~プロローグ~3 告白
「女神様、決まりました」
もう何の能力をもらうか決めた。
「それでは、4つまで、欲しい能力を言ってください。ただし、一部の能力は制限される可能性がありますよ」
「はい、了解です。
それでは、まず一つ目に{兵器及びそれらを運用する兵員召喚の能力}
二つ目に{兵器、兵員を使いこなし、運用する能力}
三つ目に{運用に必要な軍需品、人的資源、施設の召喚能力}です」
「はい、それらの3つは了解しました。しかしながらそれらの能力は維持に大変力がかかるので、一部制限させていただきます。後々解放されるよう設定しておきますね」
「ありがとうございます」
よっしゃ!制限付きだがOKが出た。
「それにしても、他の人は勇者の剣だったり、大魔法だったりロマン溢れるものでしたがあなたは違うのですね」
「ええ、私は相手方の王様につくより、自らが国家元首になって国家運営したいですからね」
「なるほど、それでこの能力ですか」
「あとは、私はクラスメイトと協力なんてできませんし、現代兵器が魔法につぶされるストーリーなんて見飽きましたから。」
「そうですか、では最後の要求を言ってください。」
「はい、これは能力ではないのですが...」
口がうまくあかない。何せこのボッチが人生初の試みに挑戦するのだ。
「はい、なんでしょう」
女神様がじっと不安そうに見つめてくる。
「えーあのそのぉ…
私と 結婚してくれませんか?」
ああ恥ずかしい。初めてこんなこと言った。
なぜ私がこんなことを言っているかというと、私は彼女にしてしまったのだ。
その、、、「一目ぼれ」というやつを、、 これまで女性と付き合うこともなかったので、私の顔は茹蛸なみに真っ赤である。
沈黙が訪れる。
「あの、答えを...」
女神様を見ると私の顔より赤かった。
プロローグあと少しです