綾「フッ、死んでもいいゲームなんてぬるすぎるぜ」
街の中心(昼)
ヘルメス「ではこれから行われるゲームの説明をします。貴女たちにはこれから神様の力を借りて、それぞれの神紋を賭けて戦ってもらいます。要するに、神様の代理戦争です」
綾「メス! 神紋って何? 戦うってどうするの? それと負けたらどうなるの? メスはもう赤ちゃん産める体なの?」
ヘルメス「はい、いい質問ですね。神紋とは神様の誇り、目に見える物体ではありませんが、一度勝負してみれば分かると思います。戦いについてですが、いつ誰とどのくらいどのように戦うのかなどは全て自由です。どちらかが降参するか死ねば終わりですね。それに今はまだ神様が貴女たちに馴染んでないと思うので、最初の勝負まで最低でも二、三日かかると思いますよ。それでも能力をまともに使うことはできないはずです。負けたときのデメリットですが、特にありませんね。いつでも元の世界に戻れますしね。三人子供がいます」
綾「フッ、死んでもいいゲームなんてぬるすぎるぜ。というか説明長すぎるぜ」
水咲「三人子供がいるってことしかわからなかったよ」
水咲、ふと頭上の巨大な何かに気がつく。
水咲(なんだろあれ……ん、人……?)
四聖天「良いことを聞きましたわ。そんな体をしていながら三人も子供がいるのですわね」
巨大化した四聖天、その大きさはおよそ百六十メートルに及ぶ。その姿は既に制服ではなく、神装に変化している。腹部にはガイアの紋章(ヨド○シカメラのロゴに酷似している)が浮かび上がる。
水咲off(四聖天⁉︎)
アノン「そんな……早すぎる!」
舌打ちをするアノン。
綾「そんなに驚いてどうかのしたのかい、アノン姉さん」
呑気に構えている綾に掴みかかり、ガクンガクンと揺するアノン。これが本当のけんけんがくがくである。
アノン「貴女聞いてなかったの⁉︎ 能力の一部を発動するだけでも数日かかるのよ。あの格好は既に神装使えているわ。あんな芸当、さっきの今でできることじゃないのよ!」
綾「ちょちょちょ落ち着いてえええあ!」
四聖天「ちょっとエッチすぎるので暴れたくなりました」
四聖天、塔を殴りつけそのままアッパー気味に振り上げる。塔、ヒットした部分が粉々に砕け、上の部分が水咲と綾に向けて落ちてくる。
水咲「我が一片に生涯の悔いなし!!」
間一髪のところで二人を救出するアノン。
アノン「二人は無理だわ……」
アノン、綾を降ろして四聖天とは逆の方向へ飛ぶ。綾、必死に走る。アノン、水咲の脇の下に手を入れているので水咲は宙ぶらりんである。水咲、スカートを手で押さえる。
水咲「ちょっ、見えちゃうじゃんか!」
綾「いつも見えてるじゃん」
作者「私は今とてもそういう気分なので、いつも見えそうで見えない、しかし今だけは見えていてしかもそれを恥ずかしがっているという図式を作りたいと思います」
水咲のスカート「わかりました」
水咲のスカートの周りの空気「わかりました」
水咲のスカートがめくれた時に限ってやってきて見る男A(何も言わないが確実に見ている)「…………」
水咲のスカートがめくれた時に限ってやってきて見る男B「ぱん2丸見え!」
水咲のスカートがめくれた時に限ってやってきて見る男C(女としての嫌悪感を覚えさせるのが得意)「あああっ、水咲さんの下着が露に! ううう、筋が! し、しわが……!」
水咲「恥ずかしいよぉ……」
作者「みんなありがとう。何故か全然興奮しない」