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国会承認

お待たせいたしました。竹島を奪還致します。

2013年12月8日午前2時

日本首都東京霞ヶ関国会議事堂衆議院本会議場


此処で伊部内閣が提起した自衛隊への防衛出動について話し合われていた。伊部総理は朝鮮人に銃撃され入院したが、無事退院した。そして先週に伊部総理は竹島の奪還を宣言した。それによりまずは参議院で防衛出動を提起。参議院では12月4日に承認された。そして伊部内閣は12月7日に衆議院に防衛出動を提起したが、ここで承認されては防衛出動になると考えた共産党と社会党が時間稼ぎをした為にこの時間まで審議が続いている。


「伊部慎三君。」


伊東衆議院議長に指名され、伊部総理は演壇に立った。今から最後の総理演説が行われる。この演説後に投票が行われる。


「皆さんは日本の国会議員ですか?」


伊部総理の言葉に本会議場は騒ついた。


「私はこの愛する祖国日本の国会議員であり、国民であり、内閣総理大臣であります。この日本に生まれ私は日本を愛し、歴史を愛し、そして国土を愛しています。その愛する祖国の国土を占拠する輩がいます。占拠を続ける輩は一向に返還する素振りを見せず。自分勝手にも私達に歴史認識や慰安婦問題で謝罪しろと叫んでいます。このように話の分からない輩に、これ以上時間を割く余裕はありません。そこで私は日本国領土を侵犯し、占拠を続ける南朝鮮の輩を叩き出す為に自衛隊への防衛出動を要請致します。占拠され続ける領土を取り戻そうではありませんか!!私は国家の尊厳を持って宣言します!!祖国の領土は必ず取り戻す、と!!」


伊部総理の言葉に本会議場は今度は拍手の渦に包まれた。もはや趨勢は決した。




午前10時


首相官邸1階記者会見場


遂に自衛隊への防衛出動が国会で承認された。伊部総理の最後の演説は国会議員達の心を掴み、圧倒的多数で自衛隊への防衛出動は承認されたのである。此れにより伊部総理の記者会見が開かれた。


「皆様、本日は日本が戦後最大の決断を下した日でございます。日本は戦後南朝鮮に占拠された竹島を奪還する為に立ち上がったのです。大東亜戦争開戦から今日で72年を数えます。あの日祖国の旧体制である大日本帝國は、祖国の存亡と誇りと威信を賭けて大国アメリカ合衆国に戦争を挑みました。亜細亜の国々を欧米の植民地から解放する為に、愛する人々を守る為に、大日本帝國は立ち上がったのです。しかし大日本帝國は敗れたのです。建国以来、一度も対外戦争に負けた事の無い祖国は、アメリカ合衆国に敗れたのです。その後に待っていたのは、連合軍による占領統治です。その混乱に紛れて朝鮮人は竹島を略奪したのです!!祖国の固有の領土である竹島を領土し、剰え独島と呼び我が祖国の歴史認識と在りもしない従軍慰安婦で祖国を冒涜して来たのです。この朝鮮人の横暴を我が祖国は耐えて来ました。しかしもう我慢の限界です。今回の私の決断は日本の覚悟と決意の現れです。私は自衛隊法第76条に基づき、自衛隊に対する竹島奪還の防衛出動を命ずる承認について、武力攻撃事態法第9条に基づき国会にて提起致しました。長時間に及ぶ議論の末に漸く今朝自衛隊の防衛出動は承認されました。此れにより私は日本国内閣総理大臣として海上自衛隊・航空自衛隊・陸上自衛隊に竹島奪還の防衛出動を命じます!!」


そう言うと伊部総理は記者会見場を出ていった。

残された記者達は、68年振りの戦争である。記者達は本能的に戦争取材に興奮していた。







と言う訳で次回、開戦です。竹島奪還だけで終わるかは分かりません。




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