作品背景
今から五十億年前に地球が作られて以来、宇宙や多次元からの干渉を抑えるために神々が存在している。
神々の力は凄まじく、最高神ともなると拳一つで地図をも変える力を持つという。
そんな、神々は【魔力】という体内エネルギーを消費し、魔法を使うことが出来る。
神々の中の力関係は、二柱の一番強い神を最高神《天神》《龍神》とおき、その下に《天王》《龍王》、それより下は、第10階級から第1階級まで分かれている。第10階級の神は、《天王》《龍王》に挑むことができる。
登場人物
「アキメネス・ギ・カストラファ」
性別−男
年齢 4830歳(17歳)
使用魔法 《創世》《治癒》
「もう出会えることはなくとも、それでも俺は進み続ける」
本作の主人公
代々地球を守り続けてきた『神』の家に生まれた。
神にしてはまだまだ若く、人間の歳に直すと約17歳である。
一人称は俺。他の人からは「カストラ」と呼ばれることが多い
キリッとした眉毛、海を埋め込んだかのような瞳、空を閉じ込めたように水色に輝くポニーテールにまとめられた髪、筋肉がついているわけでもなくかといってヒョロガリなわけでもない標準的な体。
着物を着ることを好んでおり、常に着物を着ており腰に刀を挿している。
本人も自身のかっこよさに気づいている(冗談かもしれないが)よく話のネタにしたり、自慢したりしている。
性格は至って普通で、唯一と言っても過言ではないまとも枠。
使う魔法は、ほとんどのものを想像し、生成する 創世
と全てのものを癒す 治癒
《龍王》を務めていたが、《龍神》の死が原因となり今はその座を降りている。
好きな食べ物は、海鮮
嫌いな食べ物は、野菜(あの食感と味が耐えられないらしい)
カトレアを失った悲しみから自暴自棄になっている所を凪に励まされ、カトレアの足取りを辿る旅に出ることを決意する。
「カトレア・サンスベリア」
性別−女
年齢???歳(レディに歳を聞くなんて失礼だぞっ!)
使用魔法 《時空操作》
「怠惰を極めた時、神は真に神となるのだよ」
悠久の時を超えて、地球を守り続けてきた第4代《龍神》その人である。
一人称は妾。他の人からは敬意を込め「龍神様」と呼ばれている。親しい人は「カトレア」らしい。
今でも、任期では最高年数を保持しており、間違いなく地球を救い続けてきた英雄である。
そんなこともあり、全ての神から尊敬されていた。
また、その名声に劣らない立ち姿をしており、
星空が放たれたようなおさまりを知らないように観ていると無限に吸い込まれる藍色の瞳。
腰まで伸びた銀髪のストレートは、どの角度から見ても光り輝いており、星を散りばめているよう。
体型は、戦闘に特化しているためぺったんこである。そう、戦闘に特化するために仕方なくであって決して、けっっっして元からこうなのではない。
右腕には《龍神》を象徴するように、光が腕を中心に周りブレスレットを模っている
服装にあまり好みはないらしいが、神々の集まる場ではマンチュア(西洋の貴婦人服)を着ていることが多い。それに比べ、日常生活ではダボダボの寝巻き一枚で生活している。(本人曰く何回も着替えるのがめんどくさいらしい)
通常の神の寿命が3万歳なのに対し、その何倍をも生きているカトレアはよくおばあちゃん扱いをされ、「妾は、年寄りじゃなぁーーい!」と叫んでいる姿を目撃されている。
通常生活は、怠惰の極みでありめんどくさいことはやらずに弟子に丸投げし、一日中部屋にこもっている。
ただ、やる時はやるようで出てきた時の安心感は随一である。
戦闘時には、ふざけた表情は消え、服は着物を模したような戦闘服に変わり、頭の上には天使のような複雑な模様の入った輪が浮かび上がるらしい、、、、、
使用する魔法は、全ての時を操り変化させる時空操作である。
好きなものは、昼寝、ゲーム、おやつ
嫌いなものは、労働、口うるさい部下
「星乃 凪」
性別−女
年齢17歳
使用魔法 《念力》
「一緒に旅に出ましょう!世界を驚かせるほどの素晴らしい旅に!」
まだ生まれてまもない神。
第二階級に属しており、強いかと言われると弱い。
一人称は私。
幼い頃に両親を亡くした時に能力が覚醒した。その時に助けてくれたのがカストラであり、今でも尊敬している。
そんなカストラがカトレアを失った悲しみで自暴自棄になっている所に出会い、一緒カトレアがかつて旅をした道のりを追って旅に出ることを提案。
カストラは、その提案に乗ったことにより、カストラと凪はパーティーを組み、世界中を旅することとなる。
好きな物は、タピオカ、わたあめ
嫌いなものは虫
使用する魔法は物を遠隔で動かすことが出来る念力。
ただ、本人曰く弱すぎて石程度しか動かすことが出来ないらしい、、、、、、