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続・AIに登場人物の設定と一言だけ付け加えたらどんな文章を書くかのテストをしてみた結果、こうなった

掲載日:2026/11/07

 前回、AIに登場人物の設定と一言だけ指定したらどんな文章を書くか気になったのでClaudeさんに作っていただきました。

 で、気になったのは別の担当ではどうなるのだろうか!

 設定するのは登場人物のふんわりとしたイメージと状況だけ。


 登場人物

 主人公:〇らえもんの野比の〇太 のような高校2年生男子

 ヒロイン:ちび〇るこのさくら〇〇こ のような高校2年生女子

 友人A:クレヨン〇んちゃんの野原〇んのすけ のような高校2年生男子

 友人B:サザ〇さんの磯野か〇お のような高校2年生男子


 設定

 彼らの高校生活を切り取った日常的な場面。


 今回担当するのはGeminiさんです。

 さて、これだけでGeminiさんはどんな文章を作るのでしょうか。


 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 放課後のチャイムが鳴り響いた瞬間、教室の空気は一変します。


 高校二年生の秋。受験という二文字が薄らと影を落とし始め、進路希望調査票という名の現実が配られた日でも、この一角の空気の重さは完全に別のベクトルへ向かっていました。


「……終わった。完全に終わったよ、すず」


 机に突っ伏したまま、優人は低く唸るような声を上げました。配られたばかりの白紙のプリントを顔の下に敷き、頭を抱えています。


「何がどう終わったんだい、優人。まだ五時間目が終わってホームルームが終わっただけじゃないか。人生の終わりみたいな顔するのはやめとくれよ」


 前の席のすずは、椅子の背もたれに体を預けて振り返り、呆れたようにため息をつきました。手には半分に折られた進路希望調査票。第一志望欄には何も書かれておらず、余白には何やら奇妙な落書きが施されています。


「だってさ、先生が『明日までに保護者の印鑑を押して提出しろ』って言うんだよ? 書けるわけないじゃないか、将来の夢なんて! 大学に行きたいのか、専門学校なのか、それとも就職なのか……そんなの僕が一番教えてほしいくらいだよ!」


「まあねぇ。あたしゃ『自宅警備および昼寝のプロ』って書いたら、さすがに担任に職員室へ呼び出されるだろうとは思ってるよ。お母さんに見せたら間違いなく拳骨の嵐だしね」


「すずも書いてないの!?」


「当たり前だろ。世の中の高校生がみんな明確なビジョンを持って生きてると思ったら大間違いだよ。あたしらはただ、毎日を平和に、できれば宿題なしで生き延びたいだけなんだから」


 二人が不毛な慰め合いを繰り広げていると、ガラガラと教室の後ろの引き戸が開き、独特のけだるげな足音が近づいてきました。


「おやおや〜? 優人氏もすず氏も、ずいぶんと湿っぽい青春をお過ごしのご様子で」


 ブレザーのボタンをすべて開け、だらしなくネクタイを緩めた慎之介が、隣の席の椅子を逆向きに引いて跨ぎました。その手には購買の焼きそばパンが握られています。


「慎之介! 聞いてよ、進路希望調査票だよ! 慎之介はどうせ何も考えてないんだろうけどさ!」


「失礼な。オラには確固たる道筋が見えておりますぞ」


 ふふん、と鼻を鳴らした慎之介は、胸ポケットから四つ折りにされて角が丸くなったプリントを取り出し、机の上に広げました。


 そこには、太い油性ペンで堂々と書かれていました。

『第一志望:女子大の学食のおじさん』


「……あんたねぇ」すずは額を押さえました。「それ進路じゃなくてただの願望、いや犯罪予備軍のそれだよ。よく担任突き返さなかったね」


「担任の松坂先生は『出直してこい!』と叫びながらオラのプリントを丸めてゴミ箱へシュートなされましたが、オラは諦めない男。三振してもホームランを狙うのが男のロマンというもの」


「ただの空振り三振だよ……」優人はさらに深く机に沈み込みました。「いいなあ、慎之介はブレなくて。僕なんてさ、家でこの話を切り出しただけで『あんたは昔から計画性がない』ってお母さんに三十分はお説教されるコースだよ。誰かが未来から便利な道具でも持って助けに来てくれないかな……」


「他力本願もそこまでいくと清々しいね」


 すずが冷たく言い放ったその時、教室の前扉が勢いよく開き、息を切らした少年が飛び込んできました。


「おい、みんな! 大変だぞ!」


 勝平です。野球部の練習着に着替え終えた勝平は、額に薄っすら汗を浮かべながら、教室を見渡して駆け寄ってきました。


「勝平? 部活は?」


「それどころじゃないんだよ、優人! 職員室の前を通ったら、生活指導の穴沢先生が、抜き打ちで自転車のステッカー検査をやるって話してたんだ!」


「えっ!?」


 優人が弾かれたように顔を上げました。


「ぼ、僕の自転車、先週ステッカーが剥がれたまま放置してる!」


「オラの愛車『サイドカー付きお色気号』は、そもそも防犯登録カードを紛失中でして」


「あんたの自転車の名前はともかくとしてさ、なんでそれが大変なんだい?」すずが首を傾げました。「先生が見回る前に、職員室に行って『剥がれました』って申請すりゃいいじゃないか」


「甘いよ、すず!」勝平は机に両手をついて身を乗り出しました。「今日に限って、校門のところに生徒指導がもう立ってるんだ。今から申請に行ったら『なぜ今まで言わなかった』って別室送りで説教確定だよ。特に僕と優人は前科があるからな!」


「うわあああ! どうしよう、どうしよう勝平くん! 僕、今月もう二回も反省文書いてるんだよ! これ以上生徒手帳に傷がついたら、指定校推薦どころか一般入試の調査書に何て書かれるか……!」


 パニックに陥り、頭を抱えてぐるぐると教室を歩き回る優人。


「落ち着きなよ、優人。騒いだってステッカーは生えてこないよ」すずは冷めた目で紅茶のペットボトルをすすり、「いっそ今日だけ自転車を置いて電車で帰れば? 明日朝イチで申請すればセーフだろ」


「それじゃダメなんだ!」勝平が鋭く指摘します。「今夜、僕の家は姉貴が夕飯に好物のすき焼きを作るって言ってたんだ! 電車で遠回りして遅れたら、僕の分の牛肉が全部義兄さんに取られちまう!」


「理由が卑しすぎるよ!」


「まあまあ、勝平氏」慎之介が焼きそばパンを一口かじりながら、飄々と言いました。「ここはひとつ、オラの華麗なる陽動作戦で校門の先生を引きつけるというのはいかが? オラが校門の前で『大人の階段登る〜♪』と歌いながらスカートをめく……」


「即座に停学になるからやめな!」すずがすかさず慎之介の後頭部にツッコミを入れました。「まったく、どいつもこいつも極端なんだよ」


 すずは深くため息をつくと、スクールバッグから使い古した筆箱を取り出し、中をごそごそと漁り始めました。


「ほら、優人。あんたの剥がれたステッカー、どこにあるのさ」


「え? えーと、財布の中に一応、破れたやつが入ってるけど……」


 おずおずと差し出されたボロボロの登録ステッカーを受け取ったすずは、筆箱からメンディングテープと小型の定規を取り出しました。


「勝平、あんたの自転車の登録番号、覚えてるかい」


「え? あ、ああ、確か『B-402』だけど……」


「よし。優人のは『A-118』だね。勝平、あんた野球部の部室から強力な両面テープ持ってきな。あたしがこの破れたやつをテープで綺麗に裏打ちしてやるよ。四隅さえしっかり留まって番号が見えりゃ、遠目からの抜き打ちチェックくらいなら誤魔化せるはずだよ」


 すずの手際の良さに、男子三人は目を丸くしました。


「す、すごいよすず……! まるで職人技だ!」優人が目を輝かせます。


「へっ、伊達に長年、姉貴の目を盗んで小遣い帳のレシートを偽造してないよ。こういう小手先の工作だけはあたしの得意分野だからね」


「すず氏、恐ろしい女子高生……」慎之介が感心したように頷きました。


「勝平、あんたのはステッカー自体がないんだから、これ以上の細工は無理だよ。諦めて今日は駐輪場の奥、体育倉庫の裏の影になってるスペースに隠しときな。あそこなら先生の巡回ルートから外れてる」


「さすがすず! 話がわかるじゃないか!」


 勝平は満面の笑みですずの肩を叩き、部室へ走っていきました。


 五分後、手際よく修復されたステッカーを手に、優人は泣きそうな顔ですずを見つめました。


「ありがとう、すず……! 君は僕の救世主だよ! すずがいなかったら、僕の高校生活は今日ここで終わってた!」


「大げさだよ。ほら、さっさと貼りに行きな。勝平が戻ってきたら一緒に駐輪場行くんだろ」


「うん!」


 優人はプリントのことも忘れ、満面の笑みで教室を飛び出していきました。その後ろを、両面テープを手にした勝平が「待てよ優人!」と追いかけていきます。


 静まり返った教室に、すずと慎之介だけが残されました。


「やれやれ……あいつらは本当に手がかかるねぇ」


 すずは再び椅子にもたれかかり、大きく伸びをしました。


「でも、すず氏」慎之介が、ゴミ箱へ綺麗にパンの包み紙を投げ入れながら言いました。「優人氏も勝平氏も、すっかり進路の悩みなんて忘れて元気になりましたな」


「……あ」


 すずは机の上の、白紙の進路希望調査票に視線を落としました。


「そういや、あいつらの進路、何一つ解決してないじゃないか」


「オラたちの青春は、目先の危機を乗り越えることで手一杯。将来のことなんて、明日考えればよろしいのでは?」


「……珍しく、あんたの意見に心の底から賛成するよ」


 すずは苦笑いしながら、机の上の調査票を無造作に鞄へ突っ込みました。


 窓の外からは、夕暮れのグラウンドを走る勝平の威勢のいい声と、駐輪場の方から聞こえる優人の情けない悲鳴、そしてそれを叱る教員の怒号が微かに響いていました。


「まったく、騒がしい高校生活だよ」


 すずは呟きながら、茜色に染まり始めた空を見上げました。答えの出ない毎日は、明日もきっと、同じようにくだらなくて忙しいはずでした。


 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 Geminiさん、なぜ進路希望調査票の話にしたの?

 気になったので質問してみた。


 1. 「高校2年生の秋」という設定を一番端的に機能させるため

 2. 4人の「ダメさ」と性格の違いを即座に対比できるため

 3. 「壮大な悩み」を「くだらない目先の騒動」で上書きするギャグ構造を作るため


 まさかの別のAIで内容が被るとは思は無かったのでカンニングを疑ってたがそれなりの理由を出してきた。


 しかも、Geminiさんはお題をわざわざ伏字にしたのに、本文で下の名前そのまま書きやがり、

 名前だけを書き換えてって言ったら、名字に変えて書くという二段構えのボケをかましてきた。


 Geminiさんは、オリジナリティを出すのが下手だね。


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