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波の詩

酔夜星刻


からからと まわる升に

注ぐ酒 永夜の宴に灯すは

怒号と笑いの漁火よ

見上げる夜空に 嬉しき星々

虚空の並びは聖なる歴史

乙女の豊穣稲

双子の短剣

人は語らい つがれてく

我ら80億の歩むもの

我ら2000の時代を歩んだもの

いずれは死せども 星に祈りを刻むらむ


最後の人が見上げた夜空に 我らはいるか?

最後の人が見上げた夜空に 輝きはあるか?


宴の酣 微睡みの中

見つけた真理も はいから溢れるや

火は消えども 月光撫で覆う

絶え絶えと 静寂に呑まれる 語り草

今はまだ 赤子のように眠るのみ

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― 新着の感想 ―
[良い点] とても、素敵な星の詩です。 何だか、とても懐かしい気持ちになれました。 ありがとうございました。
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