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影の魔導士  作者: 陽炎六
ゲスダイン編
21/60

21,ゲスダイン国王の苦悩

とんでもないサーライトの魔道具使い兵


魔道具で強化された兵の恐ろしさを ゲスダインの王様はどう感じるているのか


計画通りのサーライトに戦争を仕掛けていくのだろうか


その判断は?


どう未来が進むのだろうか?


「お前はあれを見てどう感じたのだ?」

サーライトの秘密実験場から帰ってきた国王 ゲース8世はすこぶる機嫌が悪かった。

サーライトの実験は襲ってくるバイソンを抑え込み 剣と弓で始末したのだ。

バイソンを先頭に兵を送り込み戦争を行い勝利したのが 過去のアクダイン戦なのだ。

圧倒的なバイソンの突撃力で防御力を破壊しつくし 兵力差を覆したゲスダインの勝利の記憶。

サーライトの魔道具実験ではその戦闘スタイルの防衛対策を検証して作り上げた証拠なのだと ゲース8世は思い込んだのであった。


「安定しないバイソンの代わりに獣人化魔道具を使っていこうと考えていたのだが あれほど防がれると手がないか」落ち込んでいる国王。

「獣人化は熊 猫獣人の能力を写すのが主眼で下りますので それ以上の力は厳しいですね」

「熊獣人ですら バイソンとの衝突は避けるでしょう 熊獣人が更にパワーアップすれば 違うかもしれませんが」

「魔道具で強化する人も 当初は魔道具の力に耐えらずにいましたから」部長は開発途中の問題を口にしていた。

「なんとか使えるようになる為に薬草で体を変化させてやっと魔道具に耐えられているのです」

「それでもバイソンと対峙できるかどうか」小さくぼやく部長。


「テストはやる それで決めようか」ゲース8世は部長にそう言い 翌日にバイソンを準備する様に告げてその日は終わった。

翌日のテストにはバイソンを準備し 獣人と対峙させることになったのだ。

バイソンを見た獣人は気持ちが高まっているのか 熊獣人が突撃してきて 吹き飛ばされた!

獣人化してパワーが上がっても 体重は変わらず バイソンの10分の1 抑えきれないのだ。

「サーライトがどう抑えたのか判らん」

頭を抱えた国王は侵攻作戦を諦めざるを得なかった。


「くそ サーライトめ」報告会を見ながら悔しがる国王。

「サーライトを打倒するには どうしたらいいのだ?」

「陛下 やはりアーク農国 アーク神聖国 そしてサーライト国と順に打倒して方がよろしいかと」諜報部部長が国王の言葉に答える。

「それでは 遅いのだ!」国王が叫ぶように答えた。

「どうしてですか? 確実にサーライトを打倒するにはそれしかないかと」

「それじゃ ”遅い”と言っているだろうが」

「なぜです?」

「俺の在位中に国の統一が出来んではないか」

国王の言葉に部長は呆れていた。


部長が 部屋を出ても国王は外に聞こえるくらいに叫んでいた!

「人払いしておいた方がいいかな」声を聞いて呆れながら考えていると 王子2人が近付いてきた。

「これは王子様」二人を見て頭を下げる部長。

「父上はどうされたのですか?」兄王子が声を掛けてきた。

「日中の報告会が 想定外の結果でしたので」

「あぁ なにか報告会があったらしいな」

「王子様にも秘匿でしたか?」部長の言葉に頷くと 王子達は部屋に入って行った。


「だが・・・そうか・・・」部屋から聞こえてきた声が小さくなり 聞こえなくなった。

「落ちついてくれたかな」部長はそんな事を考えながら 部署の部屋に戻っていった。

「結局 サーライトの不明者が ドーグンだったわけか」

「サーライトで調査をした結果と協力者の話ですが そう判断するしかありませんので」

「証拠があれば 去らんいいのだが」

「協力者に 何かないのか 確認をお願いしてみますか」


「あまり大きく動けませんが 出来る範囲で依頼をしてみます」部長にも伝えていない サーライトの諜報員なのだから あまりにも派手に証拠品を手に出来るとは思えない。

彼がこちらに繋がりがあるとばれたら今後に支障が出るからだ。

今回は国王の暴走を抑えるために 協力をしただけと思っておいた方が良いだろうし。

諜報員は 服の端切れ程度を入手できれば 十分と考えていたのだ。

(まさか 王家公認でゲスダインの情報に関与していたとは思ってもいないので)


「ドーグンの研究結果はまとまったのか?」

「報告書は纏めていますが 今日の報告会の分は纏め中ですが」

「それでいい 直ぐに出せるようにしておいてくれ」

「魔道具の使用感も付け加えますか?」

「そうだな 今後の事は判らんがあったほうがいいのだろう」

そう聞き 報告書は細かい使用感を書き加えて 仕上げることにした。


見てしまって 発狂している国王?


まぁ 戦争防止の抑止力になったら正解でしたね


でも このまま諦めてくれそうもないし どうなるのだろう






不定期更新となります


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