詩め その代償を払う者は:R2
愚かな行為の代償を
全て自分が支払うことができたらよかった
けれど
「世界は正しくはまわらない」
「だから原因に対して正確に罰がくだる事などない」
自分以外の誰かが悲しんで
自分以外の誰かが辛い思いをする事になる
「現実ってそういう風にできているの」
正しくは循環しない
捻じ曲がって
捻じ曲がったところに
めぐってしまう
「だからあなたは同じ間違いを繰り返さないで」
「自分が犯した罪の代償を」
「誰かに払わせないために」
おきてしまった事は
もう戻れない
失ったものは
もう取り戻せない
「そうなる前に」
「ストーリー」
「何も悪いことなんてやってないじゃないか」
「どうしてこんな目にあわなければいけないんだ」
世界のどこかで、誰かがしわ寄せをくらっている。