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告白
前からずいぶん空いてしまいましたが…。
「…」
ちょっと間が開く。
「ん?どうしたん?」
彼女が不思議そうに聞いてくる。
どうしたんって…。
そりゃ困るでしょ…。
「え…。え~と…え?どういうこと?」
戸惑う俺。
「どういうって…?だから!あたしは!」
「あ…。いやいやいや。そうじゃなくて…」
「じゃあどういう…?」
「ん~…。何と言いますか…。突然どうしたの?」
「え?いや…。あんたと付き合おうかと思って」
え~…。
いや、待てよ。俺も今は誰かと付き合ってる訳ではないし…。
彼女だって…。
よし!
「ん。分かった。じゃあ付き合うか」
なんだこの展開は…。
「じゃあさ、趣味教えてよ…」
俺が尋ねる。
「え?あ、いいよ。あたしはいわゆる歴女ってやつ!好きな武将は武田信玄!あんたは?」
「俺は…。そうな…。ん~…。無い」
「え~…無いか~」
会話が弾まない…。
そんなこんなで家に着いた。
「じゃあね~。また明日」
そう言って彼女と別れる。
「じゃあ!明日7時半に迎えに来るね」
あ、来るんだ…。
まぁいいか。
今日一日疲れた。
もう寝よう。
帰ってすぐ寝た。
…。
進まない…。
どうすれば…?