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出発前夜

読まなくてもいいかも...

 さて、こちらの世界について約一週間半ほどたち、私は明日の出発に向けある程度の準備をしていた。

コンコンコン、ドアがノックされる。

「どうぞ」

「失礼します。明日の出発について王女殿下から話があります。直ちについて着てきてください」

どうやら王女様の使いのようだ。しかも部屋に来いと言っている。よくこういう場合、部屋に入れられたとたん後ろからグサッということもあるので、念のため拳銃を持っていこう。



 しかし、それは杞憂だったようだ。紅茶と茶菓子を出されてしまった。

(毒でも入っているのかと思ったがそれも違うらしい)

「さて、明日の出発についてですが、明人様を正面門から出すというのも目立ちそうなので明日明朝に裏の兵士詰所から出てもらいます。数人、城の外に出るまで護衛をつけますので了承してください。」

「はい、了解です」

「次に、王国としてはいくら能力がないとはいえ勇者様ですから、少額ですが70000キクロスを用意します。

これだけあれば1か月ほどなら暮らせるでしょう。また、3日分の食料や装備、武器等もこちらで用意します。」

「わざわざ、そこまでしていただきありがとうございます」

70000キクロスで1か月となると本当に安い宿でしか泊まれないし、どうせ武器も碌なものでないだろう。

(まあ、全部召喚できるのだが)


あれ?王女様が何か言いたそうにしている。

「...勇者様、本当にでていくのですか?」

いきなりそんなことを聞いてくるとは。

しかし、王国としては無能だったとしても勇者という名は大きいし、宣伝等で使いたいのだろう。

でも、、、

「心配していただけるのですね、しかし、私はこの目でこの世界のすべてを見たいと考えています。」

もっともらしい奇麗な嘘で断る。

「そうですか...」

そうだよなぁ、残念だよなぁ 一匹お前の国から『兵器』が減るんだから


「以上ですか?」

こちらから切り出す。

「ハイ、以上になります」

そういわれると、私は静かに席を立ちその部屋を出た。

やっと旅立ちの日です

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