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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

死に戻り令嬢は王国に牙をむく~

作者: シャチ

ちょっと原作と差異があります。

ストレス解消の1本なので気楽に読んでください。

私の名前はマルガレーテ・ヴォルフショール。

公爵家の令嬢です。

前世で私は処刑され、気が付いたときには12歳の誕生日会に巻き戻っていた。


私は先日12歳を迎えた際に公爵令嬢として、第一王子と婚約をしたのだが、この王子がクソ野郎だったのだ。

1回目の人生でイケメンだからと恋をした私を呪い殺したい。

頭の出来が悪い第一王子は公爵令嬢である私の後ろ盾で立太子するくせに、貴族学校で平民出の男爵令嬢にうつつを抜かし、同じくバカな側近どもと共に、私にあることないこと罪を着せ断罪、王権を勝手に使い即座に処刑しやがったのだ。


絶対に許さん。

といっても、やり直しに気が付いた12歳の誕生日の今日は、私が王子の婚約者となったことのお披露目の日でもある。

貴族学院へ行くまで後3年、この間に第一王子を再度見極め、どうするか決めてやろう。

誠意を見せるなら減刑も辞さないが、同じことを繰り返そうというなら徹底的にやり返す。

国が傾こうがしったこっちゃない。

私は、私を冤罪で殺した奴らを許すつもりはない。


パーティーが終わり、私は動き始めた。

平民上がりの男爵令嬢、バニラ・コーシューニュを見つける。

第一王子の素行の調査も並行して行う。

私は誰からも文句が言われないよう最高の淑女となるべく、勉強、礼儀作法をきっちり習得し、社交にも力を入れ始める。

だてに前回の人生で18歳まで生きていない。

母や、叔母、から得た知識を使ってお茶会を主催、さらには貴族夫人のお茶会にも積極的に参加し交流を広めていく。


第一王子の母は、側妃であり、第二王子が正妃の子である。

しかも側妃は伯爵家の出、第一王子が王太子になるには、それなりの後ろ盾が必要だ。

そのため、私を使って第一王子の権力基盤を盤石なものにした。

1回目の人生では私も恋に盲目になっていて、どんだけ第一王子がバカなのかを把握していなかったのだ…

むしろ、そんな私をいさめてくれていた専属従者の子爵家の次男坊であるデラルのほうがよっぽど好みになった。

彼は誠心誠意私を支えてくれたし、今思えば彼の私への淡い恋心も分かる。

今からちゃんと味方に引き込んでおこうと思った。

「デラル、これからも私を支えてくれるかしら?今は第一王子の婚約者となってしまったけれど、この婚約をいずれ破棄するつもりなの。その時はあなたに支えてもらいたいのよ」

「っお嬢様、そんなことおっしゃっては…」

「デラル、私はあなたの気持ちに気が付いているつもりよ…将来は女公爵としての私を隣で支えてほしいのよ」

「…お嬢様、ですがどうやって…」

「婚約を破棄すると言ったけれど、実際には婚約破棄されるつもりよ。

 そして、傷者なのをいいことに、あなたとの婚姻をねじ込むわ…いい、計画はこうよ」

こうして、第一王子との婚約を破棄するための計画が動き出した。


******

私が14歳になった時、ようやく”バニラ”と思われる少女が居るようだと分かった。

コーシューニュ家に引き取られた平民がいたんだが特徴が合わず、探すのに苦労したよ。

なんと、神官になった叔父の教会で働いているシスターではないかと言う。

この教会は父が支援している。

そして、この教会のシスターは聖女だなんて言われている。

前世においてバニラ・コーシューニュは聖女と呼ばれていた。

ちょっとばかし聖属性の魔法が使えるのをいいことに、いろんな男に声をかけるような女で、碌な奴じゃなかったわけだが…

私は父と”視察”を名目に、教会を訪れることにした。


「え、なんでバニラがここにいるのよ…」

教会の入口には、神官で叔父のゲオルグの横に並ぶピンク髪の少女が出迎えてくれた。

間違いなくバニラ・コーシューニュ。

思わずつぶやいてしまった…本来ならすでにコーシューニュ家で、意味をなさなかった令嬢教育を受けているはずなのに、なんでここに居るの…

すべての計画を作り直さないといけないのかしら?

しかも、バニラは14歳という年齢でちゃんとシスター資格を持っているという。

あれに合格するのは大変だ。

聖書の暗記や、回復魔法の精度、効果など総合的に判断される。

こうなったら、直接バニラから話を聞くしかない。

「お父様、私この若くしてシスター試験を合格されたシスターバニラと少々お話ししたいのですが、よろしいかしら?」

「あぁかまわない。その間に私はゲオルグから教会の現状を聞いておくから好きになさい」

「シスターバニラ、よろしいかしら?」

バニラの目線が泳いでおり、なんだか違和感を覚える。

この女、何かを知っている?

「はい、ではどちらでお話を?」

バニラが気を取り直したのか声をかけてくれる。

「ゲオルグ叔父様、懺悔室をお借りしても?」

私は迷わず懺悔室を借りることにした。ここなら外に話が漏れることもない。

秘密話をするのにうってつけだ。

「いいが、なぜ懺悔室なんだい?」

「少々込み入った話をするので、ご許可願います」

「…わかったバニラ、粗相のないように」

「はい」

ゲオルグ伯父様の許可ももらえた。

よし、とりあえず話を聞こう…だけど何を聞く?


貴族用の懺悔室に案内されたわけだが、私は頭を抱えていた。

平民のままシスターになったバニラに何を聞くというのだ。

2度目の人生で全てが変わってしまっているからかもしれない。

すでに私は多くの家の貴族夫人と顔見知りであり、素行も良好、第一王子にこびを売ることもなく鑑のような淑女と噂されるようなっている。

前世じゃ殿下を追っかけまわすお転婆なんて言われていたもんだから、変われば変わるものである。

「あの、ヴォルフショール公爵令嬢様、どうかなされましたか?」

バニラが心配そうに声をかけてくる。

しかし、前世のバニラであればコーシューニュ男爵の話に乗っからないわけがない。

もしかして彼女も前世の記憶があり、そのままではヤバいと思ったのではないか?

こうなったら単刀直入に聞くことにしよう

「…単刀直入に聞くけど、あなた前世の知識もちね?」

「え、あ、はい」

「そうよね…あんな女に転生すれば運命を変えたくなるわよね…はぁ、どうしよう」

「えっと、どうされましたのでしょう?

 やっぱり私が男爵令嬢じゃないとまずいとか?私断罪されたくないんですけど」

「いえ、いいの。

 ただ、面倒なことになってはいるわ。

 あなたほどの美少女を逃すとバカ殿下を破滅に追い込めるかどうか…」

「えぇ…まぁあのバカ殿下が国王になんてなった日には、国の行く末が心配ですけど」

「そうでしょ?それは父も同意見よ。

 だから機を狙って引きずりおろすのに、あのシナリオは好都合だったのよ。

 そうすれば貴族の膿を一掃できるしね…

 しかし、コーシューニュ男爵がなくなった奥さんと娘の代わりに血のつながった孤児を引き取ったと噂されているから、てっきり貴女はもういないと思っていたのに…

 こんなところに居たとは…誰をかっさらったんだ?あの男爵」

「え、私以外にも隠し子がいたんですか?!」

「あー実際問題、貴女にあのキモデブの血は流れてないわよ。

 あれはコーシューニュ男爵のでっち上げ。

 聖女候補になれそうな孤児の女の子の背後関係を調べ上げて自分の娘だって言って回っていたみたいなのよ。

 そういう意味ではあなたは最有力のターゲットだったはずなの。

 実際あなたのお母さまは”男爵家でメイドをしていた”からね…ただ、あのコーシュニュ家のメイドではないわよ」

「は?まじすか」

結構ノリがいいな彼女。

私気に入ったわ。

「それに、貴女には多分貴族の血は流れてないわ。

 私が厳密に調べ上げたけれど、貴女の父親は男爵家の家令のはずだから」

「まじでー?」

「まじでー」

「私の苦労とはいったい…」

「まぁシスター資格は立派な後ろ盾だから損はないでしょう」

実際問題、シスターになればどんな孤児だろうと身分が保証される。

身元が保証されるので、婚姻も可能だし城に入ることもできる。

持っていて損はない。

「ところで、ヴォルフショール公爵令嬢はなぜこちらに?」

「私のことはレティでいいわ。

 今日は、バニラっていうシスターがいるっていうから見に来たのよ。

 ゲオルグ様はお父様の弟でしょ?

 うちが出資している孤児院を知る必要があるとついてきたわけ。

 そしたら平気な顔であなたがいるし…ちょっと発育悪い?」

そう、このバニラは男爵令嬢だったころより発育が悪いように見える。

胸もないし背もそれほど高くない。

はっきり言って子供体形だ。

「胸見て話してんなら、張り倒すぞ、巨乳」

おい、公爵令嬢になんて言葉を使うんだ…。

まぁいい。

相手は平民だし、こうやって気楽に話せる相手は貴重だから多少は許してあげる。

「いや、ちょっと前世と比べるとあまりにも貧相なもんだから…ごめんね?」

私のほうが発育がいいのは認める。

王太子になった私の婚約者も私の身体だけは鼻の下を伸ばしてみてやがるからな。

一発ぶん殴ってやろうかと思ったことが何度かある。

あれだけ冷ややかな目で見られているのに気が付かないあたり、あいつはマジでだめだ。

弟の第二王子にすらあきれられているのに分かっていないんだから、救いようがない。

「まぁバニラが転生者でシナリオ(私の計画)に絡んでこないのは分かったからいいわ。計画は一部修正する」

「あ、はい。巻き込まれないのであればソレで」

「ちなみに、貴女すでに別件に巻き込まれているわよ。

 今日お父様が教会にきたのだって、ゲオルグ卿があなたと婚姻したいって手紙から来たみたいだし」

そう、今日お父様が叔父に会いに来たのは、叔父から婚姻について相談したいと手紙があったからだ。

「は?まじ?そんな素振りなかったのに???こっちとしてはバッチこいだけど」

「そうなの?その割に奥手なんじゃない?」

「14歳と26歳じゃ犯罪臭がすごくて…」

「気持ちはわかるわ…私も中身だけで言えばアラサー…やめましょう、この話。

 私も本当はあんまり歳の差がある婚姻はどうかと思ったことがあるから」

「精神年齢と実年齢に揺れる心ですよね」

「他人事ね、貴女」

「他人事なので」

「まぁいいわ。たまには遊びに来るから、その時は話でもしましょう」

「じゃあ必ず懺悔室へお通しいたしますね」

「そうね」

私はバニラの現状を確認できたので満足した。

ある種の友人を得たと言っていい。

しかし、私が思う前世と彼女の思っている前世が違っていることにこの時は気が付かなかったのだ。


*****

コーシューニュ男爵家に引き取られた平民の素性が割れた。

22歳の娼婦らしい。

見た目が子供っぽいことで売っていた女だそうだ。

魔法は使えるらしいが弱い水魔法だという、聖女候補はどうしたのだ?

しかし、これならばより計画は実行しやすいかもしれない。

王家とは言え不倫は外聞が悪すぎる。

密偵に調べさせたところ、顔は幼いが出るところは出ており、なかなか曲者らしい。

貴族相手の娼婦だったようだから、男を手玉に取るのなんて簡単だろう。

コーシューニュ男爵は商売で成功してから高位貴族と縁をつなごうと必死だ。

それを曲解した男爵令嬢である”バニラ”が王太子に手を出したおかげで、私は断罪されたのだ。


ふっふっふ、今回はそうはいかない。

貴族学園にはいくが、私の専攻は領地経営。

王太子と同じ学科にはいかない。

つまり、バニラとのつながりもない。

将来は女公爵として公爵領を運営するためにも必要な知識である。

ちなみに、すでに父にも計画は話しており了承は得ている。

私が乗り気でないこと、王太子の素行が悪いことは既に分かっていて私の作戦に乗ってくださった。

デラルとの婚姻はまだ伏せてあるが、ねじ込んでみせる。


そうして私の学園生活が始まった。


実際にバニラ・コーシューニュを初めて見た時の感想は「ない」である。

前回のバニラのほうがよっぽど美人さんだった。

年頃の男子では年齢はわからないのだろうが、女性から見ればだいぶサバを読んでいることがすぐわかった。

前世と同じく学園中の女子から冷ややかな目で見られ、すでに孤立し殿下達と仲良くしているらしい。


そして、真のバニラはどうやら私の知らない世界の住民であることが判明。

私の言うシナリオと彼女のシナリオの違いに気が付いたのは会話をしているとき。

どうにも話がかみ合わなかったのだ。

シスターバニラが言うには、彼女は王太子をたぶらかした結果、私に断罪されて処刑されてしまうらしい。

まぁ実際処刑しようと思っているので間違いではないが、1回目の私の人生と違う。

王太子は太子を剥奪され幽閉されるのがシナリオらしい。

幽閉なんて生ぬるい、私を殺した罪を今世で償ってもらうつもりだ。

なにせ、すでにバニラとずぶずぶ、肉体関係までもっている。

王太子につく側近たちも同じ。

まったく、同じ穴の狢なのに気が付きもしないとは…いや娼婦バニラがやりてなのか、いろんな意味で。


私のシナリオ通りに事は進んでいる。

というのも、バニラ男爵令嬢を虐めるものは誰もいない状態だからだ。

なぜ、そんなことができたか?

簡単である。貴族夫人方を抑えたからだ。

家の命令で令嬢達はバニラに対して不干渉を貫いている。

王太子の側近たちの婚約者についても同じ。

なんなら事前に婚約辞退をした者もいる。

現在は、宰相候補の婚約者である伯爵令嬢と共に、”罪を捏造する現場”を片っ端から抑えている。

ちなみに、この作戦は正妃様も了承済み。

王家の影まで付けてくれている。

側妃と現国王は恋愛結婚であるそうだが、正妃はそれで煮え湯を飲まされており、子は親と同じかと断罪に実は乗り気だ。

なんなら、色ボケ国王の首まで取って第二王子を国王にしたほうが国が安定するとまで考えている。


こちらは味方が多いのだ。

そのように動いたからだが…ふっふっふ。バカ殿下その首洗って待っていてくださいな。



*****

「マルガレーテ・ヴォルフショール!貴様との婚約を破棄する!!」

卒業パーティーが始まるや否や、”元”王太子殿下が舞台上でバニラ男爵令嬢を侍らせ、側近たちと共に私を断罪すべく婚約破棄を宣言した。

あーあ、やってくれたね元殿下。

これで私の計画はパーフェクトに決まったよ。

「婚約破棄の件、お受けいたしますわ」

「ふん、では素直にこれらの罪を認めバニラに謝罪しろ!そうすれば命だけは助けてやる」

自信満々ですわね殿下。

その証拠とやらが紙切れほどの価値もないことをご存じないのでしょう。

「罪ですか?わたくしが何をしたと?」

「しらを切るつもりか!バニラの教科書や筆記用具を壊し、パーティードレスをめちゃくちゃにし、池におとし、しまいには暴漢に襲わせたことはわかっているんだぞ!」

くっくっく、まんまと罠にはまりましたね”元”殿下。

これで、貴方はおしまいですよ。

「そうですか、ではこちらも反論を…これは王家の影からの証言、私ともう一人、宰相候補の婚約者と集めた証拠です。今おっしゃられた”罪”というものがすべてでっち上げである証拠となりますわ。

それと、”元”王太子殿下」

「な、なんだ…? え、元って」

王家の影という単語が出てきて狼狽え始めたな?

そして、元という単語に引っ掛かりを覚える程度には脳みそは残っていたか。

「元は元ですわ。昨日これ等の証拠を基に王妃殿下と共に国王陛下へ報告、殿下は廃太子され、王族ですらありません。現時点では平民です。なので、昨日の段階で既に私と殿下は婚約者ではありません。

あと、おわかりですか?平民の分際で公爵令嬢に今暴言を投げたことを?」

「な・・・え?」

お、バニラ男爵令嬢もうろたえてるな。

顔が歪んできてるぞ?よかったね死ぬ前にさんざんイケメンに抱かれて気持ちよかっただろうさ。

「衛兵、そこの平民と、王族を陥れた悪女バニラをひっとらえよ。罪状は不敬罪に虚偽の告発よ」

「「「はっ!!」」」

「あ、宰相候補の侯爵令息もすでに平民です。同罪ですから容赦無用です。元騎士団長の息子もです。全員引っ立てなさい」

馬鹿どもがキャンキャン騒いでいるけど知ったことではないですわ。

国の面汚し、汚い膿はすべて抹殺してやりますわよ。

既に国王陛下の権限もほぼ我が公爵家と王妃殿下で掌握済。

第二王子が立太子し、1年後には国王に即位されます。

現国王は体調不良で隠居ですわよ。

いい気味ですわね。


******

「というわけでお父様。傷物令嬢の私は専属執事のデラルと婚姻いたしますので、王国のことはよろしくお願いいたします」

「…そんなこったろうと思ったぞ。なぜ婚約破棄されるまで待ってくれと言っているのかと…そういうことか…」

「はい、お認めにならないのであれば公爵家がなくなりますので宜しく」

「いつの間にこんなにしたたかになったんだか…まぁデラルは信用できる。仕方なかろう」


父の許しを受け、私はデラルと即婚姻した。

学校を卒業すれば成人ですからね、何の問題もありません。

王都から颯爽と領地に戻り、というわけにもいかず、バニラの処刑までは事の顛末を見届けました。

ちなみに、王権が弱まったおかげで、父の改革が素早く進んでいる。

バカ達の処刑を見届けてから領地に戻り、私もやりたかった領地経営に奮闘している。

デラルも優秀だから私のサポートをしてくれるし、旦那様としても優秀だ。

今現在も、各貴族家の婦人たちとのパイプは強い。

ある種、国を裏から制御できるほどのパイプだ。

事実上公爵家としては代替わりしたといっても私と顔をつないでおけば利があると分かっている家は付き合いを継続している。

膿の出切った我が国は今後さらに発展していくことだろう。


お腹の子が生まれるころにはより良い国になっているはずだ。


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[気になる点] >とはいえ手製に気が付いた 手製?  何の誤字だ・・・転生か?
[一言] 本家バニラちゃんはゲオルグ様と幸せになったのかなぁ?(笑)
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