僕の生きる理由
僕は不意に死にたいと思うことがある。しかし、死にたいはずなのに死ぬことに恐怖を感じてしまう。別に何か嫌なことがあったとかいじめられてるとかもなく普通に友達もいるのに自分がなんで生きているのか分からなくなる。
ある時、特に理由はないが死にたい思いが強くなった。そしてしばらくすると幼馴染の女の子が遊びに来た。
「おはよーってどしたのそんな暗い顔して」
「なんでもないよ」
「なんでもないわけないでしょ。幼馴染なんだからそれくらい分かるわよ。いいから話してみなさい」
そう言われて僕は彼女に自分の気持ちを話した。死にたいこと自分の生きてる理由が分からないことを。
「ねぇ生きることに理由は必要?どうしても理由がいるというなら私を幸せにして。私も君が死にたいなんて二度と思わないよに幸せにしてみせるからさ。二人で一緒に生きていこうよ」
あぁまったく敵わないなぁ彼女には。
「なんかプロポーズみたいだな」
「プロポーズはあなたからしてほしいわ」
「え?」
「なによ」
「君って僕のこと好きなの?」
「気付いてなかったの?」
「……うん」
「はぁーまったく、好きでもない人に一緒に生きようなんて言わないわよ。で、あなたはどうなの?」
そんなこと聞かれたら今は迷わずこう言える。
「僕も君が大好きだよ」
「そっか。じゃあ今日から私と君は恋人だ。」
「なんか幸せだ」
「私もだよ。ねぇ今からデート行こ」
「急だな。まぁいいけど」
「それじゃあ早く準備して行こー」
その時の彼女はとても幸せそうに笑っていた。僕はこの笑顔のためならなんだってできるような気がする。
初めて書いたので変だと思うけどこの作品くそだなーって思ったら笑ってやってください。