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リベルの傍観者  作者: えびちゃん。
第一章 急な協力者
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〈1−1〉うるさっ

 銀河の端っこの一部 そこには黒めの星、白く輝いている星、あと小さな惑星が周りにはびこる小さめな星があった。

 その星の名前は光の惑星ポルクス。

 そのポルクスの中、肌寒くなってきた頃ひときわ目立ち盛り上がっている学園があった。


 そう今日は入学式なのだ。

 

 どうやら入学者のような制服を着た人々は外の庭のような広い場所に集められているようだ。

 入学に向けて凛々しく顔を校舎に向けている男や、外部者や男どもに囲まれ、何食わぬ顔でいる女子、さらには両親の前で広場中に響き渡る大声で泣いている少女など。

 この空間は誰が見てもカオスという状況にあった。

 

 そんな騒がしい入学式に内心イライラしている青年がいた。

 高くも低くもない中心の身長、藍色の髪に珍しいピンクのような目をしている青年は木陰の椅子に座り耳をふさいでいた。

(あっの人達こんなうるっさいところに放り込みやがって、 帰ったらアレスになぐりかかってやる ぜっっったいにッ)

 と誰にも聞こえないように心の中で決心する。

 青年は先天的に、聴力が普通の人間より優れているので、彼の世界ではこの空間が地獄のようにうるさいのだ。

 周りは入学式 両親や従者と来ているものがほとんどなのに、青年の周りには誰もいない。

(さすがにこんなに騒々しいなんて想像できなかったわねぇ~)

 そお少年の脳内に音が響くと近くの木の上から一匹の白の猫が青年の膝の上に乗った。

 少し子供のような女性の声だった。

(そんな調子だったら今のとこ役立たずのぼんくらじゃない)

(うるさいぞココ)

(あらっ、図星だったかしら? そんなに睨んじゃってぇー)

 青年はこうなったら何を言ってもだめだと、言っているような顔でため息をした。


 彼はこの物語の主人公乙黒うりむ(オツグロ ウリム)今年15歳だ。

 ポルクスでは、15歳になった人は学園に入ることが義務付けされている。学園は指定ではなく個人の自由に受験先を決められる。

 法律の学園、軍隊の学園、商売の学園など、非常に種類が豊富であり、あることに特化した学園が一般的だ。

 基本的に春は保護者達の仕事や交流で忙しいので、涼しくなってきた秋頃に入学する。

 このリベルト学園では、1つのことに特化ではなく、多方面に特化した珍しい学園である。

 各々の教科のレベルもトップクラスで、この学園に通えることができれば将来は確実と言われるほどの名門校だ。

 教科の中心は異能力を先行しているが、その他にもダンス、勉学、スポーツ、遊びなど本当に幅広い授業が選べる全寮制の学園に、うりむは入学することになる。

 異能力とは、この世界一部の人々たちだけが扱える不思議な力だ。

 例えたら、特異な才能をもっている人々といえばわかりやすいだろ。

 異能の使い方は、国、星同士の戦争や地域の領土問題などの戦力としての使い方もできるが、しかし、昔、ポルクス代表を名乗る男が交渉力と技術の発展に国や星同士の強力が必要だと発言、仲介しあらかた和解し、異能の使い方は変わっていった。

 現在では、ニゲルという星から侵略していると言われている魔物たちへの戦闘や技術面の研究など多方面に必要とされるようになった異能。

 異能者たちはクイントという人物たちが「「インヴィクタ」」という組織として事実的な権力を持っている。

 インヴィクタは、この星、ポルクスの象徴というべき組織である。それだけ歴史が長い。

 ほんとせっかく最近魔物達の動きが収まってきてるんだからやっと休暇がとれるとおもったのによ。めちゃくそめんどくさい任務を押し付けやがって。

 と、うりむは抵抗とあきらめた表情であった。

 (うりむ)

 と真剣な顔と声で白猫がうりむのほうを見ている。

 瞳だけ白猫の方向をみる。

(あんた再度確認よ。絶対に正体を明かさない。危ないと思ったら逃げなさい。あと、せっかくの機会親友を作るのよ。あんたは、表面上の友達はなんなくで、できるけど、本音を言って本気で喧嘩できる友人はできたことないでしょ。あんたの悪いところよ)

 (へいへい~わかってますよ~ココさん~)

 ココはジト目でうりむをにらみつけ周りを見た。

(それにしてもこんなに活気にあふれている学園が予言のようになるだなんて信じられないわね)

 「あぁ、そうだな」

 俺はフェテから予言を受けた。予言の内容は……


「暦の巡りて幾つかの歳重なりしとき、天の帳を裂きて、光は地を呑まん。されどその光、慈しみの灯にあらず。古き大地、かつて滅びし如く再び沈まん。その兆し、すべては“リベルト”と呼ばれし学びの地より始まらん。」


 「!!!」

 「!!!」


 うりむの目の前には後ろに手を組みこちらを見ている青年がいた。

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