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銀杏並木の見えるカフェ  作者: 二階堂真世
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第11章 仕組まれた詐欺が発動する時

慎一が薬剤師の資格を取って、製薬会社に就職も決まり、社会人として逞しくなっていた時のことだった。「話があるんだ」と慎一の真剣な顔に、『誰か結婚したい相手でもできたのかしら?』と少し寂しさを感じながらレストランに連れて行かれた。ところが、待ち合わせをしていた相手は明菜さんだった。以前と変わらぬ美しさ。整形手術を重ねてパーツは違うけれど、あの只者ではないオーラでわかる。そして、あの可愛い声で「久しぶり。尾崎豊が、もう長くないらしい。慎一を探しているみたい。親子の対面になるけれど、いいかしら?ここが正念場。あの男の全てを頂く時が来たのだから」と口角を上げて口だけが笑っていた。「私は慎一と親子のように生活できただけで幸せでした。もう何もいらないし、これ以上望むとバチが当たるから」と言った。 

「あんな甲斐性ナシのDV男といつまで一緒に暮らしているつもり?慎一を手に入れたら、とっくに別れているものだと思ってた」と呆れ顔で首をすくめた。「悪い人ではないの。私が悪いの。慎一ばかりに尽くして、彼を利用したんだから」と明菜の射貫くような厳しい視線に目を伏せて、叱られている子供のようだった。「本当に仕方ない人ね」と、ため息がして、目を上げると明菜の目が笑っていた。「でも、豊さんとは会ってはダメよ。尾崎家の人とも。あの時の相手だと知られたら、慎一君の人生は終わる。そろそろ親元を離れる年頃なんだから、しばらく我慢して。豊さんの近くに、仲間がいるから、後は全部任せておけば大丈夫だから。ただ、夫とは別れなさい。慎一君のためにも。いい?」と。贖える筈など無かった。命の恩人。壮大なる仕返しのストーリーを体を張って慎一のためにしてくれた恩人なのだから直子には出る幕など無かった。「直ちゃんは、全て自分が悪いという思い癖があるから、幸せが遠のくのよ。自分が大切にしなくて、誰が直ちゃんを大事にしてくれるというの?自分の幸せだけを考えなさい。あんなに立派に育てたんだもの。慎一君に期待して、未来は任せて。幸せになるのよ」と。

明菜には逆らえない。でも、豊が臨終だと聞いてガマンができなかった。直子は変装して豊に会いに来た。臨終を迎える豊の目が確かに見開き直子を見て笑ったと思う。死ぬ直前に真実を告げることができた。間に合った。豊には通じた筈だ。あの涙は。そして、今も近くにいる気配がする。きっと抱きしめてくれている。そして、また会える。何度生まれ変わっても、豊さんを必ず見つける。そして、今度こそは一緒になりたい。浮気されても、豊さんの子供を産み、一緒に育てたい。強制終了された17歳の夏から。夢想するのは、家族団欒。20歳の豊の笑顔ばかりが目に浮かぶ。涙で何も見えないのに、恋人だった日々の思い出が走馬灯のように駆け抜ける。最後の手の温もりと涙の味が、その後の人生のわずかな救い。ただ口角が少し上がっただけなのに『私は、ずっと愛されていた』と確信できた。

直子には生まれた時から父はいなかった。なので、父という存在が子供にとって、どんなものなのか?わからなかった。もし、豊と一緒に過ごすことができていたら?「本当の父親は息子に何を教え、その背中を見ながら息子は何を学ぶのだろう?」と。

潔癖で、純真な慎一が真実を知ったら、どうなるのだろう?捏造された出生の秘密。偽の婚姻届と、本当の親とは話せないもどかしさ。育ての母だと信じて、感謝し遠慮がちな実の息子。世界に一人だけの豊の忘れ形見。偽装と嘘と捏造の人生。直子は自分さえ真実を語らなければ何も問題は無いのだと承知している。『でも。豊さんにだけは、事実を打ち明けたかった。聞こえていたかどうかはわからない。あの涙が、彼の真心だと信じたい。』ずっと、この日を夢見ていたのだから。直子の青春が幕を閉じた、この日のことを絶対に忘れない。

そして、その年に慎一は愛子さんに紹介された道子さんと結婚。ハネムーンベイビーの司は道子さんに似てハンサムだった。それから2年後、次男の純也が産まれた。新たに生まれた命は豊にソックリ。生まれ変わりではないのかと思うほどだった。しかも、直子の指を握ったまま離そうとはしなかった。

そんな時、尾崎豊の父親が亡くなった。若い愛人の元で。息子たちに引き継がれていた病院は、すでに傾き借金まみれで、慎一に援助を求めて来たらしい。しかし、一度も会ったことのない叔父たちに慎一はシビアだった。愛子から、兄たちからのイジメや嫉妬で父の豊が、どれほど痛めつけられていたかを教えられていたからでもある。祖父とも慎一は一度も会うことは無かった。 

ただ、豊の母親であり、慎一の祖母とは何度か会ったらしい。高級マンションのような施設に入っていて、陶芸作家として名を上げていた。趣味が興じて本業となって名声と富を得ていたのは見事だった。そういえば、慎一の結婚の引き出物は祖母の焼いたペアのグラスだった。祖母は「お母さんだと思って甘えてもいいのよ」と慎一を抱きしめた。直子は軽い嫉妬のようなものを感じた。「自分こそが本当の血の繋がった母親なのに」と悔しくて唇を噛んだ。

父親の豊の遺産相続が終わった後に祖父が亡くなったことはラッキーだった。これがさかさまだったら、相続税は大変だったと思う。病院は既に兄たちに生前贈与されていたので大きな屋敷と株や預貯金が2人の叔父と慎一と異母兄妹で豊と愛子の娘の由香に分配された。由香は、まだ小学生なので愛子が後見人として交渉に渡った。叔父たちも慎一もすでに住み家はあったので、古い実家を由香が相続してくれるのはありがたかった。生まれてから、ずっとニューヨークで暮らしていた由香は一度も日本に来たことも無い。いずれ、父親の豊が生まれ育った屋敷に住むこともあるかと思い相続したのだろうか?ここ数年、誰も住まなくなっていた屋敷は、あちこち朽ちてはいた。そこを更地にするのも、所有して固定資産税を払うのも大変なので、皆は相続するのを嫌がった。お荷物でしかない家だったが、場所だけは良かった。高級住宅地にあり、老人ホームなどは、こぞって買収に来たくらいだ。しかし、ここに愛子は不妊に悩む女性のための医療機関を建設。その賃貸料で固定資産税と由香の教育費を生み出すつもりのようだった。由香は、アメリカで生まれた。代理母がアメリカ人だったので、そのまま由香のママとして同居している。 

愛子も基本アメリカに半分以上住んで、税金も払っている。慎一の製薬会社のアメリカ支社の責任者でもある。子供の教育のためにもアメリカは良い触媒になると愛子は考えていた。後はハーバードかコロンビアユニバーシティに入れたいと英才教育を施していた。世界の英知が集まる大学で、未来を創造するであろう学友と青春時代を過ごせたら、どんなに素敵だろうと愛子は夢見ている。しかし、容姿は愛子そっくりなのだが、性格は豊に似ているようだ。

人は環境の生き物だと言うが、もって生まれた性格は変えようもない。とにかくアクティブなのだ。理系ではなく文系の方が合っているのかも知れない。また、理解不能な人物を育てなければならない。計算どおりにはならないだろう。だから面白い。これからの時代はコンピューターの発展により記憶する必要が少なくなってしまうだろう。覚えることより検索することと、内容を理解し活用する力が求められるだろう。ベンチャー企業や自由な発想で好きなことを夢中でできる環境が子供には必要だと感じたのであえて、愛子は自分も生まれ変わりたくてアメリカに住居を移したのだ。由香の教育だけのためではない。子供と競争だ。どちらが、成長できるのか?由香が望まないなら、自分が憧れのハーバードを目指したっていいとまで思い始めていた。

これこそアメリカの自由な発想と、いつからでも誰でもチャンスを掴むことができるというアメリカの精神によるものだと思う。まるで、水を得た魚のように、愛子は自由を謳歌しているように見えた「どちらが子供なのか?わからないわ」と由香が呆れるくらい。代理母のジェシカさんも、そのまま由香のママと呼ばれて一緒に住んでいる。ちなみに愛子のことは「(ハハ)」と由香は呼んで区別している。

日本料理もうまいジェシカは、明るくボランティア精神もあってコミュニティでは人気者だ。人種も宗教も関係なく、誰とでも親しくなる。近年渡米してくる中国人やイスラム系の人とも、たどたどしいが言葉を理解しているようで、思いも寄らない情報や物を持って帰って来る。食卓には、今まで食べたことのない無国籍の不思議な味が並ぶ。理解できるのだろうか?CDやビデオなども借りて来る。そういう意味で、日本に住んでいたら、絶対に経験できないことだらけ。それを楽しむことのできる愛子たちにとっては、まさに理想の地。若く見える愛子が60歳近くなどとは誰も思っていない。由香の誕生の秘密が守られることが何より助かる。愛子のあの当時の大胆とも言える、国をまたいでの選択が間違っていなかったことが証明されていると安堵している。

人付き合いもいいジェシカは、日本贔屓だ。片言の日本語もうまい。パキスタン人の夫に第2の妻が来て、家を飛び出し、タイで生活のために夜の仕事をしている時に代理母の話をされて、喜んで応募してきた。ジェシカにはパキスタンに男の子がいた。なので初めてのお産では無かった。最初の子の時も安産だったらしい。子供が大好きで、生まれるまで潤沢な生活費ももらえるし、自由も手に入れることができたので喜んでいた。出産は、アメリカに帰国してやりたいと言った。子供が産まれたらアメリカで育てたいと思っていた愛子は快諾した。医療チームも万全だった。 

秘密も守られ、DNA検査で豊と愛子の実子だと認められた。50歳半ばの愛子の子だと言うと日本では色々詮索されるが、見た目も若々しいのでアメリカでは誰も不信がらない。日本人が若く見えるのもあるが、アンチエイジングのサプリや医療を自ら試している愛子は、30代後半にしかみえなかったようだ。ジェシカも30代後半だが、愛子の方が若いと思っているようだった。慎一がアメリカに来た時も、愛子の夫だと信じていて、話が繋がらない時もあった。「ハズバンドよ」と豊の40代の写真を飾っていたので、そう思ったのだろう。

慎一は、祖父の遺産を直子と明菜に1千万円づつ分配したらしい。

愛子がアメリカに発った時、経営者として会社の内でも認められつつあった。豊だったら、怖くて任せられなかったけれど、「報告・連絡・相談」というビジネスの基本を守ってくれるので、海外からでも適切なアドバイスをすることができる。

後輩の道子が経理全般を担ってくれていることも大きい。彼女は弁護士資格も持つ天才だった。東大の法学部と言えば文系では一番頭がいいと言われている。その中で、有名な逸材だった。ミス東大にも選ばれていたこともそうだ。エリートなのに権威を望まない。一般常識には疎い、天然とも言える性格は大学でも人気があった。ガリ勉では無く、知的好奇心が幼い頃から特別あっただけなのだと涼しそうな顔で言い放つ。

両親が法律家だったということもあって、祖父母に育てられたのが良かった。幼い頃からの「なぜ?」という疑問に広辞苑を取り出して祖父は一緒に調べてくれたらしい。疑問に対してめんどくさがらないで、何時間でもつきあって答えをさがす。それは、まるでゲーム感覚で楽しかったらしい。孫と過ごすのが一番の楽しみだった祖父母は山や川や自然の中へ彼女を連れて行ってくれたらしい。中学生になると、世界を見た方がいいと言って、アメリカやヨーロッパに連れて行ってくれたそうだ。祖母が芸術が好きなようで、ルーブルはもちろん英国美術館やヨーロッパでは本格的なオペラやクラッシックを楽しんだそうだ。特に高校時代に行ったニューヨークは最高だったらしい。近代美術館やメトロポリタン美術館には毎日一人で訪れ、英語力を試したそうだ。ミュージカルもオフ・ブロードウェイもカーネギーホールのコンサートも祖父母たちに通訳してあげながら観ることができたのが画期的だったそうだ。 

成人してでないと行けないブルーノートやディスコには大学時代に行ったらしい。道子はニューヨークが第2の故郷だとも言っていた。勉強だけでなく、音楽や芸術にも詳しい。その上、インドや東南アジアにも旅して、貧しい国々でボランティア活動もしていたらしい。

愛子は東大の同窓会で、道子を紹介されて、当初はどこかの女子大生だとしか思っていなかったのだが、愛子に興味を抱いた道子が、ある弁護士事務所に勤めていた当時に会いに来て仲良くなった。未来の医療に夢抱いていた愛子の影響で、会社の顧問弁護士を請け負ってくれることとなった。バイリンガルで国際的に活躍している道子の知識や経験は、これからの会社の繁栄のためには欠かせないと思った愛子は慎一とお見合いをさせて、家族に引き入れた。

慎一も一目ぼれだった。誠実で思いやりのある慎一と道子も恋に堕ちるのは、それほど時間はいらなかった。結婚式はハワイでして行い、弁護士事務所はハネムーンベイビーが授かったので辞めた。そして、司が産まれた。道子に似た美形だった。長男ということで甘やかし過ぎたせいもあるが、堅実家で優等生。道子の教育のおかげで、東大にも無事合格した。しかし、次男の純也は誰に似たのか、破天荒で勉強嫌い。やんちゃで女好き。見た目も性格も豊ソックリだった。

なので愛子は何故か憎めなかった。懐かしくも面白くて、つい手助けしたくなった。そして、5歳離れて桜が産まれた。初めての女の子ということで慎一は目に入れても痛くないとばかり可愛がっていた。どちらかと言うと祖母の直子によく似ていた。幼い孫たちの面倒を見ていると、もう一度人生をやり直しているかのようだった。人工授精で生まれた由香と司は3歳しか違わない。なので兄妹のようなものだ。愛子と由香はアメリカで生活しているので滅多に会えないが、道子とママ友のように子育ての悩みを相談し合えるようになるとは思いもよらなかった。会社を大きくするのも、経営者や社員を育てるのも大変だったけれど楽しかった。「全ては人。それぞれの才能を咲かせてあげて、社会に役立てること」それが経営者のミッションなのだと愛子は言っていた。慎一は、どこから見ても堂々とした経営者としての風格が出ていた。同時に3人の子供の父親として、休みの日にはキャンプに海や山に奮闘していた。幼い頃、経験したことのない家族団欒に過去にもらえなかった愛情の全てをとりもどすかのように。道子も両親と、こんな遊びをして来なかったので、子供以上に親の方が楽しんでいるように見えた。

司が高校1年生、純也が中学2年生、桜が小学3年生時に祖母の直子の希望もあって同居。子供たちには優秀な家庭教師をつけ、同時に道子は慎一の秘書として二人三脚で会社を大きくすることに尽力し、その才能を発揮することとなった。世界を女一人で旅した経験のある道子のバイタリティ、そしてバイリンガルですぐに世界の情報をゲットして行動できるスピードの速さ。SNSや、新たなウイルスの脅威に対応できる若手を世界から、どんどんリクルートしてきてくれた。仕事が大好きで、世界を駆け巡る道子を認め自由に羽ばたかせている慎一が育児担当だった。もちろん、直子の力を借りているので、週末や休日に限ってのことだが。

仕事だけに邁進しているより、家族で何か楽しみたいから、仕事を頑張ると言う方が性に合っているらしい。人の気持ちも子供と接することによって、理解できるようになった。人それぞれ、口のうまい者は説明して相手に理解を求めることができるが、行動は凄いのだがコミュニュケーションが苦手で、チームで動けない人もいる。それらを排斥したり、たしなめるのではなく、その才能を活かせる部署に配属すれば業績を見違えるほど上げてくれる。会社と家庭。どちらも、慎一にとっては、経験したことのないことばかり。苦労はあっても、愛する家族や社員のためだ。乗り越えた時の喜びはひとしおだった。

母の直子と3人の子供たちとの生活。何より直子の幸せそうな笑顔を見るのが好きだった。

そして、ある日突然告白した。「いつか話かけたのだけど、お母さんの言葉に遮られて言えなかったことがあるんだ。今更なんだけど、ずっと前から知っていたんだ。お母さんが僕を産んでくれた本当の母親なんだってこと。ごめんね。もう、僕のために苦しまないで。あの時、明菜さんの企てに加勢しなければ、どうなっていたかわからない。こうやって、みんな幸せになれたんだから、必要悪だったんだ。お母さんの選択は間違っていなかったと思うよ、本当に僕を産んでくれて、ありがとう」と肩をギュッと抱いてくれた。「小さな肩だな」と慎一は切なくなって泣いてしまった。直子の目からも涙がとめどなく溢れていた。

もう、思い出せない位、昔の出来事。誰も、そのいきさつや数々の詐欺まがいの危ない橋を渡ったことなど聞きもしない。事件でもとっくに時効だ。むしろ、記憶はセピア色して、今は美しくもある。

「慎一が直子のことを本当の母親だと明菜から知らされたのは、いつのことだったのだろうか?慎一を薬剤師にするミッションを明菜に課せられた時かも知れない。思春期で、体も子供から大人に。声変わりもしていて扱いにくくなっていた。本当の母だと知っても、あの頃ならこんな感動的なシーンは望めなかったに違いない。逞しい腕で抱きしめられると、溶けてしまいそうだ。幼い頃、ただでさえ慎一と仲良くしていたら、夫が嫉妬して大変だった。しかし、今はこうして慎一と仲良くしていても怒られることはない。幼い孫を思う存分可愛がっても叱る者はいない。子供は宝物だ。薬剤師の道を棄てて『慎一を産んで良かった』と思う。どれだけ仕事ができても、お金が稼げても子供や孫といる時ほどの満ち足りた時間には代えがたい。そう、豊の死がもたらしてくれたもの。幸せな思い出ばかりがフラッシュバックする。慎一の結婚式、皆で行った初めてのハワイ。賢くて美しい花嫁。母にも見せてあげたかったけれど、他界してもういない。シングルマザーの因縁が、やっと絶たれた気がした。「お母さん、ありがとう。今まで苦労した分、幸せにするよ」と言う慎一の優しさに涙が止らなかった。


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