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フレンドラブ

作者: 石枝隆美

フレンドラブ         石枝隆美


一 


 私はついに高校デビューを果たした。待ちに待った入学式、天気は快晴で私の心を表しているかのようだ。中学の友達は別の学校に行ってしまったから、知り合いは同じクラスだったあまり話したことのない男の子だけだ。だから一から友達を作らないといけない。私は胸をドキドキさせながら校門をくぐった。

 自分のクラスに行くと、同じ中学同士の子達が何やら笑いながら話していた。友達できるかな…私は不安だった。でも一人でいる子も中にはいて少し安心した。

 体育館に行って、校長先生の話を聞きに廊下に出た時に後ろの子に話しかけられた。

「ねぇ名前なんていうの?」

「あっ神津家美智子です。」

「私は島田皐月。よろしくね。」

「名前、美智子ちゃんっていうんだ。みっちゃんって呼んで良い?」

「いいよ。皐月ちゃんはさっちゃんだね。」

二人で笑った。それがさっちゃんとの出会いだった。

 

 教室に戻ると、さっきまでは知らない人だったさっちゃんが後ろの席に座り、私達はおしゃべりを始めた。

「明日健康診断だねー。みっちゃんは身長高くて良いな〜、私は背の順になったらいっつも前の方なんだよぉ。うちの両親ともちっちゃくて小人みたいなんだ。みっちゃんの両親は大きいの?」

「うちはお父さんが大きいんだ、昔バレーボールの選手だったからね。百八十センチはあるよ。」

「ひぇーだからみっちゃんそんなに大きいんだ。スタイル良くて羨ましいよ。」

「でも私、視力が悪くてさ、明日の視力検査、恐怖なんだよね、最近ゲームばっかりやってたから絶対もっと悪くなってるよ。」

「ゲーム好きなんだ、いいね、趣味あって。」

「さっちゃんはゲームとかやらないの?」

「うちは親がうるさくてさ、ゲームはファミコンしかやったことないんだ。目悪くなるし、外でお友達と遊びなさいって言われるよ。」

「そうなんだ、うちは結構放任主義だからな。自由気ままだよ。」

「自由って良い響きだね。私も早く大人になって自由になりたいよ。」

そんな話をして、私の高校一日目は終わった。

 

 帰宅すると、お母さんが洗濯物を干しているところだったので、手伝った。お姉ちゃんは大学四年生で就職活動で忙しいらしく、家にいなかった。洗濯物を干した後、テレビをつけると、高校の入学式の映像がニュースで流れてた。私もついに高校生なんだな…としみじみ思った。

「お母さん今日の夕食は何?」

「コロッケよ、美智子は芋料理好きでしょ?高校に入ったお祝いよ。」

「やったー、お姉ちゃんも食べる?」

「夕食までには帰ってくると思うわよ。」

「今日最終面接だって言ってたから、手ごたえ次第ではお姉ちゃんのお祝いもしないとね。」

 

 私は新しい制服にアイロンをかけ、大切に棚にしまった。明日の健康診断でほぼ裸になるからムダ毛も剃らなければ。私は剃った後、お風呂に入って今日の疲れをお湯と一緒に流した。お風呂から上がると、お姉ちゃんが帰ってきていた。

「おかえり、お姉ちゃん。」

「ただいま。美智子、今日入学式だったんでしょ、どうだった?」

「楽しかったよ、新しい友達もできたし。」

「おー良かったじゃん。美智子らしくないね、初めっから友達作れるなんて。」

「後ろの子がね、話しかけてくれたんだ、明るい子でね、とっても良い子なんだよ。」

「そう。私は美智子のことが心配で、自分の面接の時も美智子のことが頭をよぎってなかなか集中できなかったよ。」

「心配いらないよ。私もう高校生だもん。コミュニケーションくらい誰とでも取れるよ。」

「ならいいんだけどさ。」

 姉は世話焼きで私のことをいつも気にかけてくれる。私はお姉ちゃんが大好きだ。嫌なことがあったら何でもお姉ちゃんに相談する。


 二


 高校生活二日目。友達もいる安心感もあり、朝からワクワクしながら登校した。


今日は学校が終わった後、さっちゃんと喫茶店に行く約束をした。

 担任の先生が保護者に渡すお便りを配り終えると、雑談を話し出した。

「いやーみんな高校生活はどうかな?僕は担任を持つのが今回でちょうど十回目なんだけど、毎回新しい学生たちに会う時は緊張するもんなんだよ。素晴らしい高校生活が送れるよう、僕も頑張るから、みんなも何か相談したいこと、聞きたいことなどあったらなんでも聞いていいからな。先生はジムでトレーニングするのが日課なんだけど、やっぱり健康には運動が一番だと思う。これからこのクラスでは朝はラジオ体操をしたいと思ってる。騙されたと思って真面目に取り組んで欲しい。以上。」

 

 健康診断の後、最初の授業は日本史だった。徳川家康や織田信長、豊臣秀吉の時代について学んだ。私は初めての授業というのもあって、意欲的に取り組んだ。ノートも綺麗に板書し、先生の話を聞き逃さないように熱心に耳を傾けた。

 

 授業が終了し、十分間の休憩時間になった。私はさっちゃんと連れションに行き、廊下で昨日の面白かったバラエティ番組などの話をしていた。

 五時間目は体育だった。私は昔から運動音痴で、特に球技は苦手だった。お父さんはバレーボールの選手なのにその遺伝子は受け継がなかったらしい。その日は奇しくもバレーボールだった。私はさっちゃんとペアを組んで、ボールの打ち合いっこをしたが、さっちゃんのいる場所とは程遠い所に飛ばしてしまい、さっちゃんには申し訳ない思いをした。これは、六月の体育祭は特訓しないとやばいなと思った。

 

 さっちゃんと約束通り、通学路から外れて喫茶店でお茶をした。私は最近飲めるようになったコーヒーとチーズケーキを頼み、さっちゃんはアイスティーとモンブランを頼んだ。

「学校終わってお茶するなんて、うちらなんか大人だね。」

「うん。このチーズケーキもめっちゃ美味しくて最高。」

「ねぇ、みっちゃんってさ、どんな人がタイプなの?」

「なに、突然。」

「いや、私好きな人がいるんだけどね。」

「うそ⁉︎うちのクラスの人?」

「先輩。同じ中学だったんだけどさ、王子様って裏で呼ばれてて、めっちゃカッコいいんだよね。」

「へぇーいいね。私は明るくって優しい人がタイプなんだけど、あっあとイケメンね。でもなかなかいないんだよねー私のお眼鏡に適う人が、あはは。」

「ねぇ、好きな人ができたら言ってよね、恋バナしようよ。」

「うん、絶対約束ね。」


 三


 体育祭がもうすぐ迫ってきていたので、私は掃除当番が終わったら、体育館でバレーボールの練習をすることにした。さっちゃんも誘いたかったが、下手なわたしとやって嫌な思いをさせたくない。

 

 体育館のドアを開けると、先約がいた。その男子は華麗にバスケットボールをダンクシュートさせていた。私に気づき、振り向くと、なんて綺麗な顔立ちの美形男子なんだろうか。私は一瞬たじろいだ。

「あっ今日ってバスケ部ここ使いますか?」

「いや、まだ時間あるから使って良いと思うよ。何、一人で練習?」

「あっはい。体育祭の練習です。」

「そうなんだ、俺こっちで勝手にやってるから、気にしないで。」

「はい。」

 私は美形男子が気になって、バレーボールに集中できなかった。ただでさえ、下手なのに、もっと下手になって、ボールはバスケをやっている彼の方向へ飛んでいってしまった。

「あっすいません。」

「バレー初めてなの?」

「いえ、中学でも少しやったことあるんですけど、うまくいかなくって…」

「サーブはボールを打とうとしている腕が横や斜めになっていると、打点が定まらなくなるんだ、それさえ注意してればきっとできるよ。頑張って。」

「ありがとうございます。」

サーブのコツを教えてもらって、実践してみると、何回かうまくいった。この調子なら体育祭で足を引っ張らずに済むかもしれない。それはそうと、私は彼のことが好きになってしまった。名前は何て言うんだろう。彼のことが知りたくなった。


 次の日私はそのことをさっちゃんに報告した。

「さっちゃん、私昨日、好きな人できたさ。」

「本当⁉︎おめでとう。で、名前は?」

「名前はわかんないけど、昨日、体育館でバレーの練習してたらね、ちょっと話したんだ。サーブのコツ教えてもらったりして良い人だったよ。」

「そうなんだ〜うちの好きな人もバスケ部だよ。中学でバスケ部の王子様って言われてたんだ。…もしかして同じ人だったりして。」

「えっそうなの⁉︎」

「じゃあ今日も一緒に体育館行ってみようよ。バレーの練習ってことでさ。」

「そうだね、おんなじ人かどうか確かめよう。」


 四


 私達は放課後、二人で体育館に行った。覗いてみると、今日はあの先輩はいないみたいだった。何人かバスケをやっていて、私達は遠巻きにその様子を見ていた。

「みっちゃん、うちらさ、バスケ部のマネージャーにならない?」

「え?」

「みっちゃんまだ部活入ってないでしょ?私もどこかには入りたいと思ってたんだけど、どこに入るか迷ってたんだよね。この際だからさ、バスケ部のマネージャーになって、好きな人に話しかけてみようよ。」

「さっちゃんずいぶん積極的だね。でも良い考えかも、バスケ部に入らない限り、好きな人と話す機会なんてないもんね。」

さっちゃんはバスケをしていた連中のところまで走り、

「すいませーん、私達バスケ部のマネージャーになりたいんですけど、良いですか?」

と、大声で話しかけていった。さっちゃんは本当に頼もしい友達だなと私は感心した。

 こうして私達はバスケ部のマネージャーになった。私とさっちゃんの好きな人は同じ人だった。

 マネージャーの仕事内容は道具の準備や水分の用意、選手が練習や試合で使用したボールを綺麗にしたり、ユニフォームの洗濯、練習後の掃除などだった。私達は一生懸命に部員のサポートをしながら、先輩の様子を見守り、段々とマネージャーの仕事に慣れていった。先輩と話す機会は挨拶程度で、それ以上は発展しなかったが、私達は近くで先輩を見れるだけで幸せだった。

 

 部活の帰り、さっちゃんと歩きながら、先輩のタイプについて話した。

「先輩ってどんな人がタイプなのかなー?」

「やっぱり清楚なお嬢様系じゃない?男ってそうゆうのに弱いよね。」

「お嬢様系か、私無理かも。」

「私今度先輩に聞いてみよっか?さりげなく。」

「うん、聞いてみよう。でもその前に体育祭頑張んないとね。」

「まあね。部活と体育祭は両立しないとね。」


 五


 体育祭当日、私達は練習の成果もあってか、バレーで勝ち進み、準優勝した。合間に先輩の試合を見に行くことができ、先輩を目で追っていると、ボールが頭に直撃してきた。私は恥ずかしさが痛さを上回り、なんともないふりをしたが、涙目になった。

 

 大会後、私達は一緒に帰り、記念にプリクラを撮ることにした。さっちゃんはプリクラの落書きを面白く書くのが上手く、二人ではしゃいだ。

「さっき先輩に会ったんだけどね、やっぱ好きなタイプは聞けなかったよ。いかにもねらってるっぽいじゃん?」

「確かに。」

「でも、代わりに先輩の夢って何ですかって聞いたら、プロのバスケットボール選手なんだって。」

「へぇー。」

「みっちゃん夢ってある?」

「私はまだないなぁ〜お姉ちゃんみたいに大学生になって、就職するとは思うけど。」

「私もまだない、見つかるといいよね。」

 

 そんなこんなで私達はあっという間に一月期が終わり、夏休み前の終礼で担任の先生が

「今日で、一学期も終わりだ。みんな夏休みも勉学に励むように。男女交際でもめたりするなよ。先生そういうめんどくさいのごめんだからな。」先生は体育会系といった感じで熱血漢なのはいいが、いらないことを真っ直ぐすぎていってしまったりする。陰で失言先生と言われていた。

 

 バスケ部は夏休み中、夏季選手権大会があり、他校と練習試合をしょっちゅうしていた。先輩とは顔を合わせるうちに、徐々に親しくなっていった。さっちゃんと私は洗濯や試合の準備に忙しく、合間におしゃべりをしながら過ごした。そんな中、さっちゃんが帰り道で突然、

「私、先輩に告白してみようかな。」と言ってきた。私は驚き、

「え!もう告白するの。」

「うん、だめもとでもう言ってみようと思って。」

「ダメだったら気まずくなったりしない?」

「その時はその時だよ。ダメでも次の日笑って話しかければ元通りだって。」

「すごい勇気だな。私にはとても真似できない。」 

 さっちゃんはその言葉通り次の日、先輩に告白した。

「やっぱダメだったよー悲し〜。他に好きな人いるんだって。」

「大丈夫?」

「うん、今は辛いけど、明日になったらきっと忘れてるはず。」

「うん、さっちゃんなら大丈夫だよ。」

さっちゃんは泣きながら、私に気を遣って笑っていた。


 六


 夏休みも終わり、宿泊研修に行くことになった。私達一年生は校内のセミナーハウスで一泊二日泊まることになっている。私とさっちゃんは常に行動を共にし、クラス公認の親友だ。二人ともバスケのマネージャーで鍛えられているので、食事の準備も掃除も慣れたものだった。

 

 夜の自由時間に携帯のアプリの花札をしながらさっちゃんと語り合った。

「いつかさ、就職して、結婚しても私達の仲は変わらないよね。」

「もちろん。未来永劫変わらないよ。」

「うちらの未来どうなってんのかな〜未来の自分どうしてるか覗いてみたいよね。」

「わかんないから楽しみなんだよ。」

「さっちゃんの旦那さん紹介してね。」

「私の旦那はすっごい優しい人だけど、たぶん尻に敷くね、きっと。あはは。」

「さっちゃんならそうなるかもね。」

「私にドーンとついて来いってね。」

「あり得る〜。」


 宿泊研修も終わり、秋めいてきた頃、バスケ部は秋季選手権大会が始まるため、練習試合に精を出していた。

 そんな最中、私はなぜか先輩に体育館裏に来るように言われた。言われた時間に待っていたら、先輩が走ってきた。

「あっ神津家、待った?」

「いえ、今来たところです。」

「そっか…あのさ、俺の夢を応援してくるってこの前言ってたじゃん?」

「あっはい。」

「それってどういう意味?」

「え?あっ深い意味はないんですけど、頑張って欲しいなと思って。」

「なんだ、俺の深読みだったか。いや、あのさ、俺に気があるんじゃないかと思っちゃったんだけど、気のせいだったんだなと思ってさ。」

「あ…えっと」

 私が黙っていると先輩が話を切り出した。

「俺、神津家のこと好きだから。」

「ごめんなさい。」

 私はそう言って走り去ってしまった。

 

 七


 さっちゃんには昨日のことは言えないと思った。私も先輩のことが好きだけど、先輩と付き合うことになったら、さっちゃんとの関係が崩れてしまう。それは絶対に嫌だった。先輩は遠くで見ているだけでいいのだ。さっちゃんの方が大事。そう思った。

 部活が終わり、私は何事もなかったかのように、さっちゃんと一緒に体育館を後にした。


 次の日、私は昨日のこともあって、知恵熱が出て学校を休んだ。一日寝たら良くなったが、まだ頭がぼーっとしていた。昨日のことが夢みたいだ。

 

 学校に登校すると、さっちゃんは私と目を合わせなかった。もしかしてあのことがさっちゃんの耳に入ってしまったのだろうか。

「さっちゃん、理科室一緒に行こう。」

「あ、ごめん、私ちょっと用事あるから。」

さっちゃんは私のことを避けて、教室から飛び出してしまった。私は先輩とのことをさっちゃんに言わなかったのを悔いた。やっぱりさっちゃんに正直に言えばよかったんだ。

クラスのみんなが私達が離れているのを見て驚いていたが誰も話しかけてくる者はいなかった。さっちゃんと話さない学校は全く楽しくなかった。

 

 私は昨日のことを先輩に謝ろうと思った。勇気を出して告白してくれたのに、逃げるなんて最低だ。

 

 放課後、バスケの練習をしてる先輩のもとまで駆け寄って話しかけた。

「先輩、あの、昨日はすいませんでした。」

「いいよ。俺も突然ごめん。親友はやっぱ裏切れないよな。ま、俺のことなんてなんとも思ってなかっただろうけど。」

「…あ、いえ。」

「二人って本当仲良いよね。」

「さっちゃんには誰よりも幸せになって欲しいです。」

「俺、神津家のそういうとこ好きだったよ。」

 

 私は帰ってお姉ちゃんに今回のことを相談した。お姉ちゃんは

「そりゃ、親友のこともあるから、先輩と付き合うのは気が引けるってのもわかるけどさ、でもあんたは本当にそれでいいの?」

「うん。先輩の告白を受けて、そこまで気持ちは強くなかったってことがわかった。さっちゃんの方がずっとずっと大事だもの。」

「なら、話は簡単だよ。その気持ちさっちゃんに伝えな。きっとわかってくれるよ。」

「うん。」


 八


 さっちゃんに謝りに行こうと思ったら、廊下でクラスの女子とさっちゃんの話している声が聞こえてきた。

「皐月、美智子と喧嘩したんでしょ?」

「…。」

「ねぇ、これからうちらとつるまない?二人だけでいても面白くないっしょ。」

「いい。みっちゃんと私は親友だから。ほっといて。」

 

 私が現れると皐月を誘っていたクラスの女子たちは気まずそうにサッと離れた。

「みっちゃん、ちょっと話せる?」

「うん。」

みっちゃんを廊下まで連れてきて話した。

「あのね、私、先輩から告白されたんだ。」

「うん、噂で聞いてたよ。」

「でも、断った。さっちゃんの方が大切だから。」

「私に気を遣わなくていいよ、後で後悔しても知らないよ。」

「ううん、後悔はしない。さっちゃんと先輩のこと話して騒いでる時が私にとって一番楽しかったの。先輩と付き合えないより、先輩と付き合って、さっちゃんが離れちゃう方がずっと辛いんだ。」

「私もみっちゃんと離れるのは嫌だ。」

「私こんなに最初から気のあった友達はじめて。」

「うん、私も。みっちゃんがいるから学校がすごく楽しい。」

「これからも友達でいてくれる?」

「もちろんだよ。私達親友だもん。」

「ありがとう。」

 こうして私達は仲直りした。私は恋人より親友を選んだ。親友と言ってもさっちゃんは特別だ。さっちゃんが嬉しいと私も嬉しい、さっちゃんが悲しいと私も悲しい。私にとってさっちゃんはかけがえのない存在なんだ。











  

 











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