、それらは必ずどちらかの力が優って発散か収束に転じました。そんなある時、無限の中で定数が生まれます。それは収束と発散が拮抗したためです。その定数が我々有限世界の素です。それはその空間に定義を与えました。ただ、その定義は力の拮抗のみで不完全な物でした。その不完全性は他の無限を取り込むようにして定義を始めました。ですから、我々宇宙は広がります。ただ、その不完全性ゆえ、この宇宙の中にも収束と発散が見られました。収束はブラックホールとして。発散は空虚として。そしてさらにその中で収束と発散が拮抗しました。それが惑星や恒星です。もしくは、分子です。ですから、分子は有限体を構成しつつも無限に小さく見ることができます。有限は力の拮抗です。ですから、我々人間が宇宙の空虚へ出ると、発散の力が勝り、破裂します。ブラックホールに行くと、収束の力が勝り、粉微塵になります。

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