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主人公VS脅迫状


サバゲーが終わり、夜中になった

俺は自宅のふろに入っている

かといっても、おばあちゃんの家ではない

両親が行方不明になった九頭竜家の家だ

昔は、おばあちゃんがこっちに来ていたけど今はおばあちゃん家に二人住んでいる

俺はこっちでいい

奏芽ともそんなに今は・・・


「仲良くないしな」


そう言っては、落ち込んだ

どうして、いやがられているのだろう

蛇口をひねってシャワーを浴びる

冷水だ

頭を冷やすにはいい

最近、舞い上がってばっかりだ

こんなにも高校って楽しいんだな

高校を飛ばして大学に言った俺は勉強に次ぐ勉強・・・そして、体力づくり

灰色の青春だな


「ふう、これぐらいにしておくか」


俺は蛇口をひねって止めた

そして、風呂に入る

お湯は熱めにしている

これがなんだかいいんだ

3分ほどしたので出る


「そういや、最近ニュース見ていないな」


ふと、思いだした

世界情勢は気にしなくてよくなったから見ていない

俺はノートパソコンを使い、ニュース覧を見る

これと言って、珍しいものはない

なら、気にしなくていいな

俺は電源を切ろうとした

だが、気がついた

メールBOXに新着メールが来ている

だれからだ?

俺はこのメールアドレスを教えていない

わざわざ、居場所を教えることはしない

携帯の方も家族と元隊員たちにしか教えていない

俺はメールBOXを開いて、中身を見る

内容は―――殺人予告

学校からいなくなれって内容だ

狙うのは生徒全員だと書かれている


「気にしなくていいか」


狙うのが生徒全員ならなんらかのアプローチがあったはずだ

それが全くない

たしかに、このパソコンのメアドを解析したのはすごい

なかなかの腕前だ


「さて、返信するか」


俺は返信メールを打つ

内容は―――ご忠告ありがとう

ただ、それだけだ

確かに俺は幼いし、子供だ

一般人から見たらまだ、大学生だ

でも、それ以上の経験を積んで、最悪の悲しみも俺は味わった

俺が遅れをとる時は、大切なものを守れなくなった時だ

それはまだ先・・・


「寝るか」


俺は頭の片隅に今日の出来事を記憶して寝た

だが、それからもこのメールは続いた

一日一回、必ず決まった時間

同じ内容で・・・ずっと



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