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影の魔導士  作者: 陽炎六
プロローグ
1/56

1,魔道具強盗犯

こんにちは~

はじめまして お久しぶりです

趣味の読書中思いついたので書いてみました

お手柔らかにお願いします



誤字 訂正しました





「ぐあ~~~」

「ぎゃぁ~~~~」


王都で悲鳴が響き渡る!


そして血まみれの男が一人 王都の闇に溶け込んでいた。


「王都で稼いでくれてありがとよ」男は崩れ落ちそうなあばら家に入ると 先ほどの商会から奪い取った白金貨を見つめて にんまりとした顔に変わった。


「王都は金持ちが多いから 仕事が楽だわなぁ」そんな事を呟きつつ 横になると足音が聞こえてきた。

「この辺りにいたはずだ!」

「無人の家のはず しらみつぶしであぶりだせ」

どうやら追いかけてきた騎士達の様であった。


「俺様の眠りの邪魔しやがって」男は大きなナイフを取り出し 付いていた血を見て笑う。

「4,5人か 眠りの邪魔の報いを」そう言ってあばら家から出ようとして 追跡の応援に気が付いた。

「くそ 10人はいるか ここは引き払うか」男はそう呟き ベッドの脇の革袋を懐に入れる。

「はでにやりすぎたか まぁ2,3年経ったからまた遊びに来るか」

男はそう呟き 闇に消えた。

騎士があばら家を見つけたのは 男が去った直後であった。


「「20,いや25か バカが 多すぎてうるさい事が判らんか」男は様子を遠くから眺め 王都の端に向かっていた。

正確には道を行くのではなく 家の上を飛び移ってなのだが。

その様子は 猫のようにしなやかで 素早く静かであった。

家が途切れた頃 男の目の前に王都を守る城壁が現れる。

廻りに目を向けると 誰もいない。


「当たり前か」と 男は呟き懐の革袋を握りしめた。

「魔力はまだあるな」呟き足に力を込める。

直後 男は城壁の上に飛び上がっていた。

「さすが 猫獣人化の魔道具だぜ」

そう 男は魔道具で猫獣人の能力を発揮していたのだ。


「そこまでだ!」突然 男に向かい声が掛かった!

「だだれだ?」城壁の上という 誰もいないはずの場所で声が掛かった事に驚いていた。

「闇魔道具使用の強盗殺人現行犯で逮捕する!」

「は、ははは 捕まるわけねーだろうが」

姿の見えない相手に反抗的にこえをだした。

「この魔道具があれば 人になんか捕まえることは出来ないんだよ」


「そうかな?」声がはっきり聞こえ そちらを男が向くと声の割には小柄な人が立っていた。

「誰だ!?」

「魔道対策 特務官」

「ななななんだ そんな聞いた事もないぞ ばからしい」と 笑っている。

”子供か”男はそう考え 大声で威嚇し逃げることを思いつく。

「ガキが!そんなのが俺様を捕まえられるわけがないだろうが?」男はそう言って相手に襲い掛かる。

「後悔しても遅いがなぁ!」そう言って手にしたナイフを突きだすが あっさりとかわされてしまう。

”どうなっている?”必殺のナイフをかわされ続け 男はイライラしてくる。

「何もしなきゃ俺は捕まえられねーぞ」そう言って相手を煽るが 相手は何もせず避けるだけでだんだんと疲労が溜まってきた。


「時間稼ぎか その手には乗らねーよ」避けるだけ相手にそう判断して 距離をとる男。

「今 俺を捕まえられなかった事を後悔するんだな あばよ」男はそう言って城壁から飛び降りた。

「うがぁぁ」城壁の外から 男の絶叫が響き 城壁の上に残った者がかぶっていたフードを外した。

「馬鹿め 魔道具が封じられていたのに気付かないのか 哀れだな」中から現れた きれいな顔の子供が呟く。

「お父さんに話して終わりだな」そう言うと 子供は城壁から飛び降りた。


翌日 ”王都内連続強盗犯 墜落死”のニュースが王都中を流れていた!

魔道具は便利だけど それは使うもの次第ですね

魔道具を使う犯罪者対策捜査官の正体は?

魔道具はどこから出てきたのか?


これから 話は進んでいきますね


不定期更新となります


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